プラスチックス 2026年10月号

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S2610

プラスチックス 2026年10月号

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2,500~16,500 円(税込)
■特集:プラスチック評価技術ガイド: 検査から分析まで
プラスチック評価技術は、検査・測定・試験・分析を組み合わせ、材料の品質・安全性・耐久性を総合的に判断するものです。本特集ではプラスチック評価のトレンドを紹介していただきました。

○非破壊検査×AIで変わる樹脂の品質管理
/パナソニックホールディングス(株) 宇津木覚
再生樹脂の利用拡大には、材料の劣化状態を客観的に把握することが重要である。本稿では、近赤外光を中心とした分光計測と寿命予測を組み合わせ、樹脂の残存性能を非破壊で推定する考え方を整理した。さらに、黒色樹脂の光学評価課題を整理し、今後の展望を示した。

○樹脂劣化兆候の検出技術
/(株)KRI 本間秀和・岡田佐緒里・伊東寛
インフラ用のプラスチック配管、特に水道やガスのポリエチレン管は交換時期把握のため事前の劣化検知は今後重要である。本稿では床暖房などの温水用ポリエチレン配管について酸化劣化加速試験を行い、酸化劣化が開始される前後で雰囲気ガスと試験水で分析し、検出される微量成分から劣化予兆の可能性を検討した結果を述べる。

○前処理による耐候性評価の効率化
/(株)島津製作所 長谷川雪憲
大量に廃棄されるコーヒー粕に注目し、コーヒー粕に含まれるホロセルロースを原料として、収率約50%でホロセルロースナノファイバーを製造した。本材料は高い分散性や乳化安定性を示し、食品廃棄物の高付加価値化と資源循環への貢献が期待される。

○現場で使うプラスチック材質判別
/(株)山本製作所 村川嵐惟・正成隼人
当社は近赤外線 (NIR)を用いて、対象を壊さずに材質を見分けられるハンディ型の判別装置「ぷらしる」を開発した。本稿では、その特徴と判別の考え方、そして検査用途を中心とした適用事例と効果を紹介する。

○黒色プラ対応熱可塑性プラスチック識別と難燃剤・添加剤検出の両立
/フジトク(株) 山本崇幸
mIRoSpark2・0は、特許取得済み黒色プラスチック選別と同時に難燃剤や添加剤の含有量を検出できる機能を搭載した分析機である。赤外分光部も兼ね備え、1台で透明~黒色まで対応できる。自動車や家電及び再生プラスチックに使用されているプラスチック選別に有効である。

○微粒子エロージョン技術による材料機械的特性の計測
/(株)パルメソ 松原亨
樹脂材料表面の分析レベルの機械的特性が取得可能になった。特徴は表面から深さ方向に連続した強さ分布の取得ができ、材料の2面性強さ(耐摩耗系と耐衝撃系)も可視化できる。薄膜やフィルム又は表面処理及び老化の分析に使え、設計や製造や品質保証の課題解決に役立つ。

○CPL測定装置の基礎と固体試料測定の可能性
/日本分光(株) 近藤吉朗・鈴木仁子
近年、省エネルギー型3Dディスプレイ、セキュリティータグ、各種センサー、バイオイメージングなどの分野において、円偏光を利用する技術への関心が高まっている。これに伴い、円偏光発光 (CPL) の特性評価技術の重要性も増している。本稿では、CPL測定装置の概要と測定例を紹介する。

○一瞬の熱で読み解くプラスチック
/(株)バイオクロマト 島田治男・山下藍・西口隆夫
ピンポイントフラッシュヒーターは、再生プラスチックや各樹脂に含まれる添加剤および樹脂主鎖由来成分の分析に有用である。試料表面を瞬間加熱し、前処理なしで素早く質量分析することで、添加剤組成の比較や材料品質の判別、ロット間差の把握に活用できる。

○ポリマー特化型超小型全自動引張試験機の特徴
/レオ・ラボ(株) 箕島亘
当社が新たに取り扱うこととなったラボズキューブド社のポリマーとゴム向け超小型全自動引張試験機「Cubeone/CubeTen」 について紹介する。当該装置の設計開発思想を含む技術的内容について述べる。

○β線を用いたフィルムの厚さ測定
/ナノグレイ(株) 宮下拓
当社のフィルム用β線厚さ計「SB-1100」は、高感度のシンチレータと光電子増倍管を用いた検出器を採用し、従来より弱い線源でも、測定性能を大きく損なわず、安全性及び検出性能を高めている。本稿ではその概要を紹介する。


■一般記事
○<展示会レポート>人とくるまのテクノロジー展2026
/(株)Tech-T 高原忠良

○<解説>機能性塗料と塗装代替製品の国内市場を調査
/(株)富士キメラ総研

○<解説>カーボンニュートラル基礎化学品市場を調査
/(株)富士経済


■連載
○スタートアップが拓くプラスチックの未来 第6回
/(株)カミーノ 深澤幸一郎

○プラスチックと賢く生きる<プラスチック・スマートにみる取組事例 > 第14回
/三信化工(株) 村川勝哉

○SPE日本支部の連載講座 現場で活きるプラスチック技術 第10回
/大阪ガスケミカル(株) 神崎智至・長谷川智也・大内祐輝・片倉陽加・石田彩乃

○成形材料の分子切断速度論 第8回
/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ 安永茂樹

○何でも聞いちゃお! プラスチック金型 第24回
/YNP Mold 山口純

○我々は宇宙の子 第23回
/青野哲士

○バイオ由来プラスチックとサーキュラーエコノミー:
グローバル素材革命の現状 第12回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲

○繊維強化プラスチック短信 第52回
/FRP Consultant(株) 吉田州一郎


■プラ工連便り


■ISO/IEC/JIS Plastics 事務局便り

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