プラスチックス 2026年9月号

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S2609

プラスチックス 2026年9月号

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2,500 円(税込)
■特集:添加剤・フィラー・マスターバッチ2026
プラスチックの性能を左右する添加剤、フィラー、マスターバッチを総合的に紹介します。最新の技術動向と活用事例をわかりやすく解説し、材料選定のヒントを提供できれば幸いです。

○生分解性粉末状油脂の特徴と事例
/日清オイリオグループ㈱ 前嶋毅
当社の植物油をベースとした加工技術を活かした特異な機能を有する粉末状油脂「コナファット」はバイオマス度100%の生分解性素材である。本稿では、オレフィン系樹脂への配合効果として撥水性、インク定着性、水蒸気バリア性の向上を中心に紹介する。

○ホタテ貝殻バイオマスフィラーの現状と今後
/㈱日研化学研究所 寺島功茂
バイオマスフィラーとなり得る素材はそれぞれに一長一短がある。当社の実感として結論的に言えば、ホタテ貝殻がプラスチックへのバイオマスフィラーとしての総合点が一番高いと考えている。本稿では、ホタテ貝殻バイオマスフィラーについて紹介する。

○樹脂の熱伝導率向上に資する複合フィラーの開発
/長野県工業技術総合センター 村野耕平
筆者はフィラーの諸特性向上を目的に、種々のセラミックフィラーを窒化ホウ素で被覆したコア-シェル型複合フィラーを開発している。本稿では開発事例を紹介する。

○コーヒー粕由来ホロセルロースナノファイバーの特徴と事例
/横浜国立大学 川村出・金井典子
大量に廃棄されるコーヒー粕に注目し、コーヒー粕に含まれるホロセルロースを原料として、収率約50%でホロセルロースナノファイバーを製造した。本材料は高い分散性や乳化安定性を示し、食品廃棄物の高付加価値化と資源循環への貢献が期待される。

○高性能透明化剤の特徴と事例
/㈱ADEKA 宮園圭大郎
われわれは最も透明度の高いポリプロピレン(PP)用透明化剤としてアデカトランスパレックスをリリースし、2025年にギネス世界記録TMに認定された。本稿では核剤・透明化剤の種類と作用機構、アデカトランスパレックスが実現する高透明PPの特性、それを用いた新しいPP部材開発の可能性について紹介する。

○生分解性球状セルロースの特徴と事例
/レンゴー㈱ 杉山公寿
ビスコパールは木材パルプを化学的に完全に溶解してセルロース溶液とし、ビーズ状に再生したもので幅広い粒径と多孔質の構造を持った製品ラインナップを有している。本稿ではその特徴を紹介する。

○樹脂複合用ソフトフェライト粉の特徴と事例
/戸田工業㈱ 野村吏志
本稿では、樹脂複合用ソフトフェライト粉の製造方法と特性について述べるとともに、当社製品FEROTOPの特性および樹脂複合材料への適用事例を紹介する。粒径設計や形状制御による高充填化と高周波特性の両立についても議論する。

○低表面張力を示す炭化水素系界面活性剤の特徴と適用
/三洋化成工業㈱ 橋本直也
本稿では表面張力とぬれ性の関係及び界面活性剤の構造と表面張力の関係について言及した上で、当社が開発した炭化水素系でありながらシリコーン系並みの表面張力低下能を有するアニオン性界面活性剤「パーマリンOR-30」について紹介する。

○液状機能剤/熱可塑性樹脂マスターバッチの特長と事例
/大和紡績㈱ 丹藤彰宏
マジカルアシストは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂に機能剤を練り込んだもので、衛生材料や家庭用雑貨、生活雑貨などへの展開が想定され、抗菌、消臭等の機能製品への活用が進められている。本稿では活用の方向性を紹介する。

○バイオマスフィラー/リサイクル材向けの分散相容化剤の特徴と事例
/三菱ケミカル㈱ 高嶋優・佐伯裕美子
バイオマス複合材の実用化においてフィラーの分散不良は大きな技術的課題である。これを解決し、バイオマス複合材の本格普及を支援するのが接着性樹脂「ModicTM」である。本稿では、ModicTMやの分散相容化剤としての特徴と、バイオマスフィラー分野での活用事例を中心に紹介する。

○マスターバッチ使用時における色ムラ改善技術
/フィーサ㈱ 安藤陽介
本稿では、マスターバッチ使用時の色ムラ改善を目的として開発したプラムチップノズルについて紹介する。他社製ミキシングノズルとの比較を通じて、混練性能、圧力損失、色換え性およびメンテナンス性を評価し、その特長と有効性について紹介する。


■一般記事
○〈解説〉自動車・電気電子用途などコンパウンド市場を調査
/㈱富士経済


■連載
○SPE日本支部の連載講座 現場で活きるプラスチック技術 第9回
/積水化成品工業㈱ 吉田賢一

○スタートアップが拓くプラスチックの未来 第5回
/㈱Enzyme Labo 濵松一弘

○バイオ由来プラスチックとサーキュラーエコノミー:グローバル素材革命の現状 第11回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲

○繊維強化プラスチック短信 第51回
/FRP Consultant㈱ 吉田州一郎

○成形材料の分子切断速度論 第7回
/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ 安永茂樹

○何でも聞いちゃお!プラスチック金型 第23回
/YNP Mold 山口純

○我々は宇宙の子 第22回
/青野哲士

○復活せよ!ニッポン製造業の底力 第13回
/㈱H&A designers 鈴木英夫


■プラ工連便り


■ISO/IEC/JIS Plastics 事務局便り
Grinding Technology Japan 2027 先進パワー半導体ウエハ加工技術展2027
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