住まいとでんき 2026年8月号

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住まいとでんき 2026年8月号

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■特集:住宅における電気設備の変遷
○公団住宅~UR賃貸住宅における電気設備の変遷
日本住宅公団設立~UR都市機構に至るまでの時代背景と住宅電気設備の変化
/都市再生機構 内山涼太
日本住宅公団(現都市再生機構)は終戦後の都市化に伴う住宅不足解消のため、昭和30年代から今日に至るまで社会需要に合わせた住宅供給に取り組んできている。時代背景の変化とともに日本住宅公団設立~現在のUR都市機構に至るまでの電気設備の変遷について記載した。

○分電盤の変遷
アンペア数の増加と分電盤の安全性向上
/日本配線システム工業会 篠田尚規
住宅における電力需要の増加に伴う契約アンペア数の拡大と分電盤の進化について、火災防止や安全機能、最新のエネルギー管理・防災技術の観点から整理した。

○訪問報知・インターホン設備の変遷
音声通話からIoT連携、社会課題の解決に寄与する最新システムへ
/アイホン 石川芳徳
インターホンは音声通話から、防犯性の高いカラーテレビドアホン、IoT連携タイプへと進化。集合住宅用ではデジタル化や省線化に加え、物流の2024年問題の解決ため、住戸前への置き配を可能にするオートロック解錠システムなど、社会課題を解決する役割も担っている。

○配線器具の歴史と変遷
住まいを形づくる人と電気の接点
/神保電器 伊藤純一
戦後の住宅事情と生活様式の変化に伴い、配線器具は施工性・機能・デザイン性を高めながら発展を遂げてきた。連用形からワイド形へ、住空間の価値向上と利便性向上を目指す製品へと時代と共に進化しており、その軌跡を概観する。

○住宅における照明の変遷
器具の光源進化と提案手法・制御の変化
/パナソニック エレクトリックワークス 墨貞宏・阿部壮一郎
住宅照明は白熱灯からLEDへ進化し、省エネと演出性が向上。設計は均一照明から多灯分散・適所適光へ変化し、明るさ感や快適性を重視。制御技術や景観照明も発展し、生活シーンに応じた柔軟な光環境が実現している。

○住宅における自動火災報知設備の変遷
/能美防災 阿部弘太郎・草木洋一郎・片岡洋子
共同住宅の防災設備は、特例による基準化から省令による全国統一基準へ整理され、一定の建築構造を条件に共同住宅用の防災設備が体系化された。住宅用火災警報器は設置義務化の経緯をたどり、機能進化により安全性が向上し、自動火災報知設備は視認性能や維持管理性能含め、利便性は更に向上している。

○電気のある暮らし
公団住宅の電気設備の変遷
/都市再生機構 栁瀬敦・吉田将大
UR賃貸住宅の電気設備は時代の変遷とともに変化するライフスタイルに合わせてアップデートしてきた。本稿では現在の電気設備の導入事例についてUR賃貸住宅の直近の建替事業を事例に紹介する。


■TOPICS
○住まいの暮らしやすさに関する調査2025
同じ家事でも、男女による意識の違いが明らかに
/パナソニック ホームズ
パナソニック ホームズ「くらし研究室」は、家事に対する意識の実態を把握することを目的とした『住まいの暮らしやすさに関する調査2025』を実施した。調査結果のサマリーや、調査から見えた暮らしやすい住まいづくりのヒントなどを紹介する。

○ZEH改修住戸の快適性を科学的に検証。築20年の賃貸マンションで実証実験を実施
ZEH住宅の普及、理解促進に向けた産学連携プロジェクト
/東京建物・YKK AP・慶應義塾大学
東京建物、YKK AP、慶應義塾大学は、ZEH基準への改修が住む人の快適性に与える影響を検証することを目的とした実証実験を実施。本実証では、ZEH改修が室内環境の改善を通して居室滞在者の快適性や生産性、健康性に与える影響を客観データによって検証していく。


■事例紹介
○住まい手の人生を支える家づくり
誠実に一歩一歩、地域に貢献する存在へ
/大上住宅不動産
京都南部エリアで地域密着型の住まいづくりを展開する大上住宅不動産。高性能住宅や高断熱リフォーム、太陽光発電、蓄電池の普及に取り組む同社の住まいづくりには、ただ家を売るだけではなく、住まい手の暮らしや人生に伴走するという姿勢が貫かれている。


■連載
○常識?非常識?学びのなんでも研究室 第136回 
生成AIとお友達になろう!(Google NotebookLM②)
/わらっく 室龍二
今回は、NotebookLMの実力を引き出すための重要なポイントである、読み込ませる情報源「ソース」について解説します。ビジネスの現場で「どんなデータをどう読み込ませれば一番効率が良いのか」、そのコツをわかりやすくお伝えします。

○社会包摂とデザイン 第67回
ギフテッド
/九州大学 尾方義人
文部科学省は、特異な才能を持つ児童・生徒が在籍校に所属したまま、高校や大学の授業を受講できる制度を、2030年度から導入される次期学習指導要領に盛り込む方向で検討を進めています。このギフテッド教育を、社会包摂という視点から考えると、違った姿が見えてきます。

○介護が理由で仕事を「辞めない」「辞めさせない」! 第15回 
仕事と介護の両立のための究極の武器
/バリオン 金沢善智
訪問看護は、看護師が自宅で健康管理や医療処置を行い、在宅介護を支えるサービスです。訪問介護と異なり医療的観察をし、必要であれば、病院とのやり取りをするなど、利用者の体調悪化の早期発見や医師と連携することで入院予防にも役立ちます。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 第235回 
よく噛めよ、食べものを
/藤原千秋
家事を手放しつつある子育て生活終盤に入っている筆者。高校生になった末娘のお弁当作りもほぼ家人や子どもたち本人での仕事になっているが、そもそも昨今のコンビニおにぎりや学食の費用高騰が著しいことと、個々のアレルギー対応の複雑さも大きな要因だ。「食べる」という暮らしの基本を省みる小文。

○ソトでもウチでも好奇心~わくわく教授のあれこれ 第25回 
お米とフォー
/静岡県立大学 内海佐和子
今やベトナムは、日本の年間生産量を上回る量のお米を1年間に輸出する米大国。そのお米を使って作られる食材の代表格といえばフォー。そこで今回は、ベトナムのお米とフォーに関する諸々と経済行為によってベトナムの伝統的な食文化が壊れていく話です。
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