クリーンエネルギー 2025年12月号

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クリーンエネルギー 2025年12月号

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■特集:吸収冷温水機・冷凍機の最新動向
○吸収式冷温水機・冷凍機の紹介
/荏原冷熱システム㈱ 鴇田渉・山瀬智彦
当社は、ガス、油、蒸気・温水、廃熱利用、水素など多様なエネルギーによる吸収式冷凍機を提供している。中でも脱炭素社会に向けた水素焚吸収冷温水機は CO2排出ゼロを実現し、省エネ大賞を受賞。本稿では、廃熱利用の特長も含め吸収式冷凍機の紹介をする。

○最新ナチュラルチラーと脱炭素社会に向けた取り組み
/パナソニック㈱ 柳原敬志・田村朋一郎・河野文紀・小林崇浩・吉見勝甫・海老澤篤
本稿では、小型化・モジュール設置対応と暖房能力増加を同時に実現した「FシリーズCM型」と、水素関連技術として「水素と都市ガス混焼対応のナチュラルチラー」および「純水素型燃料電池の廃熱を活用する空調システム」を紹介する。

○新型直焚吸収冷温水機と蒸気温水駆動吸収冷凍機・吸収ヒートポンプラインナップ
/日立グローバルライフソリューションズ㈱ 嶋村雅之
当社では、一般空調から産業用途まで幅広く省エネルギーを実現する吸収冷温水機をラインアップしている。本稿では、一般空調用新型吸収冷温水機、廃熱・未利用エネルギー駆動吸収冷凍機、吸収ヒートポンプについて紹介する。

○様々な温度条件に対応する一重効用ダブルリフト吸収冷凍機
/ジョンソンコントロールズビルディングエフィシェンシージャパン(同) 藤居達郎
欧州で導入が進んでいる一重効用ダブルリフト吸収冷凍機について、温水温度基準の選定線図、温水温度・冷却水温度特性、部分負荷特性の特長、温水供給方法によるCOPの最適化事例について紹介する。

○吸収冷温水機を活用した農業の可能性
/矢崎エナジーシステム㈱ 池田周平
本稿では、地球沸騰化とまで言われている夏の猛暑に苦戦する農業のソリューションとして、廃熱を中心とした未利用エネルギー、太陽熱を中心とした再生可能エネルギーを活用した吸収冷温水機によって、効率的に冷却を行う実証試験の状況を紹介する。


■テクニカルレポート
○革新的SOECメタネーション
/大阪ガス㈱ 津田裕司・山本直生
当社では、高効率でe-methane製造が可能なSOECメタネーションの技術開発に取り組んでいる。2025年6月にベンチスケール試験設備が完成し、稼働を開始した。引き続き、社会実装に向けたe- methane製造技術の確立を目指す。

○水素社会に向けた高効率な熱交換器
/㈱リガルジョイント 土井俊男・金子智実・篠原望
本稿では、水素社会、省エネルギー化に向けた高効率、低圧力損失、小型化熱交換器の提案として、SCFチューブ(円管内に特殊管を内蔵)を使用した二重管および多管式熱交換器の取り組みと実績を紹介する。

○九州大学発の低コストかつ高効率なCO2分離・回収技術について
/㈱JCCL 馬場﨑敬
本稿では、家庭用給湯器からごみ焼却場まで幅広いニーズに対応可能な、九州大学生まれの低コストかつ高効率なCO2分離・回収技術について、その社会実装を加速するための戦略や事業展開、技術開発状況、今後の展望等について紹介する。

○グリーントランスフォーメーションを実現する冷却技術の開発
/㈱ロータス・サーマル・ソリューション 井手拓哉
/山口東京理科大学 結城和久・結城光平
我々は、人の呼吸現象に見立てた現象を利用し、735 W/cm2の冷却性能を有する冷却技術を開発した。本技術は、次世代電気自動車のインバータや高度情報化社会を担うデータセンターの冷却においてグリーントランスフォーメーションに大きく貢献するイノベーションとして期待されている。

○廃棄ソーラーパネル由来シリコンと排ガス中の二酸化炭素からのギ酸合成
/横浜国立大学 本倉健
/電源開発㈱ 難波一夫
/(国研)産業技術総合研究所 眞中雄一
廃棄ソーラーパネルから回収したシリコンを還元剤に用いて、排ガス中のCO2と直接反応させ、ギ酸を合成することに成功した。微粉炭火力発電所由来の排ガスを直接、ギ酸合成のための反応容器に導入し、シリコンと反応させることが可能であった。

○オントロジーを活用したエネルギー管理システムのための統合的情報基盤の実現
/(国研)理化学研究所 小林紀郎・藤井克司・和田智之
/㈱先端力学シミュレーション研究所 常木優克
/㈱理研イノベーション 半田敬信
本稿では、再生可能エネルギーを用いた分散型エネルギーシステムを、正確な需要予測に基づき需要応答取引が可能な仮想発電所として実現するためのデータ知識化、 AI、シミュレータの連携による情報基盤について紹介する。


■エネルギー事情
○「ガスビジョン2050」「アクションプラン2030」の策定
/(一社)日本ガス協会 池田雄大
当協会は「ガスビジョン2050」と「アクションプラン2030」を新たに策定。安定供給・CN化・地域貢献・技術革新等を通じて、持続可能かつ強靭な社会の構築と 2050年CN化への貢献を目指す。
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