クリーンテクノロジー 2025年4月号

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クリーンテクノロジー 2025年4月号

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■特集:見つける技術
○エア漏れ可視化技術
/SMC㈱ 川村陽一
当社では誰でも簡単に配管の漏れを目視で検査できることに主眼を置いたエア漏れ検査機器、および検査液を開発した。本稿では、配管のエア漏れによるエネルギーロスの低減と配管の施工管理を容易にする方法の提案として、開発した検査手法と機器および検査液の紹介する。

○高速画像処理によるガス配管内の粒子モニタリング
/新日本空調㈱ 川北裕司
電子デバイス産業等で用いられるガス配管中の粒子の評価は、ガスの一部を取り出した上でパーティクルカウンタに導入するという手法が一般的であった。微粒子可視化技術を応用し、非接触でガス配管中の粒子をモニタリングする技術を開発した。本稿では、その構成と利点について紹介する。

○合成開口レーダーを用いた漏水調査(2024)
/ジャパン・トゥエンティワン㈱ 岸本賢和
本稿では、技術開発の背景にある考え方を詳しく説明し、従来の漏水検出方法に対する特長や、基準となる指標を紹介する。

○画像を用いた鋼材の腐食深さの推定
/NTTアクセスサービスシステム研究所 内堀大輔・石原彰人
本稿では、インフラ設備の維持管理の効率化を目的として、撮影画像から自動的に腐食を検出し、腐食の深さを推定する技術について紹介する。

○ダクト内遠隔監視システムの開発
/㈱アーモス 田賀俊行
本稿では、「火災予防への貢献」 と「人材不足問題の解消」の主に二つの重要な課題に対処するために開発した「ダクト内遠隔監視システム」について、紹介する。

○目に見えない光を利用した材料や食品などの深部組成や異物の見える化
/東京理科大学 竹村裕
近赤外分光法は、試薬や蛍光プローブを使用せずに成分分析を行う技術であり、品質検査や非破壊検査などに広く利用されている。この技術を応用した近赤外分光イメージングは、成分検査や異物検査など多くの産業分野で活用されている。これにより、従来の非破壊検査では難しかった場所でも高精度な見える化を実現した。これらの技術は事故防止や新たな計測産業の創出が期待されており、医療や工業、美術品の鑑定、環境モニタリングなど幅広い分野での応用が可能である。


■解説
○車室内空気質の「見える化」
/(地独)大阪産業技術研究所 道志智
車室内空間は快適性のみならず、安全・安心が求められており、車室内空気質の「見える化」が必要になってきている。本稿では、空気質の見える化を行うためのガスセンサの評価系構築に向けた取り組みについて紹介する。

○四重極型質量分析計を用いたプロセスモニタリング
/㈱堀場エステック 中村賀美
四重極型質量分析計(QMS)のアプリケーションの一つに「プロセスモニタリング」があり、注目されつつある。本稿では、プロセスモニターとしてのQMSの活用例を記載し、その可能性と今後の展望に関して紹介する。

○「飛沫を除去する」という工学的感染症対策の提案
/大阪公立大学 秋吉優史
人と人の間に設置する、飛沫の除去に特化した小型飛沫除去装置という新しい概念を提唱し、直径5μm以上の大きさの「飛沫」の除去のみに着目し、捕集が困難なサブミクロンのエアロゾルの捕集は行わないと割り切ることで、小型で静穏なファンでも十分な吸引、除去性能を達成できることを確認した。

○大阪府域の黄砂粒子の化学成分調査
/(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 野中優衣
本稿では、一般的な黄砂に関する情報から、大阪府域において黄砂が飛来したときに弊所で実施している浮遊粉じんの採取、その化学成分の調査結果、大阪府の黄砂の特徴について紹介する。

○光渦を用いた高精細・高解像レーザー印刷技術
/千葉大学 尾松孝茂
/大阪公立大学 柚山健一
光渦は螺旋波面に由来する軌道角運動量を持つ光の総称である。光渦を材料に照射すると、材料は自転しながら直線飛翔する。この原理を活用した印刷技術を光渦レーザー前方転写法と呼ぶ。光渦レーザー前方転写法は、固体から液体まで多様な材料を所望の位置に高精細かつ高解像に印刷できる。また、材料と印刷したい基板間の作動距離を長くできる。光渦レーザー前方転写法は、プリンタブルエレクトロニクス・フォトニクス、さらには、バイオプリンティングのための革新的な基盤技術となる可能性を秘めている。

○車載用リチウムイオン電池のリサイクル技術とビジネスの実情
/山口大学 福代和宏
EVの急速な普及に応じて、車載用リチウムイオン電池のリサイクル体制を整えることが急務となっている。リサイクル技術に関してはすでに実績や研究事例があり、採算性も見込まれている。リサイクルコストの大半は回収・解体過程に由来しており、今後、作業の自動化などが必要となる。
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