住まいとでんき 2026年9月号

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住まいとでんき 2026年9月号

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■特集:「学ぶ」「働く」をデザインする家・マンション
○住民との対話を通じた団地共用部改修による地域活性化
MUJI×UR 団地まるごとリノベーション
/都市再生機構 竹村隆一
URはMUJI HOUSEと連携し、「こわしすぎず、つくりすぎない」をコンセプトにした団地リノベーションプロジェクトを2012年より始動。住戸内だけでなく、屋外・共用部まで連携範囲を拡大したMUJI×UR団地まるごとリノベーションの取組みについて紹介する。

○街とつながるシェアスペースで職住融合を実現
地域工務店が提案する「住み開き」と、性能の先にある豊かな暮らし
/西紋建匠 西恭利
高性能住宅が求められる時代だからこそ、地域工務店には「性能の先にある豊かな暮らし」を提案する役割がある。築50年の木造住宅を再生した地域拠点「ゆっくりばこ」の実践を通して、「住む」「働く」「地域をつなぐ」新たな住まいのあり方を紹介する。

○働くと暮らすを“シームレスにつなげる”複合開発
シェアオフィス「NOW/HERE」と賃貸レジデンス「ルフォンプログレ」を同じ建物内で展開
/サンケイビル
サンケイビルは、シェアオフィスブランド「NOW/HERE」と賃貸レジデンスブランド「LEFOND PROGRÈS」を同一建物内に配置し、働く場所と暮らす場所を“シームレスにつなげる”複合開発物件を展開している。2026年3月に竣工した横浜関内と北新宿のプロジェクトについて概要を紹介する。

○子どもの自立を促す環境
モンテッソーリ教育の保育施設「子どもの家」
/才能開発教育研究財団 日本モンテッソーリ教育綜合研究所 櫻井美砂
子どもは、自己教育力を内在する。この力を存分に発揮させ、自立へと導くには、子どもの興味や発達段階に見合った環境が不可欠である。環境づくりは、大人の最も重要な役割とされる。モンテッソーリ教育における環境づくりのポイントについて、具体的に紹介する。

○家は、子どもが自分で育つ場所へ
モンテッソーリ家具MINORINOの提案
/NEM 志村千奈都
コロナ禍を契機に、家は子どもが学び育つ環境へと変わった。本稿はモンテッソーリ教育の「準備された環境」を手がかりに、子どもが自分で見て選び戻せる収納のあり方を考える。リビングに置き続けられる知育家具ブランド「MINORINO」を例に、子どもの自立と大人の暮らしを両立させる住環境を提案する。


■TOPICS
○太陽光で発電した電気の自家消費を「AI任せ」にしたら、電気代はどうなる?
太陽光発電の自家消費を最大化するエコキュート×AI最適制御「グリッドシェアサービス」の紹介
/ダイキン工業 森山楓
太陽光でつくった電気の約七割は使い切れずに売電されている。この課題を解消するためAIがエコキュートや蓄電池を家庭ごとに最適制御する「グリッドシェアサービス」が始まった。電気代削減と脱炭素を両立するその仕組みと経済効果を紹介。

○ウルトラファインバブルとマイクロバブルの2つの微細な泡の力で、くらしの清潔と上質な入浴を実現
パナソニック家庭用自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機「JP・JX・J・Eシリーズ」
/パナソニック HVAC & CC 松岡孝・内谷和雄
新製品では省エネ性能の向上はもちろんであるが、「ウルトラファインバブル」「マイクロバブル」と2つの微細な泡の力で「浴室の清潔性」とともに給湯機本来の機能である「快適性」にもこだわった商品を実現した。

○和室は減少の一途、畳は“部屋”から“機能”へ
住まい方の変化から見る畳空間の現在地
/住環境研究所 佐藤しのぶ
約6.7万棟の住宅データ分析から、和室は減少する一方、畳コーナーは若年層を中心に増加していることが分かった。和室の減少は必ずしも畳離れを意味するものではなく、住まい方の変化を背景とした畳空間の役割の変化について考察する。

○戸建住宅防犯意識調査
開口部強化と無施錠対策の重要性
/日本サッシ協会 山本英司
戸建住宅の防犯意識調査から、購入時の対策不足や短時間外出時の無施錠実態が浮き彫りとなった。侵入犯罪を防ぐには、日々の施錠徹底と「CPマーク」製品を用いた開口部の防犯リフォームが極めて有効だ。


■事例紹介
○太陽光と電化で、長く快適に暮らせる住まいへ
地域密着で「住む人」を起点に考える家づくり
/Machida
注文住宅や分譲住宅、賃貸マンションなど幅広い住まいづくりを手掛けるMachida。高い住宅性能と自然素材を使った住まいづくりを特徴として、太陽光発電、蓄電池、EV充電用コンセントなどの設置にも取り組み、長く快適に暮らせる住まいを提案している。


■連載
○常識?非常識?学びのなんでも研究室 第137回 生成AIとお友達になろう!
(ハルシネーションを防ごう!)
/わらっく 室龍二
今回のテーマは、生成AIが事実と異なる情報を真実であるかのように出力する現象「ハルシネーション」。生成AIを活用するにあたり最も重要なポイントの一つです。生成AIのハルシネーションを防ぐ具体的な3つの手順を紹介します。

○社会包摂とデザイン 第68回 裸婦像とヌードデッサン
/九州大学 尾方義人
駅前、公園などの公共空間で見かける裸婦像について考えます。裸婦像は過去の美術作品であると同時に、私たちの身体観を記録した装置として見ることもできます。こうした情報を整理すれば、街の彫刻を「身体表象の地図」として読み解くことができるかもしれません。

○介護が理由で仕事を「辞めない」「辞めさせない」! 第16回 ここで再確認!
「介護」に対する意識変えについて
/バリオン 金沢善智
親の介護はあなた1人だけで抱え込まず、プロの力を借りることが大切です。介護休業は、長期戦を見据え、仕事と介護の両立のための体制づくりに使います。あなたは「心に寄り添う」と言う役割に集中することができるようになり、このことこそが「親孝行」なのです。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 第236回
境目のない時間
/藤原千秋
子育てをしていることで「初めて分かった」ことは数多いが、子どもが子どもではない年齢に至って初めて分かりかけていることも多い。社会人になった子から毎月生活費を受け取りながら感じるものごとから、暮らしと住まいを振り返る小文。

○郊外住宅団地便り 第2回 こま武蔵台団地の魅力
/つなぐ暮らしの設計室 石塚禎幸
こま武蔵台団地は、豊かな自然環境と優れた道路・公園・施設配置などの住宅地計画が魅力で、約50年を経た今も住みやすさを維持している。郊外住宅団地の再生には課題だけでなく、その土地ならではの魅力を見つめ、「好き」という思いを原動力に生かすことが重要であると考えています。
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