画像ラボ 2025年6月号

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Ga2506

画像ラボ 2025年6月号

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2,300 円(税込)
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2,300 円(税込)
■解説
〔外観検査〕〔解析・計測〕
○外観検査用機材の位置を再現するシンプルなシステム
/名古屋市工業研究所 長坂洋輔
外観検査装置について多品種への対応や運びやすさ改善のために、使用する機材を個別に運搬可能で、ワーク、カメラおよび照明の位置関係を自動で再現するシステムを構築した。システムは簡素な計測手法を採用して仕組みを理解しやすくした。


〔FA〕〔実装技術〕
○学習レス型データセットモデルの提案と欠陥検出への応用
/山口東京理科大学 永田寅臣・鄭哲霖
/岡山大学 渡辺桂吾
/三菱鉛筆㈱ 中村仁・玉野壽美
本稿では、AlexNetやVGG19など既に公開されているCNNモデルを特徴抽出機として、一定量の良品画像に加えて過去の不良品の画像データから抽出した多次元の特徴ベクトルを確立ベクトルに変換後、データセットとして構築しておくことで、良品・不良品の判定や類似品画像の探索に用いる方法を提案した。


〔ロボットビジョン〕〔認識・検出〕
○情景画像中テキストの品質評価とその応用
/東北大学 大町真一郎・宮崎智
環境中のテキストは重要な情報を含むことが多いが、テキストを含む情景画像を効率よく保存あるいは伝送するために大幅に圧縮することで容易に劣化し、判読が困難になりやすい。本稿では、そのような情景画像中テキストの品質を評価する手法を紹介する。また、品質評価手法を活用した効率の良い画像圧縮手法についても述べる。

○神経に学んだ運動方向検出ビジョンセンサ
/大阪工業大学 奥野弘嗣・久保秀太朗
本稿では、視覚神経系の時空間特性を効率よく模擬するために設計したディジタル回路と、この回路を活用してリアルタイムで映像中の物体の運動方向を検出するイメージセンサシステムの紹介を行う。

○移載作業自動化のためのロボットの把持位置と移載対象物の配置位置の検出手法
/京セラ㈱ 大西章介・中村匡芳
/中京大学 鈴木貴大・橋本学
工場での移載作業自動化に向けて、ロボットの把持位置と対象物の配置位置を検出する手法を提案する。対象物や配置治具、ロボットハンドの形状から衝突しない領域を検出し、移載後の物体の安定性を評価することで各位置を検出する。これにより、人手によるロボットへの把持位置と配置位置の教示を無くすことが可能である。

○歩行軌道予測センシングシステム
/京セラ㈱ 富上由基・福井康弘・山室隼都・渡邊正人・山本貴士・山中一希・河野健治
/千葉大学 荒嶋泰舟・計良宥志・川本一彦
自動配送ロボットと歩行者の協調を目指し、歩行者の歩行軌道を予測するセンシングシステムを開発した。さらに実験用ロボットへシステムを実装し効果を確認した。本稿ではシステムの解説、予測性能や有用性の評価結果、課題となる歩行軌道の急な変化に対応する手法について述べる。


〔インフラ整備〕〔解析・計測〕
○深層学習によるコンクリートX線CT画像の超解像
/近畿大学 尾﨑崇幸・麓隆行・波部斉
コンクリートは、温度変化や応力により材料界面に破壊や変形が生じる。本研究では、X線CT画像を用いた材料界面の可視化において、解像度の限界を超えた詳細な観測を可能にするため、機械学習による超解像手法の有用性を検討する。

○画像処理による腐食生成物組成推定方法の検討
/琉球大学 藤橋健太・押川渡
鋼構造物の劣化診断を目的に、画像処理を用いて腐食生成物の組成比を推定する方法を検討した。本稿では、RGB画像をLCh色空間に変換することで得られた色相hと腐食生成物の組成比との関係を紹介する。


〔農林水産業支援〕〔解析・計測〕
○ハンディスキャナーと深層学習を用いたスギ材の乾燥割れの定量化手法
/(国研)森林総合研究所 村野朋哉・渡辺憲
/東北農林専門職大学 藤本登留
/石川県農林総合研究センター 松元浩
木材製品の品質に大きく関わる乾燥割れは、測定に手間がかかり測定者によって評価基準にバラツキがあることが課題になっていた。筆者らはハンディスキャナーと深層学習を用いることで簡便に乾燥割れを測定する手法を開発したので解説する。


〔自動車〕〔認識・検出〕
○歩行者検出におけるシーンに応じた画素毎カメラ選択
/愛知工科大学 久徳遙矢
歩行者検出システムには可視光カメラや遠赤外線カメラが使用されるが、検出器の動作がシーンによって観測領域毎に異なり得る。本稿では、シーンに応じて検出器の動作信頼度が高いカメラを画素毎に選択するシステムについて紹介する。


〔生活支援〕〔認識・検出〕
○畳み込みRNNを用いた煙検知システム
/徳島大学 寺田賢治・高橋孝輔
/能美防災㈱ 岩藤那留・佐々木友哉・辻本圭亮
深層画像を用いた煙検知システムを提案する。これは大空間に設置された監視カメラにより得られる映像から畳み込みRNNを用いて煙を検知するシステムである。本稿ではさらに本手法の有効性を検証するための実験を紹介する。


〔生活支援〕〔インターフェース〕
○手話動画認識における部位ごとの適正動作判定に関する一考察
/神奈川工科大学 笹島和哉・亀田凱聖・川口大夢・梅田芳護・田中博・西村広光
我々は骨格推定を利用し、機械学習モデルを用いた手話学習支援システムを開発してきた。本稿では、特定部位の骨格移動情報を欠損させた識別モデルを複数構築し、どの部位が手話動作として間違っているかを特定する技術を開発した。


■シリーズ
○イメージングリソースガイド㉖
/エドモンド・オプティクス・ジャパン㈱
ユーザーのアプリケーションがマシンビジョン、ライフサイエンス、セキュリティ、或いはITSシステムにかかわらず、イメージング技術の基本を理解しておくことは、洗練されたイメージングシステムの開発や導入に欠かせない。センサーや照明技術の進歩がシステム対応力に無限の可能性を秘める一方、これらの技術のデザインや製造には物理的限界があるのも事実である。光学部品もこの例外ではなく、オプティクスがシステム性能の制限因子になることもしばしある。本連載は、読者がイメージングシステムの特定やシステム性能の最大化を行い、かつ投資コストを最小化するのをサポートする目的でデザインされている。
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