油空圧技術 2025年1月号

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Y2501

油空圧技術 2025年1月号

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■特集:見せる油空圧
〇アクスル内オイル流れのPIV計測
/明治大学 榊原潤
/オリンパス㈱ 今鉾崚貴
/大阪大学 杉山和靖
/東京大学 高木周
透明アクリルで模擬した建機用アクスル内のオイル流れをPIV(粒子画像流速測定法)で測定した。ブレーキディスクにより誘起された流れが液面や底部で偏向して容器内を循環する流れが観察された。回転数に応じてオイル内に気泡が増え、特に300rpm以上でオイルが白濁し、深部の速度測定が困難となった。

〇油圧スプール弁内のキャビテーション流れ 
/日本大学 沖田浩平
油圧制御バルブにおいて、キャビテーションエロージョンによる製品寿命の低下が問題となっている。本稿では、油圧スプール弁内におけるエロージョン発生のメカニズム解明を目的に、スプール弁内のキャビテーション流れの可視化実験結果について紹介する。

〇ピストンスカート部の油膜可視化による潤滑状態の研究
/群馬大学 石間経章
蛍光物質を溶解させたエンジンオイルを用いて、ピストンスカート上に形成される油膜を観察した。ピストンスカート上には微細な凹凸としてできるパターンコーティングを施し、ピストン姿勢およびパターンによる油膜変化を観察した例を紹介する。

〇3次元温度分布計測 
/山梨大学 舩谷俊平
感温液晶および感温蛍光体を用いた様々な3次元温度分布計測システムを紹介する。また、極細感温蛍光ワイヤーを用いた気流温度計測についても紹介する。

〇流体温度場スキャナを用いた気流温度のリアルタイム可視化計測
/名古屋工業大学 保浦知也・田川正人
本稿では、筆者らが開発した気流の二次元温度場を簡便かつ安全に計測できる流体温度場スキャナを用いて、リアルタイムで塗り絵のようにその場で可視化できる計測技術を紹介する。また、その他の形式についても短く紹介するとともに、技術的な課題と今後の展開について概説する。


■解説
〇油圧ショベルの油圧システム新制御法
/aAPMsystem(同) 山路憲平
油圧ショベルの掘削自動化に適合する油圧システムについて考察した。系の減衰能を確保することが重要で、馬力制御にもとづくシステムを提案している。これをコンピュータ内に実現するべく、従来のシステムをベースにした設計手順を示し、補完すべき要素を追加し、シミュレーション例で可能性を評価した。


■製品と技術
〇無線式アナログメータ点検自動化サービス
/ソナス㈱ 松田和宏
製造現場では、アナログメータの巡回点検が重要であるが、作業者の負担が大きく、誤読や安全上の問題、検知の遅延などの課題がある。当社は次世代IoT無線のUNISONetを活用しアナログメータの点検自動化サービスを提供し、作業削減と情報の正確性を実現した。


■連載
〇イチから学ぶ油圧のメカニズム 第36回    
/西海孝夫

〇技術者の提案 第8回 
/長谷川和三

■H&P情報
〇油空圧機器出荷統計

〇建設機械出荷金額統計


■製品ガイド
〇油圧バルブ
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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