社会に貢献する中・小形ガスタービン発電装置 改訂版

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社会に貢献する中・小形ガスタービン発電装置 改訂版

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2,530 円(税込)
ガスタービンは天然ガスや石油など多種の燃料で回転運動する軽量・小形で大出力を発生する内燃機関であり、航空用原動機や護衛艦の主機関、発電用として、全世界で採用されている。また、ガスタービンは起動の信頼性が非常に優れ、且つ耐震性が特に高く、東日本大震災で大いに活躍したように(99.9%が稼働)、非常用発電装置の駆動源として最適である。
 すでに、コージェネレーションおよび雷などによる瞬時電圧低下対策用などとして多く採用されて、経済的に貢献して大いに顧客に喜ばれている。川崎重工では、中・小形ガスタービンを既に10,000台以上生産しており、更に遠隔監視システムも充実しており、十分常用として安定した地域分散型電源の役割を果たすことが出来る。 導入された事業者ばかりでなく、一般市民にも大きなメリットを与えることが出来る。
本著は電力自由化の環境下で電力の安定供給ならびにCO2 削減のための新たな発電装置の導入を検討されている方の必携の書であるとともに、この分野の状況を理解するための優れた解説書でもある。
今回、改訂を行い、国のエネルギー政策、補助金を最新情報に更新。参考資料も充実させた。

社会に貢献する中・小形ガスタービン発電装置
―地震対策から新たな電力の自由化に向けて―


大槻幸雄(元・川崎重工業) 乃村春雄(川重冷熱工業)
井上俊彦・中安稔・西谷理(川崎重工業) 共著

A5判 140頁
2012.10.31

■目次

第1 章 ガスタービン
1.1 ガスタービンの原理
1.2 ガスタービンと往復機関との相違
1.3 ガスタービンの種類
1.4 ガスタービンの特徴
1.5 ガスタービンの特性
1.6 ガスタービン発電機の特徴
第2 章 非常用ガスタービン発電設備
2.1 非常用発電設備とは
2.2 非常用発電設備を必要とされる顧客
2.3 地震に対して
2.4 ガスタービン移動電源車
第3 章 コージェネレーション
3.1 コージェネレーションとは
3.2 エネルギー政策におけるコージェネレーションの位置づけ
3.3 ガスタービンコージェネレーションの特徴
3.4 ガスエンジン・ディーゼルエンジンコージェネレーションとの比較
3.5 コージェネレーションの原動機の選定
3.6 コージェネレーションのシステム設計上の留意点
3.7 ガスタービンコージェネレーションの普及状況
3.8 ガスタービンコージェネレーションの導入効果
3.9 ガスタービンコージェネレーションの導入事例
3.10 スマートエネルギーネットワークなどとコージェネレーションの位置づけ
3.11 ガスタービンコージェネレーションのシステムバリエーション
3.12 排熱利用法とシステム構成例
3.13 排熱利用機器の役割
3.14 燃料多様化への対応
3.15 メンテナンス
3.16 ガスタービンコージェネレーション普及の施策と期待
3.17 補助金制度の概要
3.18 エネルギー国際協力としてのガスタービンコージェネレーションの役割
3.19 東日本大震災後のエネルギー政策
第4 章 遠隔監視システム
4.1 遠隔監視システム
4.2 カワサキテクノネットの概要
第5 章 瞬時電圧低下対策用ガスタービン発電設備
5.1 瞬時電圧低下対策用ガスタービン発電設備
5.2 ガスタービン発電設備の瞬時電圧低下対策
5.3 系統解列システムの具体例
5.4 瞬時電圧低下対策用ガスタービン発電設備の事例紹介 
第6 章 非常用兼用ガスタービンコージェネレーション
6.1 非常用兼用ガスタービンコージェネレーションシステム
6.2 防災時のデュアルフューエルシステムによるバックアップ
6.3 BCP としてのコージェネレーションの役割
第7 章 ガスタービンコージェネレーションによる節電・ピークカット効果について
7.1 コージェネレーションシステムの節電・ピークカット効果
7.2 排熱の利用による節電・ピークカット対策事例
第8 章 機械駆動用ガスタービン
8.1 ポンプ駆動用ガスタービン
8.2 ポンプ駆動用ガスタービンの特徴
第9 章 自衛隊向けガスタービン発電装置
9.1 ガスタービン発電装置の自衛隊での採用
9.2 陸上自衛隊
9.3 海上自衛隊
9.4 航空自衛隊
あとがき
参考資料
主要参考文献
索引

■推薦文■

本著は電力自由化の環境下で電力の安定供給ならびにCO2 削減のための新たな発電装置の導入を検討されている方の必携の書であるとともに、この分野の状況を理解するための優れた解説書ともなっている。ガスタービンの作動原理から始まりその長所ばかりでなく短所についても述べられており、多くの脚注や引用を使ってきわめてわかりやすく解説されているので技術畑以外の方にも読みやすく、かつより詳細な情報も引用文献から得られるよう配慮されている。この分野を開拓された大槻氏を中心とした著者グループの豊富な経験に基づく多くの実例を用いて順序良くわかりやすく解説されているため読み返しの必要がなく、スムーズに発電設備の全体像を把握できる。設備の計画ばかりでなくその運転・保守から廃熱利用、瞬停対策、補助金まで、設備の導入に必要とされる情報が網羅されている。本著をきっかけとしてガスタービン発電装置の導入が進みより信頼性の高い電力ネットワークが実現されれば、導入された事業者ばかりでなく一般市民に対するメリットも大きく、社会に対し大きな貢献をなすものである。

辻本良信(大阪大学教授・元ターボ機械協会会長)

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