建設機械 2026年6月号

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建設機械 2026年6月号

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■特集:ダム建設関連機械・施工②
○千五沢ダム再開発事業について
/福島県県中建設事務所 吉田秀一
農業用水需要が減少した既設ダムに治水機能を付加する再開発事業を実施した。本稿では、技術的制約への対応として採用したラビリンス型洪水吐きの概要と、4D-CIMを活用した工程管理、施工について紹介する。

○同軸嵩上げダムの再開発技術
/鹿島建設㈱ 渡部貴裕
同軸嵩上げダムの工事では、新設ダムとは異なる技術的課題が多い。新桂沢ダム工事では、既設ダムも運用中のため、打設設備等を効率化した。プラムライン設備を新設するための高精度な鉛直ボーリングも実施した。

○ダム施工におけるDX/RXの取り組み
/前田建設工業㈱ 白石幸基・秋田剛
当社では、ダム工事の生産性向上を目的として、DX/RXを活用した技術開発に取り組んでいる。本稿では、①ダム統合管理システム、②バイバック締固め判定の高度化、③グリーンカットの自動化について紹介する。

○グリーンカットマシンの開発
/西松建設㈱ 戸田泰彰
/㈱中山ホールディングス 森本和也
ダム工事におけるコンクリート打継処理の省人化に向けて、自動走行可能な作業マシンを開発した。現場での試験施工を通してマシンの作業能力や品質を確認した。

○ハイブリッド構造による砂防施設の最適化
/㈱共生 坂場義雄・渡部昭子
HBBO+型は、合成バットレスに支持された鋼管横ビームからなる透過型砂防堰堤である。材料の特性を最大限生かし適材適所に配置して最適化を図ったハイブリッド構造である。土砂災害対策工への展開も考えてみる。

○閉所・暗所インフラ点検の効率化に向けたAGVによる導水路自動点検システムの現場実証
/ブルーイノベーション㈱ 熊田貴之・遠藤将利
水力発電所の導水路点検における安全性および省力化の課題に対し、AGVを用いた自動点検システムを開発した。実導水路環境において走行・撮影性能等を検証した結果、遠隔点検への適用可能性を確認した。


■シリーズ 建設現場のDX最前線
○ボクセル型インフラデジタルツインの構築
/前田建設工業㈱ 川西敦士・長田將吾
/法政大学 今井龍一・中村健二・塚田義典・寺口敏生
施工情報を空間単位で統合管理することで、現場再現や情報共有を直感的に行える基盤を実現した。さらに電子納品の高度化とデータ連携によるインフラDXの可能性も示す。

○業務システムの連携とAIによる業務自動化で進める建設業界のAI活用
/㈱Arent 鴨林広軌
本稿では、建設業界におけるAI活用の課題と、アプローチとして業務システムの連携と業務自動化の重要性を示す。考え方を反映した工程管理システムも紹介する。

○ICT施工StageⅡの取り組み
/㈱砂子組 大坂昌輝
ICT施工StageⅡに挑戦し、独自プラットフォームを活用した複数現場のリソースマネジメントを実施した。工程管理CCPM、デジタルツインを活用し、複数現場全体の最適化と生産性向上、省人化を目指した。


■技術資料
○リビルドターボが完成するまでの工程 
/㈱エコロジーターボサービス 眞子仁美
本稿では、短期連載の最後に独自の技術対策を含めたリビルドターボの製造工程について紹介する。TTSグループは信頼性の高いリビルドターボを安定的に供給し整備コスト削減と環境負荷低減に寄与している。

○日本初、建設現場における水素燃料電池搭載油圧ショベルを用いた実証実験
/㈱大林組 小河原暁彦・宮ノ原隆一
建設現場における脱炭素化に向けて当社、岩谷産業、コマツの3社共同で、日本初となる水素燃料電池搭載油圧ショベルを用いた実証実験を実施した。

○クレーン作業時の安全対策
/若築建設㈱ 壹岐直之・土屋洋
クレーン作業時において吊荷と作業員の接近を警戒監視するシステムを開発した。人工知能を活用し、クレーンのブームトップのカメラ画像から、吊荷と作業員を識別し、両者が接近した場合に警報を発信する。

○次世代AIで建設現場の生産性2倍を目指す
/㈱Arch 北山太志
本稿では、施工管理者の生産性を2倍にする次世代AI「Arch Intelligence」を紹介する。汎用LLMと各社独自データを融合し、入力の手間を極小化。真のDXと、QCDSEを網羅する現場管理プラットフォーム構想を示す。


■製品紹介
○バケット式高所作業車用挟まれ防止安全補助装置
/㈱レンタルのニッケン 六ツ野太郎
高所作業車における手指の挟まれ事故は重大災害につながるリスクを有する。本稿では、物理的対策として開発したバケット式高所作業車用安全補助装置「TUKAMAN2号(L)」について、事故要因を踏まえた構造的特長と有効性を示し、安全性向上への寄与を考察する。

○DPS押航式クレーン船と搭載する国内最大級の全旋回クレーン
/三国屋建設㈱ 山田実
本船は航行時の抵抗を減らした船型でスピードを速くし、CO2排出量削減も図る。推力6.8tのSJP×4基をDPS装置により制御し、大水深の現場において、700t吊クレーンを用いた作業がアンカーレスで可能となった。


■業界資料
○2026年1月度 建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会
Grinding Technology Japan 2027 先進パワー半導体ウエハ加工技術展2027
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