建築設備と配管工事 2025年5月号

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建築設備と配管工事 2025年5月号

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■特集:公共建築のZEB
○深川市庁舎
/㈱日建設計 中川陽介・及川晃一
「人と環境に優しい庁舎」とレジリエンス機能の強化を目指した、北海道深川市による庁舎建替え計画。建物の高断熱化、空調負荷の最適化、地中熱の活用、高効率機器の採用などにより空知管内初の「ZEB Ready」を達成。北海道全体への普及促進も図る。

○島田市役所新庁舎
/㈱石本建築事務所 八木唯夫・行谷拓哉・山本真由美
島田市環境基本計画の『大井川が育む豊かな自然と暮らしを紡ぐ循環共生都市』を目指し、大井川の「かぜ」「みず」「もく」「ひと」といった地域資源を最大限に活用したZEB 庁舎が完成した。低炭素化と持続的発展を目指す環境まちづくりの拠点として地域社会をリーディングする。

○長野県AI活用/IoTデバイス事業化・開発センター
/㈲エーアンドエー構造研究所 新井さやか・佐藤克典
/㈱三友ファシリティーズデザイン 鳥井清司
2020年に(一社)建築設備技術者協会が実施する「第9回カーボンニュートラル賞」北信越支部奨励賞を受賞した『AI 活用/IoTデバイス事業化・開発センター』の実績について紹介する。

○愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所
/㈱久米設計 横山大毅
愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所は、県土の良好な環境の確保と公衆衛生の向上に関する調査・研究の拠点施設である。本稿はNeary ZEBを目指した意欲的な設計概要と、コミッショニングプロセスの適用によるnet ZEBを達成した過程を紹介する。

○宇部市庁舎
/㈱佐藤総合計画 田村富士雄・篠原正樹
宇部市の新庁舎は、国選定のSDGs 未来都市「宇部」にふさわしい多種多様な省CO2技術を導入、「産官学」によるLCEMも実施中である。その結果、ZEB、BCP、ウェルネス、先進性の4つがシームレスに効果を発揮する環境親和庁舎となった。設計段階でZEB Oriented、施工段階ではZEB Ready、開庁後の運転実測データでもZEB Readyを達成している。

○長崎市庁舎
/㈱山下設計 中澤大・大川守
長崎市庁舎は、ZEB Readyを取得し、カーボンニュートラルを目指す環境配慮型の超高層庁舎である。市民が自由に過ごせる空間を提供し、災害対応拠点としても機能する。各種省エネ技術の採用やカーボンニュートラル都市ガスを採用し、旧庁舎と比べ、運用時の1次エネルギー消費量を37% 削減、CO2排出量を59% 削減した。


■最新技術情報
○工場の湿度管理と空調コスト削減
/㈱いけうち 江崎寛通
工場の湿度管理は生産性・品質向上、省エネに不可欠であり、また空調コストの約3割を加湿が占めている。最適な加湿方式・制御を行うことで作業環境の安定とエネルギー消費やCO2排出を削減することが可能だ。

○熱伝導を利用した半屋外スポット冷暖房
/㈱大林組 加藤隆矢・和田一・中山和樹
/ピーエス㈱ 平山禎久・大野奈津
/ピーエス工業㈱ 多賀谷聡
コロナ禍以降、半屋外空間の価値が見直されているが、夏冬に快適に過ごすためには多量のエネルギーが必要である。「Comfy TOUCH」は、家具等に組み込んだ冷温水パネルに直
接ふれることで局所的な冷涼感や温もりを得られ、省エネ性も抜群である。今後、商業施設等での導入が期待される。

○環境性能向上を実現する緑地の樹木配置の最適化シミュレーション
/㈱竹中工務店 佐野祐士
環境性能向上のための樹木配置シミュレーション技術「Optree」は、樹木の環境調節機能を最大化する植栽計画を実現する。適用事例では465ケースの最適化計算を暑熱環境と景観シミュレーションで行い、従来比で緑視率1.15倍、日射量7%増、植栽コスト2.2% 減を同時に達成する植栽計画が得られた。

○特殊排水継手化により汚水・雑排水を統合更新する改修の新工法
/㈱長谷工リフォーム 河村一弘
中高層建築物の排水立管改修工事に、特殊排水継手化による排水立管統合を実現する革新的な「2V-SPEC 工法」。材料・労務費削減によるコスト削減最大▲35%と工期・騒音振動・CO2排出量の削減最大▲65%を実現し、工事中の住民負担を軽減するエコな設備改修工法。

○低GWP冷媒採用のビル用マルチエアコン
/三菱重工サーマルシステムズ㈱ 図子田譲
低GWPのR32冷媒を採用したビル用マルチエアコン「LXZシリーズ」を2025年3月から順次発売。室外ユニットのデザインを一新。機能性を向上、並びに建物・屋外空間と調和したデザインとした。また新型コンプレッサ、新制御機能を採用し、快適性向上と省エネ化の両立を実現。


■解説
○教室の空気質と温熱環境の最適化に関する共同研究結果
/富士工業㈱ 丸川雄一
当社と東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の谷口景一朗特任准教授は、教室の空気質と温熱環境の最適化に関する共同研究をおこなった。教室の窓開け換気によって空気質と快適性を両立させる方法を探った研究内容について紹介する。


■竣工事例
○名古屋造形大学
/Arup 川端将大
本計画は名古屋造形大学が名古屋市内に移転するにあたり、新築されたキャンパスである。「創造の場である104×104mのワンルームとなったスタジオ」を中心に、意匠・構造・環境設備をインテグレートした建築を実現させた。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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