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■特集:都市物流の再構築:ラストマイル革新
○異なる事業ポートフォリオで差別化する上位企業
/Sachie Hirayama Retail Strategies 平山幸江
米国ラストマイル配送市場の上位を占めるドアダッシュ、ウーバーイーツと宅配を含むネットスーパープラットフォームのインスタカートの経営戦略を分析し、米国の最新ラストマイル革新を考察する。
○ラストマイル配送と都市型物流の未来
/JPトナミグループ(株) 田中敦
EC市場の拡大に伴い、ラストマイル配送の効率化と都市型物流の構築が重要な課題となっている。本稿では日本郵便(JP) を事例としてその取組を考察し、持続可能な物流の実現には都市型物流とラストマイル配送の一体的な高度化、さらにはDXの推進が不可欠であることを示した。
○都市ラストマイルを支える配送管理システム
/(株)ナビタイムジャパン 内門智弥
都市ラストマイルの配送では、複雑な道路事情や納品先毎の暗黙知が、配送の非効率や遅延・誤配を生んでいる。自動配車やナビゲーションをはじめとする配送管理システムを導入することで、未経験ドライバーでも高い配送効率と配送品質を両立することができる。
○テクニカルロジスティクスによる社会課題の解決
/三井倉庫ロジスティクス(株) 景山美和子
高度なスキルを要するテクニカル領域は、より担い手不足が深刻さを見せている。技術価値が適正に評価され、高収益化を生む構造を目指し、仕事の集約と安定確保を図る持続可能なテクニカルロジスティクスプラットフォームの構築について紹介する。
○配送最適化を超えて―都市物流をどう再設計するか
/マンハッタン・アソシエイツ(株) 髙谷直秀
ECや即日配送の拡大で、都市のラストマイルは複雑さを増している。本稿では、配車だけでなく、在庫・倉庫・配送・顧客対応を一つにつなぎ、効率とサービス品質を高める新しい物流の考え方を、欧米の事例とマンハッタンのUnified実行基盤から紹介する。
■Auto-ID SOLUTION
○バッテリーレス電子ペーパーデバイスによる物流DXの推進
/(株)アイオイ・システム 近喰弘忠
大量の荷物が流れる物流拠点において、従来の紙ラベル運用は廃棄物や貼り替え工数が課題であった。本稿では、NFC給電による完全バッテリーレスの3.7インチ電子ペーパー「ST1037L」と、コンペアを止めずに画面更新を行う「流し書き」技術を組み合わせた最新の物流DX手法を解説する。
○部品を探すムダをなくせるか
/(株)タカゾノ 生島弘一
当社の調剤薬局向けピッキング支援装置 「TAΚΑZOΝO D-Shelf」は移動レスや取り間違い防止で成果を上げてきた。「必要なものを、必要な分だけ、探さずに取り出す」というしくみの本質に着目し、自社工場で小部品ビッキングへの実証利用を開始している。
■特別レポート
○SM物流研究会の取り組みについて
/(一社)日本スーパーマーケット協会 加藤貴文
「物流2024年問題」をきっかけして、2023年3月に食品スーパーの有志企業 (4社)が物流研究会を設立した。現在は24社(参加企業の合計売上高 約6.5兆円)までに拡大し、物流分野を各企業間の「競争領域」ではなく「協力領域」と捉えて活動している。
○物流博物館は何をめざすか
/物流博物館 玉井幹司
日本で唯一の「物流」専門の博物館、物流博物館はどのような経緯で誕生したのか。かつて「通運」と呼ばれた事業の歴史的遺産を継承しつつ、「物流」「ロジスティクス」とその歴史への興味関心を促し、深い探求へと導く奥行きを持つ博物館について紹介する。
○超・人手不足時代の物流人材育成論:
エンゲージメント向上と「叱るな・ほめるな・教えるな」
/エルテックラボ 菊田一郎
本稿の第1章「エンゲージメント向上の重点施策」では、「働く人の環境保全」「物流現場ホワイト化」 「ハラスメント排除」「パーパス、ビジョン」について、第2章 「「叱らず・ほめず・教えない」「逆転のアドラー説とその超克」では、「叱るな」「ほめるな」「教えるな」「アドラーを越えるリーダー育成本質論」につて、それぞれ解説する。
○外国人材が拓く物流の未来 育成・定着で人手不足に挑む
/(株)ニホント 脇田遼
物流業界の人手不足は構造的な段階に入っている。外国人材の活用は有力な選択肢だが、制度理解や教育体制を欠いた採用は定着せず、かえってコスト増を招く。国選定、免許取得、教育、定着支援までを一貫して設計する視点の重要性を論じる。
○AIの激流が物流をのみ込む前に
/(株)リンクス 小橋重信
小売流通はチェーンストア、SCM、デジタル化を経て、AIによる意思決定革命へ進みつつある。物流は後追い型から、在庫・データを武器に荷主と未来を共創する戦略機能へ変わる必要がある。
○ドライバーの安全を守る“セイフティレコーダ”
/(株)データ・テック 河内泰彦・堀越将矢
当社は世界初のドライブレコーダーを開発した会社として紹介される。創業から一貫して、「事故の無い社会、地球環境を守る社会」を目指し技術開発に取り組んできた。現在、運送事業者を中心に利用されているデジタルタコグラフ セイフティレコーダは、「運転診断技術」を中心にさらに機能を強化する。また、走行車両から得られるデータを利活用することで、顧客と一体となって事故ゼロの実現および社会課題の解決に取り組む。
○進化した物流ソリューションが変える物流の未来
/(株)Packing Labo 井沼洋
Realpackingは、物流工程を映像で記録・管理することでクレーム対応を迅速化し、業務効率化と顧客満足度向上を実現する物流ソリューションである。物流の透明化により企業への信頼向上やブランド価値向上にも貢献する。
■連載
○IT機器の支援で利用者に笑顔を 第65回
ETA・AALの普及を目指して
65
/(一社)ETA・AAL推進協議会 寄本義一
○NFCで始める実践RFID 第165回
あけぼの百貨店、再生の灯②
/(株)ハヤト・インフォメーション 大坂泰弘
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