配管技術 2025年1月号

配管技術 2025年1月号
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
H2501

配管技術 2025年1月号

販売価格/
2,300 円(税込)
通常価格/
2,300 円(税込)
■解説
〔展望・解説〕
〇サステナビリティと素材革新:カーボンニュートラルとエポキシ樹脂の未来
/DIC㈱ 有田和郎 
当社は現在、廃棄物の削減や再利用を促進できるエポキシ樹脂・エポキシ樹脂硬化剤の基本技術を研究開発中である。この中から特に本稿では、200℃以上の耐熱性とリサイクル性を備えるエポキシ樹脂硬化剤について紹介する。

〇ドイツのエネルギー・天然ガス動向とエネルギー転換政策
/LNG経済研究会 大先一正 
ドイツは2045年までにCO2排出量の実質ゼロ化を目指しており、ウクライナ戦争勃発後はロシア産パイプラインガス輸入が途絶えたため、LNGの大量輸入を開始している。ドイツは欧州最大の天然ガス消費国であり、その動向は世界のLNG需給と価格に大きな影響を与えるため、注視していくことが必要となっている。

〇液体金属を応用した海水淡水化技術への挑戦
/東京科学大学 近藤正聡 
液体金属の化学的な特徴を活かした新しい海水淡水化方法に関する研究を2022年に開始した。本稿では、液体金属という物質の特徴や、その特性を活かした直接接触式海水淡水化法のメカニズムについて紹介する。


〔設計〕
〇水素製造プロセスの種類による色分けと利用形態の解説
/あいち産業科学技術総合センター 鈴木正史 
カーボンニュートラル社会実現のため、水素は重要なエネルギー源として注目されている。しかし、水素製造方法によって、原料や二酸化炭素の排出量が異なる。そこで、近年広く普及しつつある水素の色分けと利用形態について解説する

〇FO膜を用いた省エネルギー型の海水淡水化技術
/東洋紡エムシー㈱ 三浦佑己・安川政宏 
海水淡水化において、現在主流とされるRO法に対し、より消費エネルギーを削減可能な新たな技術として、FO法が注目されている。本稿では、FO法の技術概要を述べ、またFO膜を用いた省エネルギーな海水淡水化の検討事例を紹介する。


〔施工〕
〇鉄筋の高強度化や高耐久化に対応できる機械式定着工法
/第一高周波工業㈱ 友田勇 
鉄筋コンクリート構造物の高密配筋化による施工難易度の高まり、鉄筋の高強度化と構造物の高耐久化に対するニーズへの対応および従事する就労者の減少による品質の確保とともに生産性向上対策である機械式鉄筋定着工法(Tヘッド工法)技術を紹介する。


〔運転・管理〕
〇GHG排出管理に関するメタン定量化・技術検討サービスについて
/日揮グローバル㈱ 藤田慶彦・藤崎翔
エネルギーバリューチェーンの低脱炭素化に向け注目度が高まるメタン排出管理の国際的な最新動向を解説し、業界内課題に対する日揮グループが提供するサービスの特徴と実績、今後の展望について紹介をする。


■技術トピックス
○金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習の新設について
/厚生労働省 佐久間敦之 
金属アーク溶接等作業のみが対象となる金属アーク溶接等作業主任者限定技能講習の新設(令和6年1月1日施行)について、改正の趣旨や関係法令(改正省令や改正告示)の概要について解説する。


■製品技術情報
〇プラントの設備管理を点群で実現する新たな手法
/㈱エム・ソフト 有村将希 
プラントの保全業務における老朽化対策、労働力不足等の課題とDXについて解説し、その課題解決の手法として、当社のDXサービス『MONOLIST』および化学プラントでの活用事例を紹介する。

〇ダクト内汚れの厚みを測定する監視システム
/㈱アーモス 田賀俊行 
飲食店や工場・ビルなどで発生するダクト火災の予防対策として、IOT技術を駆使したダクト内遠隔監視装置について解説し、ダクト内の撮影・汚れの厚み測定原理を実際の実証実験をもとに紹介する。

〇超音波によるエア漏れ可視化
/協和機工㈱ 三家本輝男 
当社はコンプレッサのエア漏れに対して、超音波で空気の振動を捉えて小型カメラで可視化する「エア漏れ検査サービス」を提供している。本稿では、「エア漏れ検査サービスの概要と事例、メリットを紹介する。

〇大規模CCSを可能にする液化CO₂タンク用鋼板
/日本製鉄㈱ 臼杵博一 
CCSにおいて陸上での一時貯蔵や船舶輸送に用いられる液化CO2タンクの現状と今後の見通しを踏まえた上で、タンクの設計要件から鋼板の要求特性を想定した。大型液化CO2タンクを実現する当社の鋼板ラインナ ップを紹介する。

〇AIによるブレークスルーがもたらす自律型・設備管理の世界
/アズビル㈱ 木幡真望
重要設備における突発故障のゼロ化、保全コストの適正化を実現するためには、TBMからCBMへの移行が重要な鍵となる。各種設備の運転データを学習したAIモデルによる予兆保全の実現に留まらず、設備劣化の可視化から最適なメンテナンス時期のリコメンドまで実現するAIベースの自律型・設備管理システム“BiG EYES MM”について紹介する。


■連載
〇プラント配管系の流体解析⑤
/元)東洋エンジニアリング㈱ 木内龍彦 
配管系に含まれる弁やチェッキ弁、オリフィス、ポンプ、分岐、リザーバ、サージタンクなどは、境界条件として過渡応答計算に組み込まれるが、本稿では、その扱いについて詳細に説明する。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826