配管技術 2025年10月号

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配管技術 2025年10月号

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■解説
〔展望・解説〕
○水素社会実現に向けた取り組みについて
/大阪市環境局 田中邦治 
カーボンニュートラル社会実現のためのキーテクノロジーである水素の利活用拡大に向けて、大阪市では、集積産業のポテンシャルを活かした産官学連携による新たな技術の実証などの取り組みを進めている。また、現在開催中の 2025年大阪・関西万博では、水素社会の実現に向けた取り組みを加速させる絶好の機会である。大阪市の水素社会実現に向けた取り組みを紹介する。

○水素製造用水電解技術の取り組み
/旭化成㈱ 塚原祐介・内野陽介 
水素製造用の水電解技術について、主要技術の比較およびアルカリ水電解の特徴を解説し、当社が開発する大型アルカリ水電解システムの概要および実証結果、今後の事業展望について紹介する。

○高強度鋼の水素脆化抑制のための水素評価技術と材料設計技術
/㈱神戸製鋼所 河盛誠・平松巧也・衣笠潤一郎・安居尚志・高知琢哉 
/㈱コベルコ科研 藤田陽介
鋼の高強度化は、軽量化によるCO2排出量削減や材料使用量削減に貢献し、環境負荷の低減に有効である。本稿では、高強度鋼の課題となる水素脆化の抑制のための水素評価技術と材料設計技術の開発事例について紹介する。


〔設計〕
○レーザ肉盛加工によるストーカ式焼却炉火格子の長寿命化技術
/荏原環境プラント㈱ 松本祐太郎・香島正実 
ストーカ式焼却炉の火格子へのレーザ肉盛技術を開発した。2年間の実証試験ではレーザ肉盛層に損傷がなく、火格子の質量減少量を1/3以下に抑制した。大幅な設備改造不要で火格子寿命3倍以上、ライフサイクル全体のCO2排出量1/3以下の技術について紹介する。

○管継手の耐圧性能と肉厚設定
/㈱ベンカン機工 吉本実始
管継手の耐圧性能について、塑性域ベース(破裂試験)の管継手規定と弾性域ベースの鋼管規定と関係を中心に解説する。 


〔施工〕
○優れた防護性能と現場作業性を両立したポリエチレン管用防護材の開発と実用化
/東邦ガスネットワーク㈱ 北野哲司
/東邦ガステクノ㈱ 川島尊信
/大東電材㈱ 香川健太郎
新たに開発したポリエチレン管用他工事損傷防止防護材について、その構成部材仕様、要求性能と評価結果、および現場での実用性について検証した結果を紹介する。 


■技術トピックス
○各種溶接法によるねずみ鋳鉄溶接部の強度特性の比較
/職業能力開発総合大学校 髙橋潤也・朝長直也・藤井信之
/㈱ トヤマ 市川拓 
ねずみ鋳鉄は炭素含有量が多いため、その溶接部は硬化し脆くなり易い材料である。そのため、ねずみ鋳鉄の溶接に関する多くの研究が行われてきた。しかしながら、ねずみ鋳鉄に異なった溶接法、溶接材料を適用し溶接部の性質を比較した報告は無い。本稿では、4種類の溶接法、8種類の溶接材料を適用し、硬さ、引張強度、衝撃値、作業性、作業効率について定量的に比較、検討している。

○新しい鉄触媒によるアンモニアの低温・低圧合成
/東京科学大学 原亨和 
Haber-Bosch(HB)プロセスでのエネルギー消費の削減には、低温・低圧で高い性能を示す触媒が必要である。しかし、100年以上前に設計された鉄触媒に勝る触媒を開発することはできなかった。本稿では、この課題を克服する触媒を紹介する。


■連載
○化学プラント材料の損傷・劣化抑制の基礎講座⑦
/中原材料技術研究所 中原正大 
本稿では、基礎講座の第7回として、化学プラントで共通性の高い、炭素鋼製多管式熱交換器の冷却水側からの孔食状腐食について、その発生機構、発生要因、その抑制法について紹介する。

○配管技術で用いる基礎知識④
/配管・バルブコンサルタント 小岩井隆
本稿では、配管技術で必須となる知識を解説するが、続きとして「物理現象と工業単位」について、第4回は、圧力のあらましを紹介する。圧力(静圧と動圧)、差圧、水頭及びゲージ圧と絶対圧について解説する。
 
○化学プラントの基本設計①
/池田和人技術士事務所 池田和人 
プラント建設は、巨額の資金を調達し、社運をかけて行う投資事業である。よって、基本設計者は、その本旨を知らなければならない。シリーズ第1回の本稿では、白紙の状態からプラントを造る前提で、意思決定の流れと基本設計の役割を述べる。


■製品技術情報
○自律型・品質管理を目指すAI品質ナビゲーションシステム
/アズビル㈱ 岩下聡 
持続可能な社会と人の心的豊かさの実現に向けた自律化システムのコンセプトを紹介し、品質管理業務を支援する AI品質ナビゲーションシステム「Deep Anchor」の機能と価値について解説する。

○ハウジング形管継手について
/日本ヴィクトリック㈱ 舩越功睦 
汎用パイプジョイントとして世界中で使用されるハウジング形管継手はその施工性から人手不足や環境負荷低減にも寄与する。本稿では、当社製品であるヴィクトリックジョイントについて、その構造や機能、種類について紹介する。
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