画像ラボ 2025年12月号

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Ga2512

画像ラボ 2025年12月号

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2,300 円(税込)
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■解説
〔外観検査〕〔認識・検出 〕
○非破壊検査・外観検査用画像データセットプロジェクト
/徳島大学 浮田浩行・寺田賢治
/愛知工業大学 塚田敏彦
/中京大学 青木公也
/㈱日立ハイテク 野口稔
/中京大学・(同)YYCソリューション 輿水大和
非破壊検査・外観検査の手法開発のための画像データセットの構築とサイトの公開に関するプロジェクトについて紹介する。画像に関する詳細情報を付加し、検査手法のデータベースも含めることでメーカーや研究機関にメリットのあるサイトを目指す。


〔ロボットビジョン〕〔3D関連〕
○少数近接画像からの幾何的・意味的整合性による任意視点画像生成
/東京科学大学 小島瑞貴・川上玲・奥富正敏
放射輝度場は、複数枚画像から光と密度の場を推定する。しかし、数百枚のシーンを覆う画像が要請され、実用化を妨げている。本稿では、わずか3枚の近接画像から幾何的かつ意味的整合性による新規視点画像生成を実現する。


〔インフラ整備〕〔検索〕
○インフラ点検の効率化を支える画像検索手法の検証
/八千代エンジニヤリング㈱ 石井明
ダム堤体の日常点検による低解像度画像から定期点検の高解像度画像を検索し、劣化把握する枠組みを提案する。異なる時期・解像度・画角の撮影画像のマッチング精度を検証し、実運用を見据えた課題と展望を整理した。


〔農林水産業支援〕〔AR・VR 〕
○全天周映像と深度推定を用いたMR遠隔指導支援システム
/秋田県立大学 石井雅樹・星了太郎・福田徹平・堂坂浩二
農業分野では、遠隔指導などを活用した技術指導の効率化が求められている。しかし、圃場の環境情報が重要となる指導において、従来手法には現場の状況伝達が困難という課題があった。本稿では全天周画像とMR表現を応用し、周囲環境を直感的に把握することで円滑な遠隔指導を実現する支援システムを提案する。


〔農林水産業支援〕〔認識・検出〕
○深層学習に基づくUAVオルソ画像からの樹種判別システム
/金沢工業大学 長田茂美
森林境界明確化は多大な労力を要する森林調査業務の一つである。本稿では、森林境界明確化作業の効率化を目的として、ドローン等のUAVで空撮された森林のUAVオルソ画像から主要な樹種を判別し、森林境界の重要な手がかりとなる樹種界を自動抽出する深層学習ベースの樹種判別システムとその評価実験について述べる。

○物体検出と画像特徴を尤度とする粒子フィルタに基づく複数の魚の同時追跡
/日本工業大学 生駒哲一
/岡山大学 戸田雄一郎
水中カメラ動画像にて複数の魚を区別し同時追跡する為に、YOLO検出と画像特徴を併用した尤度を用い、複数ベルヌーイフィルタで状態推定する方法を定式化し、動画像に適用した結果例を報告する。


〔セキュリティ〕〔解析・計測 〕
○画面注視点の軌跡に基づいた個人認証
/東京工芸大学 丹治優一郎・森山剛
行動的生体認証の一つとして、ユーザが画面に表示されたタスクを実施している最中に観測される注視点の軌跡に基づいて個人認証を行う手法に関する検討を行った。具体的には、認知的に質が異なると考えられる4種類のタスクに対して注視点軌跡を計測し、時系列特徴に基づく分類器と統計的特徴に基づく分類器、それぞれに関する認証精度を算出する実験を行った。その結果、時系列特徴に基づく分類器の方が個人の識別に有効であることが示された。


〔エンタテインメント〕〔マルチモーダル〕
○画像生成モデルを用いたファッションコーディネート画像検索
/滋賀大学 村松琢真・飯山将晃
インターネットやSNSの普及により流行のアイテムやコーディネートを簡単に調べられるようになり多様なスタイルに触れる機会が増えたが、服の色味やシルエット、素材感などを写真だけで自身に似合うものを正確に把握するのは難しい。そこで本研究では、画像生成モデルを活用しユーザーの骨格や体型を反映したファッションコーディネート画像検索手法を提案する。提案手法ではユーザー自身の画像と検索クエリを用いてユーザーが希望するスタイルの服装を仮想的着用した画像を生成し、そこから得られる画像特徴を用いて画像検索を行う。アンケートによる実験を行った結果、提案手法は従来手法と比べ評価を上回る結果となり提案手法の有効性が確認された。


〔その他〕〔認識・検出〕
○不均衡データからの画像認識のためのクラス単位のFlooding正則化
/広島大学 相澤宏旭
実応用を意識した画像認識ではクラス不均衡が常態で、多数クラスは過学習、少数クラスは学習不足に陥り性能が低下する。我々はFlooding正則化を拡張し、学習挙動を制御することで不均衡問題に対処する枠組みを検討した。


■特集:さらなる進化を遂げたラインスキャンカメラ 各社の取り組み②
○ラインスキャンカメラの代替!最新コンタクトイメージセンサ(CIS)の特徴とシステム構成
/キヤノンITソリューションズ㈱ 稲山一幸
近年、印刷検査や、シート検査、筒状物の外観検査において、ラインスキャンカメラから、照明・レンズ・カメラ一体型のコンタクトイメージセンサ(CIS)への移行が進められている。CISは、コンパクトで省スペースな設置、照明・レンズの調整が不要、ワイド幅対応などメリットが多い。本稿では、CISカメラの仕様と特徴、システム構成から撮像手法、活用例について紹介する。


■話題の製品と技術
○USB 10Gbps時代到来! 高速インターフェースを支える技術とは
/東芝テリー㈱ 岸順司
マシンビジョン業界においてUSB 5Gbpsカメラは広く普及しているが、近年のインターフェースの進化によりUSB10Gbpsカメラの需要が高まっている。本稿ではUSB 10Gbpsで導入される技術と共に、当社のUSB 10Gbpsに対応するカメラ「Fシリーズ」の特徴を説明する。

○色判別技術が拡げるさまざまな検査マーケット
/㈱マイクロ・テクニカ 岩田節子
画像検査における「色」をどのように数値化するか。色を「点」ではなく、「面」で捉えることでその技術を取得した画像検査装置メーカーの製品事例を紹介する。


■シリーズ
○イメージングリソースガイド29
/エドモンド・オプティクス・ジャパン㈱
ユーザーのアプリケーションがマシンビジョン、ライフサイエンス、セキュリティ、或いはITSシステムにかかわらず、イメージング技術の基本を理解しておくことは、洗練されたイメージングシステムの開発や導入に欠かせない。センサーや照明技術の進歩がシステム対応力に無限の可能性を秘める一方、これらの技術のデザインや製造には物理的限界があるのも事実である。光学部品もこの例外ではなく、オプティクスがシステム性能の制限因子になることもしばしある。本連載は、読者がイメージングシステムの特定やシステム性能の最大化を行い、かつ投資コストを最小化するのをサポートする目的でデザインされている。
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