建築設備と配管工事 2025年3月号

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K2503

建築設備と配管工事 2025年3月号

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■特集:建設業界のオープンイノベーション
○オープンイノベーションの促進と課題解決に向けて
/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 藤原渉
技術革新や新しいビジネスモデルの導入に対するニーズは急速に高まっており、自前主義からの脱却(=オープンイノベーション)が求められている。業務内外の連携強化も非常に重要であり、当機構が推進している支援プログラムも紹介する。

○NOVAREにおけるオープンイノベーションの取り組み
/清水建設㈱ 巣山栞
温故創新の森NOVAREは、当社の事業構造、技術、人財のイノベーションを推進し、社会とのコミュニケーションを図る場であり、イノベーションの活性化を目的に設計された施設空間を活かしながら、社内外の多様なパートナーとの共創により、既存の事業や組織の枠を超えた新たな価値創造に取り組んでいる。

○TOL:イノベーションを生み出す “機能”
/㈱竹中工務店 岡﨑智仁
当社は3タイプ(従来型/補完型/共創型)のオープンイノベーションを使い分け、イノベーションを生み出す “機能” であるTOL機構を設置している。同機構は中核機能と内環機能、外環機能により構成され、内機能のCOT-LabⓇはオープンイノベーション推進拠点として様々な共創活動を企画支援している。

○環境革新で、地球の未来をきりひらく
/高砂熱学工業㈱ 湯浅憲
高砂熱学グループの存在意義である「環境革新で、地球の未来を切りひらく。」やビジョンである「環境クリエイター」の理念から、当社のオープンイノベーション取り組み事例を産学連携・スタートアップ企業との共創・技術利用領域の拡大の3点から紹介する。

○建築産業におけるイノベーション
/東京都立産業技術大学院大学 吉田敏
建築領域でのイノベーションは少なくない。しかし、国内において建築領域のオープンイノベーションは殆ど見当たらず、成功した海外の事例では極めて的確な準備が行われている。的確な準備とはどのようなことか、今こそ理解しながら対応すべきではないだろうか。


■最新技術情報
○低GWP冷媒【HFO】R1234yfを採用した空冷式スクリューチラーユニットの紹介
/日立ジョンソンコントロールズ空調㈱ 小堀大河
脱炭素化に向けた取り組みの一つとして、地球温暖化係数(GWP)が低い冷媒への転換が求められている。当社では、環境影響度に配慮し、地球温暖化係数(GWP)が “0” である冷媒R1234yfを採用した空冷式スクリューチラーユニットを新たに開発し、2024年10月より受注を開始した。

○室内への花粉侵入を低減
/パナソニック㈱ 加来あゆみ
浴室換気をすると熱交換気ユニットの排気量を自動で減らす連動制御をおこなうシステムにより、室内の負圧を抑えることで、建物の隙間からの花粉の侵入低減を実現する。快適と省エネの両立を実現した本システムを通じて、健康で快適に暮らせる空間づくりに貢献していく。

○製缶・板金部材の調達業務を作図起点で最適化
/㈱BALLAS 木村将之
就業人口減少、事業継承問題、資材価格変動等により、建設業のサプライチェーンに歪みが生じ始めている。当社では製缶・板金を主とした建設部材の調達課題に対する解決策として、標準モジュール化を提案。モジュールデータを起点に実現される作図の標準化と、マス・カスタマイズ生産について詳しく紹介する。


■解説
○エンボディドカーボンの削減が期待される建築設備配管の長寿命化
/ダイダン㈱ 田中法幸
建築設備におけるエンボディドカーボンの削減手段としては、エコマテリアルの採用や施工の省エネルギー化が挙げられる。さらに、配管などの長寿命化が重要な因子の一つとなる。本稿では、事例を交えその重要性について紹介する。


■竣工事例
○日東電工㈱豊橋事業所 総合事務棟「LINCS」
/鹿島建設㈱ 池田紗英子・海野龍生
「LINCS」は日東電工㈱豊橋事業所の操業60周年に合わせて計画され、事業所敷地内に点在していた事務・管理機能を集約したESG推進のフラッグシップオフィスである。『ZEB』達成に寄与した建築的負荷低減計画や汎用設備機器による省エネ計画を紹介する。

○茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」
/㈱竹中工務店 鈴木暢人・山崎将吾
劇場や図書館などの複数用途を一ヶ所に集約した建築でランドスケープと建築が相互に浸透し合う「立体的な公園」をコンセプトにした。北側の広場から繋がるオープンスペースでは、地域環境と共生し、その恩恵を享受した省エネルギーで快適な屋内環境を目指した。


■シリーズ
○第22回 環境・設備デザイン賞
将来を見据えた “みらいの運営維持”「設備管理のスマート化」
/TMES㈱ 高橋和洋・小林正一・佐藤邦男・大川幸一
IoTと管理ツールを統合した先進的な設備管理システムを紹介する。メーターと設備機器の遠隔監視により設備安定稼働と省エネ・効率化を実現し、日常の管理業務を大幅に削減する。実導入現場では、従業員の負担軽減と重要業務への集中を可能にした。

○内外テクノス本社工場
/㈱大林組 前岡良輔・齊藤誠・茅岡彰人・岡本真由美・春日大樹・溝口暉人
埼玉県ふじみ野市にある内外テクノスの本社工場建替計画である。住宅や大学の建ち並ぶ郊外で「地域に開く、これからの工場建築」を目指すとともに、低層大規模木造建築の普及の可能性を追求し、働く人や周辺地域、地球環境にもやさしいサスティナブルな工場を実現した。

○建築分野での女性の活躍を目指して
設備女子会の現状と将来
/㈱日建設計 宮坂裕美子
2012年に発足した設備女子会は、様々な社会の変化に合わせて活動も変化している。脱炭素にむけた建築設備技術者の役割を魅力として発信し、業界全体として進めるべき働き方改革について共有する等、性別に関わらず多様性が求められる時代において、設備女子会の意義を今後も考えていく。


■連載
○News & Products

○知っているようで知らない空調設備のこと⑩
太陽エネルギーの取得・利用方法
/高砂熱学工業㈱ 湯浅憲

○Le petit pouce ペットと暮らす
“あなたの本棚、ここにあります”
/畑建築デザイン 畑由起子
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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