プラスチックス 2025年8月号

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プラスチックス 2025年8月号

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2,000 円(税込)
■特集:プラスチック成形効率化のメソッド
材料費、電力代、輸送費の高騰が継続する中、成形現場はプロセス効率化への対策を余儀なくされています。本特集記事では、そんな課題を解決する具体的手段を紹介して頂きました。
○乾燥機用ペレット採取装置の特徴と事例
/㈱カワタ 木村祐太郎
当社は、これまで樹脂成形用周辺機器を展開してきた。ここでは、当社乾燥機に後付け可能な乾燥後のペレットを簡便に回収する装置、ペレットサンプラーを紹介する。本稿では、装置の概要・期待される品質管理への貢献と今後の展望について述べる。

○窒素ガスによるプラ成形不良低減と脱炭素の両立
/(同)A.I. 高橋亨
企業利益と脱炭素を両立させるイノベーションを今ここから— 本稿では、プラスチックが嫌う酸素と水分を溶融ゾーンから追い出す気体分離装置「A.I」による射出成形及び押出機の不良品削減と脱炭素実現を紹介する。

○水・熱・空気・環境の最適化による生産効率向上
/㈱カンネツ 田村文憲・田中翔悟
セルロース複合材は、プラスチックとセルロース繊維を複合化させた、繊維強化プラスチックの一種である。セルロース繊維はバイオマス由来で再生産可能であり、生分解性を有する。当社では、強度特性・生分解性に優れるセルロース繊維と生分解性樹脂の複合材料「Resoil-Green®」を開発したので、その取り組みについて紹介する。

○停止位置補正システム搭載による自動搬送ロボットの高機能化
/甲南設計工業㈱ 白木欣哉
AMR(自律型搬送ロボット)の停止位置精度を100倍以上高め、次世代型搬送ロボットの可能性を追求し、人との協業や、今まで不可能とされてきた領域の作業にも挑戦する。本稿ではその詳細を紹介する。

○成形センシングと成形不良予兆監視システムの特徴と事例
/㈱KMC 佐藤声喜
製造現場でもAIシステム導入の要望は多いが、導入・運用までにはさまざまな課題がある。目的は不良の分析・削減そして予兆監視にあるが、最大の課題はAIに“食わせる” 成形現場データが特定できないことで、効果を実感できるシステムは少ない。本稿では、最新の AI予兆監視システムと構築事例を紹介する。


■特設記事:プラスチック接合の現在地
プラスチック同士または異素材との接合技術は、近年その手法が多岐にわたり目的に応じ使い分けられています。本特設記事ではその動向を紹介します。
○金属とプラスチックとの加熱圧着直接接合の特徴
/睦月電機㈱ 齋聖一
当社は、独自のレーザストラクチャリング技術と誘導加熱を利用した圧着技術を応用した新規接合法「ALTIM」を開発し、事業化を進めている。本手法は、従来技術に比べて軽量で高強度な異種複合材作成を可能とし、シール材を用いず高気密封止部品の製造を実現した。

○電磁成形法を用いた異種材料の接合技術
/(国研)産業技術総合研究所 原田祥久・松崎邦男
自動車や航空機等の輸送機器のマルチマテリアル化に対応するためには、高速で信頼性のある接合手法が必要となる。その要求に応えうる手法の一つである電磁成形法を用いて、炭素繊維強化プラスチックと金属の異種材料の直接接合技術の開発について紹介する。

○3Dプリンティングによる炭素繊維強化プラスチックとチタン合金の直接接合
/東北大学 白須圭一
本研究では、サンドブラスト処理を施したチタン合金基板上に短繊維CFRTPを3Dプリントし、熱融着による直接接合を実現した。最大せん断強度27 MPaを達成し、異種材料間の高強度接合が可能であることを示した。さらに、三次元構造体への展開可能性についても検証した。

○吸収剤を用いない透明樹脂の溶着
/丸文㈱ 嵩西智
本稿では、2 µmのファイバーレーザを用い吸収性添加剤やコーティング、接着剤を用いない透明/ナチュラル樹脂同士の直接接合を紹介する。熱可塑性樹脂で一般的に使用されるアクリル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、シクロオレフィンポリマーなどの溶着に適している。


■一般記事
○〈解説〉ポリブチレンサクシネートの海洋生分解性を高めるブレンド技術
/群馬大学 粕谷健一・鈴木美和・橘熊野
/(国研)海洋研究開発機構 石井俊一

○〈解説〉生体素材のナノ構造を複製できる微細な金型成形技術
/(国研)産業技術総合研究所 竹村謙信・本村大成


■連載
○我々は宇宙の子 第10回
/青野哲士

○これプラスチックで作りました 第63回
/㈱サンプラテック 森正樹・土井猛司・澤田祥子

○プラスチックと賢く生きる〈プラスチック・スマートに見る取組事例〉第5回
/愛豊工業㈱ 内藤文子
/㈱バンブーケミカル研究所 鶴羽正幸

○世界のバイオプラスチックは今(動向と課題)第90回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲

○プラスチック製品設計の勘所 第10回
/田口技術士事務所 田口宏之

○海洋ペレットごみにどう立ち向かうか 第3回
/日本成型産業㈱ 山本健太

○何でも聞いちゃお!プラスチック金型 第11回
/YNP Mold 山口純

○復活せよ!ニッポン製造業の底力 第3回
/㈱H&A designers 鈴木英夫


■プラ工連便り


■ISO/IEC/JIS Plastics事務局便り


■特別企画:プラスチック関連輸入機器・ソフトウェア ファイル
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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