クリーンテクノロジー 2026年2月号

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クリーンテクノロジー 2026年2月号

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■特集:医療を支えるDDS開発の最前線①
○ワクチン開発におけるDrug Delivery Systemの役割
/近畿大学 櫻井文教
近年、Drug Delivery System(DDS)の機能を付与した新規ワクチンに注目が集まっている。本稿では、ワクチン開発におけるDDSの役割と、新規ワクチンモダリティとして期待を集めるアデノウイルスベクターワクチンについて紹介する。

○核酸アジュバントと抗原を対象としたDDSを基盤とする次世代ワクチン開発
/東京理科大学 西川元也・草森浩輔・板倉祥子
本稿では、核酸アジュバントと抗原の双方を対象としたDDS技術の現状と課題、さらに我々が展開してきたナノ構造化核酸を基盤とするワクチン開発の最新成果を紹介する。そして、次世代ワクチンに求められる条件-精密な体内動態制御、適正なアジュバント刺激、持続的抗原提示、局所と全身の炎症反応の適切なバランス-を踏まえ、未来のワクチン設計の方向性について議論を深めたい。

○環境応用型スイッチ分子の開発と生命科学分野への展開
/福山大学 重永章
/徳島大学 大髙章
DDSの基盤技術の一つとして、周辺環境に応じた薬物放出制御が挙げられる。化学結合の切断を誘起する環境応答型スイッチ分子は、環境応答型薬物放出を可能にする重要な構成要素といえる。筆者らはこれまで、DDSを含む様々な応用展開を視野に入れながら、新たな環境応答型スイッチ分子の開発を行ってきた。本稿では、これら分子の設計・開発について紹介し、あわせて生命科学分野への応用研究について概説する。

○微弱電流を用いる組織内薬物送達技術
/徳島大学 小暮健太朗
我々は、微弱電流を用いる皮内薬物送達技術イオントフォレシス(ItP)により様々な薬物が皮内浸透するとともに、細胞質送達できることを明らかにしている。本稿では、最新の知見も交えてItPに関する研究成果を紹介する。

○BLP技術の基礎と応用
/岐阜薬科大学 髙橋圭太
持続可能な医療技術の開発が重視される中で、化学合成材料に依存せず、微生物由来成分を利用したワクチンデリバリー技術が注目されている。その代表例の一つが、食品グレードの乳酸菌から得られる細菌用粒子(Bacterium-Like Particle、BLP)である。本稿では、BLPの構造と免疫学的特性、ワクチンへの応用、今後の課題と展望について紹介する。

○ASO×DDSによるがん創薬研究開発の最前線
/(国研)国立がん研究センター 近藤花織・井上咲良・吉見昭秀
ASOは、遺伝子発現を直接制御するというユニークな作用機構により、これまで治療が困難であった多くの疾患に対して新たな治療選択肢を提供している。その実用化を支えるのが標的同定技術とDDSの進化である。ASO DDSの開発は「安定に運ぶ技術」から「精密に届け、必要なときに作動させる技術」へと進化している。


■解説
○食品系施設に最適な低湿度陽圧化システム
/三建設備工業㈱ 戸室泰洋
外部からのエネルギーを使わずに予冷と再熱を可能とする省エネな除湿給気ユニット「エコサラⓇ」を紹介する。本稿では、エコサラの七つの特徴についてと、その特徴を生かした食品系施設での効果的な導入事例を紹介する。

○ウイルス対策用新型マスクの開発と実用化
/元)神奈川工科大学 吉野秀吉
マスクのウイルス透過性およびウイルス捕集材探索用の試験装置を作製し、市販マスクの透過率および活性炭や粉砕木炭のウイルス(バクテリオファージを代用)捕集率を測定した。市販マスクは透過率、通気性に問題があった。それに対して粉砕杉木炭に高い捕集率が認められ、その他にも優れた特性が期待されることから、粉砕杉木炭を用いた新型マスクの実用化を推進したい。

○エアロゾル化学成分の解析による越境大気汚染経路の推定
/東京農工大学 畠山史郎
筆者等は広域越境大気汚染の影響の直接的な証拠を得るため沖縄と韓国済州島に酸性雨およびその原因物質の測定のためのステーションを設置した。また、地上だけでなく、日本とアジア大陸の間の海洋上空で酸性雨原因物質を確認するため、日本海や東シナ海上空において航空機観測を実施。その結果高濃度のSO 2や硫酸塩エアロゾルが海上で観測され、アジア大陸からの越境輸送があることを直接的な証拠のもと確認することができた。さらに中国本土上空での航空機観測を2002年から3年間にわたって実施した。

○医薬品を取り扱う清潔区域における電解水の有効利用に向けて
/(公財)がん研究会有明病院 清水久範
病院では医薬品調製において無菌的作業が求められる場面が多い。また、抗がん薬等の調製作業者の健康被害を及ぼすハザーダスドラッグと呼ばれる医薬品を取り扱うことがある。既報より、次亜塩素酸ナトリウムには抗がん薬の除染効果が検証されてきたことから、手指消毒に効果を有する電解生成水(有効塩素 30ppm)でもハザーダスドラッグによる環境表面汚染の物質除去に期待ができる。本稿では、電解生成水による医療現場の作業環境保全(除菌、清潔、防汚、有害物質の除去効果)の可能性について紐解きたい。

○下水道における病原微生物のサーベイランスと制御
/(国研)土木研究所 諏訪守・北村友一・岡安祐司
/八戸工業高等専門学校 李善太
土木研究所では、これまで社会問題化した様々な病原微生物を対象に、下水等における存在実態の把握や、下水処理場での制御等に関し調査・研究を行っている。本稿では、その結果の一部を紹介する。

○生体と環境に優しい口腔ケア用製剤の開発
/九州歯科大学 永松有紀
中性電解水の優れた抗微生物効果と生体安全性に着目し、歯科用ジェルへの応用を目的として4種類のゲル化剤/増粘剤を用いて調製法を改良してきた。環境負荷が低く、生体適合性に優れた口腔ケア製剤の開発につながる成果が得られた。

○においアレイセンサの性能限界に対する一考察
/㈱におい科学研究所 喜多純一
使えるにおいセンサが実現しづらい理由としては、においの本質に示したにおいの難しさにあるように、センサだけの理由ではない。本稿では、間違って理解されやすいにおいの本質に対する誤解を紐解きながら、においアレイセンサの性能限界について論じ、より実用的なセンサ開発の方向性について紹介する。

○光触媒の性能評価と応用展開
/(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 濱田健吾・青木大輔・西野実沙
本稿では、KISTECにおける光触媒技術の”性能評価”と”応用展開”について紹介する。JIS規格に基づく標準的な性能評価試験の実施に加え、簡便・迅速なスクリーニング法の開発、電撃連打法による高効率なオゾン発生電極の開発とオゾン/光触媒併用による環境浄化の取り組みについて紹介する。
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