建築設備と配管工事 2023年10月号

建築設備と配管工事 2023年10月号
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
K2310

建築設備と配管工事 2023年10月号

販売価格/
2,300 円(税込)
通常価格/
2,300 円(税込)
■特集:デマンドサイドマネジメントの現在
○デマンドサイドマネジメントの現状と展望
/(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター/前田洋二
「デマンドサイドマネジメント表彰」の受賞案件は、ヒートポンプ技術の活用により、「上げDR」「下げDR」をはじめとする喫緊の課題に対応し、電気需要最適化に貢献する。その傾向から、デマンドサイドマネジメントの現状と展望が見えてくる。

○虎ノ門一丁目地区における大規模蓄熱槽を活用した電力負荷平準化とデマンドレスポンスへの取り組み
/虎ノ門エネルギーネットワーク(株)/近内義広・他
東京都港区の虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの地下に大規模蓄熱槽とコージェネレーションシステムを配した、省エネ・低炭素化と同時に防災に貢献する熱電併給型プラントを設置した。供給エリア全体の電力負荷平準化やデマンドレスポンスの取り組みを実施しつつ、AI技術の活用や継続的なコミッショニングを通し、高度エネルギーマネジメントを実現している。

○昼間沸上げ形家庭用ヒートポンプ給湯機
/ダイキン工業(株)/千田孝司・他
「おひさまエコキュート」は、主に太陽光発電設備が発電する時間帯に太陽光発電による電力を使ってヒートポンプで沸き上げるので、従来形エコキュートに比べて消費電力量を約57%削減が可能で、また住宅の自家消費率を約38%→56%に向上させることができる。これにより系統混雑緩和にも貢献し、2050年のカーボンニュートラル実現に資する給湯機である。

○沖縄における大型商業施設の省エネルギー・省CO2への先導的取り組み
/(株)竹中工務店/山形光生・他
沖縄最大級の大型商業施設「サンエー浦添西海岸PARCOCITY」において、先導的技術の導入・運用により省エネルギー・省CO2を実現し一般的な商業施設の基準値と比較し約40%の削減を達成した。

○電源自立型GHP空調システムの開発
/パナソニック(株)/宝積俊和
電源自立型GHPは、ガスで駆動するガスヒートポンプ冷暖房機に、停電時の発電機能を搭載した空調機である。近年高まる非常時にも対応した機器ニーズに対し、通常時の高効率空調を実現しつつ、非常時は発電出力の向上でレジリエンス性を高めた機器の特徴を紹介する。

○清水建設 東北支店
/清水建設(株)/長田真一郎・他
地域性を活かした「仕事+健康、環境、災害」志向のオフィスをコンセプトに計画した清水建設東北支店の省エネルギー化技術について紹介する。竪型温度成層型蓄熱槽、躯体蓄熱放射空調システム等を導入し、省エネルギー化、電力負荷平準化を実現。

■解説
○当社の廃棄物削減・リサイクル取り組み
/新日本空調(株)/武藤晃彦
当社の廃棄物削減・リサイクル取り組み状況、保有技術活用による廃棄物削減・リサイクル、現場の取り組み事例や、産廃リサイクル率向上に向けた取り組みを紹介する。

■竣工事例
○名古屋市国際展示場第1展示館
/(株)竹中工務店/野中康司・他
大型展示・コンサートに対応した20,000m2、有効天井高さ20mの無柱空間展示室をもつ名古屋市国際展示場施設のリーディングプロジェクト。高性能外皮による環境配慮型建築計画に加え、省エネルギー・高効率技術を展開し、環境にやさしく事業性に優れた「サステナブルな低炭素型国際展示場」を実現した。

■シリーズ
○施工図描画ロボットによるワークフロー変革
/新菱冷熱工業(株)/齊藤恒英
施工図の情報を床面に描画することで、墨出し作業の省力化、及び施工図の読み間違えによる施工ミスの防止が期待される。施工図は線や文字などの情報量が多いため、ロボットを開発し、描画の自動化を行うことで施工図の描画を実現した。本稿では、実際に現場に導入した事例を紹介する。

○大風量誘引ユニット
/(株)大林組/中山和樹・他
半屋外の大空間で利用可能な、空調用の誘引ユニット「in-DUCT」を開発した。従来方式と比較して、18,000m3/hもの大風量に対応し、約50%もの誘引量を確保している。北海道日本ハムファイターズの新球場の観客用空調に実導入した。

○藤田美術館
/大成建設(株)/宮本育美・他
大阪城のふもとにある美術館の建て替え工事。かつては藤田家の大邸宅が周辺一帯に広がっていた。土地の記憶を呼び戻すべく、隣接する公園との間に設けられた塀を撤去し、境界をなくすことで歴史の継承のあり方を追求した。公園からも自由も美術館に立ち寄ることができ、子供から年配者まで広く親しまれる美術館を目指す。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826