/日本工業出版(株)/

この講座では、入門編として流量計を選定使用する上で基本的に知っておくべきことを図表、動画などを使ってできるだけ分かりやすく解説していきます。プロセス状態量の中で温度や圧力が静的、スタティックな量であるのに対して、流量は動的、ダイナミックな量であるという大きな違いがあります。また、流体は液体、気体、蒸気のように、それぞれの物理的状態が異なります。従って流量を計測することは一見簡単なように思えますが、実際には流体がさまざまな流れや変動をしていることから、流れに応じて適切な流量計と条件を検討して使用する必要があります。いずれの流量計の場合も、流れを安定させた状態で流量を測ることが、正しい測定方法の基本となります。

本教材では、
(1)流体の流れに関する基本的な原理
(2)流量計の種類と原理、特長、用途、使い分け
(3)流量計の選定方法および設置方法
などを解説します。

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サンプル動画

講演:大木眞一(流量計コンサルタント・元横河電機㈱)
DVD90分+テキスト
※テキストの追加販売(1部3,300円)もいたします。お問合せください。
netsale@nikko-pb.co.jp

※ご注意:windows10以降のPCで再生する場合、再生ソフトが必要な場合がございます。

◆講義目次

1. 流量計測
　　・何のために測るのか?・何を測るのか?
　　・流体の単位ほか　
　　
2. 流体の流れ
　　・流体の種類 ・流れの原理ほか

3. 流量計の種類と原理、特長、用途、使い分け
　　・差圧式 ・容積式 ・タービン式
　　・面積式 ・渦式 ・ピトー管式
　　・電磁式 ・質量ーコリオリ式
　 ・質量ー熱式 ・超音波式　

4. 流量計の選定方法
　　・流量測定の目的・流体の性質
　　・流量計の設置場所ほか

5. 流量計の設置方法
　　・直管長 ・バルブの設置場所
　　・脈動影響の対策 ・保守、点検ほか　

6. 流量計の関連規格、法規
　　・各種流量計のJIS規格
　　・配管および材質規格
　　・防爆規格 ・高圧ガスほか