プラスチックス 2025年5月号

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S2505

プラスチックス 2025年5月号

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2,000 円(税込)
■特集:プラスチック加飾技術の進展状況
プラスチック産業全体が環境対応へと舵を切る現在、加飾技術も例外ではありません。今年の加飾特集では、最新技術の環境対策に触れて頂ければ幸いです。(編集部)

○加飾技術による商品の付加価値向上
/D plus F Lab 伊藤達朗
加飾技術は物の価値を高めるために表面を装飾する技術のことで、目的に合わせてさまざまな工法が開発され、多くの分野に適用されている。今後は、機能付与、環境対応、少量多品種対応といった高付加価値化が求められており、本稿で最新動向について解説する。

○3次元加飾ハードコートフィルムの特徴と適用例
/アイカ工業㈱ 岡本真樹
「100年に一度の大変革期」を迎えている自動車産業界において、自動車製造時のCO2 排出量削減は重要な課題となっている。本稿では自動車製造時の塗装工程におけるCO2 排出量を大幅に削減できる3次元加飾ハードコートフィルムについて紹介する。

○ドライ加飾システム開発への取り組み
/㈱大気社 吉岡秀久
スプレー塗装によるウェット塗装工程は、電着塗装・中塗り・上塗りと3層の塗膜で構成されており、重厚長大なプラントのような工場となる。それに対して、フィルムを用いたドライ加飾では、塗装プロセスにおいて塗装の空調やブースの水処理設備及び乾燥工程が不要となる。本稿では、フィルムを用いたドライ加飾システム開発の狙い及び目的、導入効果、主要技術の紹介をする。

○加飾分野における真空成形機の自動化を目指して
/㈱浅野研究所 寺本一典
真空成形は作業者が手作業で行っている現状が多く、少量生産向けであるが、量産採用のためには自動化が必要と考えている。本稿では、これまでの実績と今後の取組みについて紹介する。

○フォトポリマー材料を利用したオンデマンドのマイクロ流路デバイス作製技術
/元)徳島大学 江本顕雄・竹内久美子
/徳島大学 武下乙羽
基板に塗布したフォトポリマーの膜を部分的に露光することで生じる拡散現象を利用して、膜表面の体積変化を誘起することができる。本稿では、これを利用した応用の例として、表面レリーフ加工及びマイクロ流路デバイスの作製技術について紹介する。


■特設記事:エラストマーは今
エラストマーは、ますます活躍の場を広げ、日常生活になくてはならない存在になっています。本特集では 最新の熱可塑性エラストマーの特徴と適用例について解説して頂きました。

○ポリエステルエラストマーの環境配慮型素材開発
/東洋紡エムシー㈱ 赤石卓也
ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)は、耐熱性、低温特性、耐候性、耐油性、耐屈曲疲労性に優れるエンジニアリングプラスチック系TPEの代表である。当社のペルプレンはその特性を活かして自動車、工作機械、電気電子、スポーツなどの幅広い分野で活用されてきた。本稿では、ペルプレンの環境配慮に向けた開発動向を紹介する。

○シリコーン系熱可塑性エラストマーの特徴と事例
/デュポン・東レ・スペシャルティ・マテリアル㈱ 岸弓乃
シリコーン系熱可塑性エラストマー TPSiVⓇは、シリコーンの特性を活かしつつ、加工性に優れた熱可塑性エラストマーである。耐摩耗性、耐候性などの特徴や触感の良さから、コンシューマーエレクトロニクスやスポーツグッズに使用されており、今後さらなる用途開発が期待される。

○熱可塑性ポリウレタンエラストマーの特徴と事例
/日本ミラクトラン㈱ 小出和宏
熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の特徴、成形加工方法と加工の際の注意点を概説したのち、 TPUが効果的に活用された適用事例を紹介する。また、樹脂設計・配合剤により高機能化されたTPUについて、当社製品を例に解説する。

○結合組み換え型サブ架橋ドメインを導入した熱可塑性エラストマーの開発 
/名古屋工業大学 林幹大
一般的な熱可塑性エラストマーは、化学的な架橋結合を持っていないため、高温安定性や変形安定性に課題があり、利用範囲が限定されている。本研究では、結合組み換えが起こるナノドメインを付加的な架橋として導入するというアイデアで、上記課題克服への新アプローチを提案する。


■一般記事
○〈解説〉名古屋大学NCC 新プロジェクト「nccPrime」の概要
/㈱Tech-T 高原忠良

○〈解説〉加圧式樹脂乾燥機の特徴と事例
/大同トレーディング㈱ 鈴木浩之

○〈解説〉プラスチック生産現場における押出機部材消耗の解決策
/日本タングステン㈱ 真島克弥・志岐瑞帆・大塚健嗣


■連載
○我々は宇宙の子 第7回
/青野哲士

○パテントマップで見えてくるプラスチック技術の動向と自社戦略の立てかた 第10回 /NECO・no・Teエンジニア㈱ 岩堀圭吾

○プラスチック製品設計の勘所 第7回
/田口技術士事務所 田口宏之

○何でも聞いちゃお!プラスチック金型 第9回
/YNP Mold 山口純

○世界のバイオプラスチックは今(動向と課題)第87回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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