油空圧技術 2025年4月号

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Y2504

油空圧技術 2025年4月号

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■特集:洗浄剤:SDGs環境への取り組み
〇PFASに関する環境省の取り組みについて
/環境省 吉﨑仁志
PFAS(一万種類以上ある有機フッ素化合物の総称)の1つであるPFOS、PFOAは、近年、水環境中で検出される事例が社会的に関心を集めている。環境省は、令和5年7月に「PFASに関する今後の対応の方向性」を公表した。本稿では、それを踏まえて進めている取組について概説する。

〇企業に求められる脱炭素経営
/環境省 東條祐作
我が国では2023年2月に閣議決定した「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」においても、我が国の産業競争力を維持・強化する中でカーボンニュートラルを実現するため、大企業のみならず中堅・中小企業も含めたサプライチェーン全体でのGXの取組が不可欠とされている。今回は企業が脱炭素経営を進めていくうえで1つの目標となるSBT認定取得及び環境省で実施している各種支援策についても紹介する。

〇低ミスト型水溶性切削油剤
/ユシロ化学工業㈱ 小川裕示
今まで、金属加工の現場では「当たり前」とされていた水溶性切削油材のミスト。当社による「当たり前な雰囲気」が「当たり前では無い雰囲気」に変わる製品を紹介する。

〇アルカリイオン水の工業分野への活用と展望
/クール・テック㈱ 荒井友香
アルカリイオン水は冷却性や洗浄性に優れ、工業分野で環境負荷の低減や生産性向上に寄与する。本稿では活用事例を交え、その効果を概説する。また、自動ミキシング装置との組み合わせにより、切削液や洗浄液管理の効率化と持続可能な技術展開についても紹介する。


■解説
〇複雑流体を用いた流体輸送の省エネ、効率化に貢献する、流動場の層流・乱流制御
/名古屋大学 日出間るり
分子量が大きな高分子を低濃度で添加した流体は、観察する長さや時間のスケールに依存した複雑な流動挙動を示すため複雑流体と呼ばれる。本研究は、複雑流体の層流・乱流領域を、流体の特性を表すレイノルズ数と高分子の伸長を表すワイゼンベルグ数により整理した。

〇超精密加工機における高速応答レギュレータの適用検討
/芝浦機械㈱ 福田将彦
直交3軸を構成する超精密加工機において、鉛直動作の影響を低減するエアバランサが広く用いられている。ただし、シリンダへの吸排気が適切ではない場合、過負荷が生じ位置決め性能の低下を招く。そこで高速応答精密レギュレータを用いて高速移動をともなう加工への適用を検討した。


■製品と技術
〇超高圧処理装置の全固体電池への応用
/㈱神戸製鋼所 平岡裕大
本稿では、硫化物系全固体リチウムイオン電池の製造における温間等方圧加圧(WIP)技術の適用可能性を検討。WIP装置の構成と特長、電極と固体電解質の界面形成改善に関する実験結果を紹介し、今後の課題についても述べる。

〇空圧除振系の振動制御技術
/特許機器㈱ 篠原雄一郎
空気ばねはパッシブな支持機構として用いられてきた。当社では1989年に空気ばね自体をアクチュエータとする空圧式アクティブ除振装置を開発し、精密機器の高精度化・高速化に貢献してきた。本稿では、空圧式アクティブ除振装置の基本から適用事例まで解説する。


■連載
〇イチから学ぶ油圧のメカニズム 第39回
/西海孝夫

〇技術者の提案 第11回
/長谷川和三


■H&P情報
〇油空圧機器出荷統計

〇建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
〇空気圧シリンダ
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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