クリーンテクノロジー 2025年1月号

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クリーンテクノロジー 2025年1月号

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■特集:空気環境汚染対策と気流可視化技術
○大気圧プラズマによる柑橘ミドリカビ菌の成長抑制に関する検討
/㈱アステクノス 杉浦敏行
本稿では、大気圧プラズマ照射が柑橘の腐敗菌の一つであるミドリカビ菌に与える成長抑制作用とその要因、さらに、実際の果実を用いた腐敗抑制効果について、実験結果を引用しながら紹介する。

○ハウスダスト中の鉛の起源解析に関する研究
/(国研)国立環境研究所 高木麻衣
低レベルの曝露による小児の認知機能、および成人の腎機能への影響が懸念されている鉛について、日本人の主要な鉛ばく露源であるハウスダスト中鉛の起源を探ることを目的とし、ハウスダスト中の鉛の起源に関する知見をまとめた。

○気流可視化ツールの開発
/三菱電機㈱ 大澤奈々穂・ジョージ フェリックス・大崎雅代・上野洋平
本稿では、機器配置パターンを変えたときの室内空間の環境を、 3Dアニメーションと2D断面図で分かりやすく可視化し快適空間を検討する「気流可視化ツール」について紹介する。

○浮遊ウイルス除去性能評価試験法の現状
/(一財)北里環境科学センター 菊野理津子・岡上晃・榊原正也
本稿では、IEC/TC59の活動状況の概要、国内外における浮遊微生物除去試験方法の現状について解説、また、M1467附属書Dの試験微生物である2種類の大腸菌ファージの試験空間における安定性を確認するために実施した評価試験の概要と、試験結果から得られた知見を中心に紹介する。

○小型軽量ウイルス不活化装置の開発
/秋田大学 高牟禮光太郎
/名古屋大学 天野浩・八木哲也・内山知実
旋回気流と電気集塵技術を組み合わせた新しいウイルス捕集技術を開発した。本技術では、遠心力とクーロン力を利用してエアロゾル粒子を流路の壁面に衝突させて捕集し、深紫外線を照射することでウイルスを不活化する。この結果、検出限界までウイルスを不活化できる小型・軽量な装置の開発に成功した。さらに、この不活化技術を搭載した卓上型エアカーテン装置についても紹介する。


■解説
○細胞治療のためのクリーンルーム適合CO₂インキュベーター
/サーモフィッシャーサイエンティフィック㈱ 遠藤隆主
本稿では、細胞製剤の製造施設向けに開発されたISO Class 5およびGMP Grade A/Bクリーンルーム環境に適合し、GMP環境での使用を想定した新しいCO2インキュベーターの機能と特長を紹介する。認証機関によるクリーンルーム適合認証試験についても紹介する。

○医薬品品質問題に対する当機構の取り組み
/(独)医薬品医療機器総合機構 美上憲一
PMDAは医薬品の品質確保において、国内外の製造所等に対するGMP調査を中心に、最近ではオレンジレター、GMPラウンドテーブル会議、GMP/GCTPアニュアルレポート等の品質リスクコミュニケーションを通じて貢献している。

○宇宙探査から地上へ、水素利用社会への貢献
/(国研)宇宙航空研究開発機構 曽根理嗣
今日、カーボンニュートラル社会の構築が希求される中では、宇宙探査用技術を地上にスピンオフし、人類のサステナビリティ向上に向けた動きが始まっている。

○超高真空技術をあらゆる産業へ応用できる省エネゲッターポンプ
/(国研)日本原子力研究開発機構 神谷潤一郎・諸橋裕子
超高真空技術は、加速器や重力波望遠鏡や核融合炉などのビックサイエンス、電子顕微鏡やX線光電子分光装置などの表面分析装置、固体同士を接合する常温接合など、学術と産業の幅広い分野で活用されている。本稿では、チタン製真空容器を超高真空ゲッターポンプとして機能させる開発について紹介する。

○半導体工場向け停電・瞬低補償装置の導入検討事項
/㈱TMEIC 伊藤大貴・西浦弘貴
半導体工場における電力の安定供給は、場の安定運用のため特に重要な課題である。本稿では、停電・瞬低対策装置の回路方式例、ならびに半導体工場における工場電源の安定化と操業継続を支える電源安定化システムである瞬低・停電補償装置の導入に関する検討事項を紹介する。

○超音波振動切削による機能性表面の高能率加工
/長岡技術科学大学 磯部浩已・川村拓史・高島孝太・辻尚史
/一関工業高等専門学校 原圭祐
工具刃先を超音波振動させる振動援用加工により、その切れ刃の運動軌跡を被削材表面に転写させることで、単一工程で形状成形とテクスチャ創成を行う手法を提案した。本稿では、本手法の概説、および得られるテクスチャの構造およびそのしゅう動特性について紹介する。

○首都圏建廃2024年問題のポイントと改善策としてのDX化推進
/建設廃棄物協同組合 谷口敏幸
建設廃棄物業界にとり2024年問題は、法順守による配車体制の見直しに止まらない。業界の自滅的衰退を招きかねない「許可制という参入障壁」から自ら脱皮し、DX化により “人財” を呼び込める業態への変身の機会とすべきである。

○見えない物を見るNano-PALDIイメージング質量分析
/福島大学 平修
本稿では、医学、食品科学、環境研究など多岐にわたる分野で、組織や物質の2次元平面上で分子の分布を可視化するイメージング質量分析(IMS)について紹介する。

○バイオ蛍光法を用いたガス成分のイメージング計測
/東京科学大学 飯谷健太・市川健太・三林浩二
当グループは、数百種の希薄な成分が混合された生体由来ガスにおいて特定の成分のみを検出し、濃度分布を画像として表示するガスイメージング系を、酵素反応に基づくバイオ蛍光原理により開発している。本稿では、ガスイメージング意義、測定原理、実サンプル(ヒト呼気、経皮ガス、果実由来ガス)のイメージング例を交えて研究成果を紹介する。


■エンジニアリング会社開発拠点の紹介
○人と情報と技術が集まる
/㈱大気社
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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