プラントレイアウトと配管設計

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ISBN978-4-8190-2919-3

プラントレイアウトと配管設計

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機器レイアウト(プロットプラン)や配管レイアウトは、プラント計画において最も重要な要素です。その習得にかかる年月も、広範で多岐にわたる知識と経験に負うところが多いため、少なくとも10年を要すると言われています。本書では、石油化学プラント系と発電プラント系の配管レイアウトを知り尽くした著者たちが、その経験から得たノウハウを詳細に述べています。千差万別のプラントといえども、特定の条件下では共通する部分も多く、模範にできるレイアウトは多くのプラントで参考になります。石油化学、ガス、発電だけでなく、薬品、食料、鉄鋼など、あらゆるプラントにも応用の利く内容となっていますので、すべてのレイアウト設計者の養成期間の短縮に貢献する内容です。

著者:大木秀之・紙透辰男・西野悠司・湯原耕造

B5判 320頁
2017.10.31

◆目 次◆

第1章 配管設計という仕事

1.プラントの配管設計の役割
2.プラント配管設計の主な業務
3.配管設計遂行管理
4.配管材料仕様書と配管材料調達仕様書の作成
5.プロットプラン/配管レイアウト/3Dモデル作成
6.メカニカル(強度解析、熱応力)
7.IT活用(3D CAD管理と配管材料コントロール)
8. プラントの配管設計とは

第2章 P&IDの読み方
1.配管設計とP&ID
2. P&IDは、配管設計の上流情報
3. P&IDの読み方
4. P&ID上に表示される配管レイアウトに関する要求事項
5. 詳細の別図表示
6. P&ID中の注意事項(Note)の表示
7. P&IDの読み方の例
8.配管レイアウトからP&IDへ
9. P&IDの内容を理解するために
10. P&IDのまとめ―配管設計が高精度のP&IDを作る

第3章 石油精製・石油化学・ガス処理プラントのプロットプラン
1.プロットプランの作成
2.プロットプランの基本計画
3.機器の配置 基本的な考え
4.保安距離による制限
5.配管およびケーブル等のルーティング上から考慮する事項
6.建設およびメンテナンス性から考慮する事項
7.運転および操作性から考慮する事項
8.地下埋設物計画
9.道路と舗装計画(Paving)
10.詳細検討
12. 装置の特徴を知る事

第4章 石油精製・石油化学・ガス処理プラントの配管レイアウト
1.配管レイアウト作成
2.配管レイアウトの基本原則
3.配管ルート計画で考慮すべき共通事項
4.部分詳細部の共通事項
5.配管アレンジメント計画
6.安全弁配管
7.計器取付配管
8.機器まわりの配管レイアウト
9.低温サービスの配管設計

第5章 石油精製・石油化学・ガス処理プラントの配管サポート
1.配管サポートは、プラントの重要な要素
2.サポートの基本概念
3.サポートの目的と機能
4.配管形状
5.配管支持間隔(Support Span)
6.径大管のサポート
7. 配管被覆(Insulation)の有無
8.サポート選定の基本的な考え方
9.配管構成(Part)
10.サポート設置位置(LOCATION)
11.各機器廻りの配管サポート
12.配管サポート材質(Material)
13.サポート選定の基本概念
14.配管サポートタイプ(Type)
15.配管サポート部材展開(Part Material)
16.特殊サポート

第6章 火力・原子力発電プラントのプロットプラン
1.配管設計における建屋・機器配置
2.配置計画
3.タービン建屋内配置計画

第7章 火力・原子力発電プラントの配管レイアウト
1.火力・原子力発電プラントの配管レイアウト
2. 配管設計について
3.配管ルート計画
4. タービン系配管ルート計画の基本事項

第8章 火力・原子力発電プラントの配管サポート
1.配管における支持装置
2.配管系支持ポイント
3.サポート設計時の配管荷重の組合せ
4.配管支持装置種類
5.配管支持装置に使用される材料
6.配管支持装置選定・設計時の留意事項

第9章 配管材料基準と配管材料選定
1.配管材料基準の概要
2.バルク材と特殊材
3.配管サービスクラス
4.配管サービスクラスインデックスの作成
5.ブランチテーブル
6.配管材料部品の仕様の決め方
7. 配管材料選定と特殊要求事項
8. 配管材料技術の重要性

第10章 配管耐圧部の強度設計
1.配管の耐圧コンポーネント
2.内圧による力の発生する箇所と大きさ
3.面積補償法という耐圧強度評価
4.基準、codeによる管の必要厚さの式
5.球、ベンド、レジューサの強度評価
6.内圧を負担する壁の一部がない管継手
7.スケジュール番号は管の耐圧クラス
8.バルブ、フランジのP-Tレイティング

第11章 配管フレキシビリティと熱膨張応力
1. 配管設計における配管フレキシビリティ
2. 配管設計コード制定の背景
3. 配管系の特徴
4.強度理論
5.配管系に作用する荷重
6. 配管系応力解析
7.サポート設置位置の決定方法
8.フレキシビリティ係数と応力係数
9.発生応力と応力評価
10.配管支持装置

索引

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