クリーンテクノロジー 2026年4月号

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クリーンテクノロジー 2026年4月号

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■特集:医療を支えるDDS開発の最前線③
○新型コロナウイルスに対する次世代ワクチン
/愛知県がんセンター 村岡大輔
これまで多くのウイルスに対するワクチン戦略は、主に液性免疫の活性化を目的としてきた。一方、近年流行した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染では、液性免疫に加えて細胞性免疫、特にCD8+キラーT細胞がウイルス防御に重要な役割を果たすことが示唆されている。しかし、ワクチンによって誘導されるキラーT細胞が、どのような機序でウイルス排除に関与するかは十分に解明されていない。本研究では、キラーT細胞の誘導に優れるコレステロール修飾プルランナノゲルDDSを用いたワクチン(PNGワクチン)を用い、ワクチン誘導性ウイルス特異的キラーT細胞がSARS-CoV-2排除にどのように寄与するかを明らかにした。さらに、本稿では、PNGワクチンがキラーT細胞を強力に誘導する分子機構についても紹介する。

○小型エアロゾル捕集装置の開発と高純度次亜塩素酸水ミストによるウイルス制御への活用
/長浜バイオ大学 長谷川慎
/(公財)ルイ・パストゥール医学研究センター 呉成旭・菊地憲次・吉川敏一
/(一財)機能水研究振興財団 堀田国元
本稿では、手のひらサイズで静音性に優れたフィルターろ過型の新規エアロゾル捕集装置を開発し、定量的なバイオエアロゾル評価系の構築を行った。極薄フィルターによりウイルス粒子を主として表面に付着させて捕集することで高い回収効率を実現し、BSL-3レベルの閉鎖型チャンバー内におけるモデルウイルスエアロゾルの濃度分布評価および高純度次亜塩素酸水ミスト噴霧による空間内ウイルス不活化効果の定量検証が可能であることを示した。

○生命科学を進化させるゲノム編集の技術開発とさまざまな分野での利用
/京都大学 佐久間哲史・光成仁
あらゆる生物のゲノム情報を自在に書き換えることを可能とするゲノム編集は、生命科学に革命をもたらした。当分野は驚異的な速度で技術革新が進んでおり、各種産業においても大きなパラダイムシフトをもたらすと目されている。本稿では、ゲノム編集およびその関連技術の開発と諸分野への応用の取り組みについて紹介する。


■特集:マイクロプラスチック汚染の現状と対策②
○海洋分解性を有する多糖類系バイオプラスチックの開発
/日本電気㈱ 田中修吉・山城緑
/東京大学 昔鎭浩
海洋生分解性プラの適用領域を拡大し、プラスチックの海洋汚染問題を解決するため、我々は海洋分解性を有する多糖類長鎖短鎖エステル誘導体を開発し、分解性と物性を両立する分子構造を見出した。さらに、多糖類長鎖短鎖エステル誘導体の量産性検討や海洋生分解性樹脂とのアロイ化により物性調整を行い、釣具への適用可能性を確認した。

○高分子材料の劣化とマイクロプラスチック生成
/群馬大学 黒田真一
環境中で検出されるマイクロプラスチックの多くは、廃棄・流出したプラスチック製品が劣化・崩壊して生成する二次マイクロプラスチックである。本稿では、高分子材料の劣化反応を自動酸化および光劣化の観点から概説するとともに、近年の共同研究成果を基に、二次マイクロプラスチックの生成機構と環境中での挙動を整理した。高分子劣化を材料寿命の問題にとどまらず、マイクロプラスチック問題を理解するための基礎科学として位置づけ直す。


■解説
○半導体工場で使われるPFAS
/科学ジャーナリスト 植田武智
半導体工場誘致で沸き立つ北海道と熊本で、PFASの調査対象や調査姿勢に差が生じている。実際に工場で使われる規制のないPFASを調べる熊本県に対し、北海道は法規制の対象となっているPFASしか調べない状態であり、今後環境中のPFAS汚染で差が出てきてしまうことが懸念される。

○塗装ブース向け高効率精密空調機の開発
/中部電力㈱ 中山浩
/中部電力ミライズ㈱ 村上尚哉
/アンデックス㈱ 村上誠一・新幟誠
「WETCOMⅡ」は、年間を通じて調温調湿が必要な塗装ブースやクリーンルーム向けのウェットエアー空調機であり、従来の蒸気式加湿や気化式加湿を搭載した空調機に比較して省エネ性および経済性に優れる。

○IoT端末から移動体・水中対応の光無線給電
/東京科学大学 宮本智之
光無線給電(OWPT)は、レーザー光を空間伝送し太陽電池で電力へ変換する給電技術である。IoT端末から移動体・水中まで配線や電池交換の制約を解放し、高効率デバイスと知能化制御により実証・事業化が進展し始めている。

○加熱式たばこ使用に起因する受動喫煙量の推定と評価
/東海大学 関根嘉香
加熱式たばこは使用に伴う化学物質発生量が少ないため、受動喫煙防止に寄与することが期待される。本稿では、飲食店の加熱式たばこ専用喫煙室で働く給仕人の化学物質に対する個人曝露濃度を推定し、許容曝露基準に照らして評価した。

○長周期~短周期振動に対応できる新規制震技術
/関西大学 池永昌容
長周期から短周期まで幅広い振動を制御するため、動きに応じて回転慣性質量が変化するデバイスを開発した。その性能を動的加力実験で確認し、数値解析で免震建築物導入時の、種々の地震動への制振効果を確認した。

○表面修飾ナノ粒子の分散制御と界面設計
/東北大学 久保正樹・斎藤高雅
表面修飾ナノ粒子の分散制御と界面設計を志向して、粒子運動シミュレーションを用いて有機溶媒中における分散・凝集状態を解析した。また、分子動力学シミュレーションを用いて界面構造と親和性との関係を解析した。


■製品紹介
○電池研究・開発での静電気除去に不活性ガス環境に特化した卓上コロナ放電式イオナイザ
/㈱島津製作所 楠本哲朗
二次電池関連・医薬品・化学合成、材料科学・新素材開発、航空宇宙・エネルギー関連、半導体・電子材料分野など、さまざまな業界で酸化や水分対策としてグローブボックスが広く使用されている。グローブボックス内では静電気が発生しやすく、精密計量作業などの妨げとなるのでイオナイザによる除電が有効である。
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