クリーンテクノロジー 2023年6月号 PDF版

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クリーンテクノロジー 2023年6月号 PDF版

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■特集: 表面分析の最新動向1
○生物試料の表面分析に関する国際標準化
/神奈川県立保健福祉大学/木村芳滋
近年の生物試料の表面分析技術の著しい発展に対して、国際標準化を推進するためにTC201/WG4(バイオWG)が設立された。本稿では、具体的な分析例を紹介するとともに、標準化の現状について紹介する。

○実験室系硬X線光電子分光法の展開
/(公財)高輝度光科学研究センター/西原達平/明治大学/小椋厚志
X線源に液体GaKα線を有する実験室系硬X線光電子分光装置(HAXPES_Lab.)の特徴や放射光施設との差異について紹介する。また、HAXPESの今後の展望についても紹介する。

○計測データの信頼性に関する課題
/SAコンサルティング/鈴木峰晴
短期間での研究開発成果が求められている近年、多面的な信頼性が問題視されている。本稿では、再現精度、繰り返し精度等の用語の解説および要求事項を記述し、どのような点に留意が必要か紹介する。

○アトムプローブと走査型透過電子顕微鏡による複合分析実例紹介と最近の話題
/東芝ナノアナリシス(株)/間山憲仁・城後香里
アトムプローブの発展経緯と原理を述べ、特定箇所におけるAPT-STEM複合分析の実用的な応用例を紹介する。最近の話題として、環境分野や医学分野の分析事例、鉱物や隕石などへの適用例を示し、様々な分野において必須分析技術となりつつあることを紹介する。

○全自動・多機能XPSの新展開
/アルバック・ファイ(株)/眞田則明・寺島雅弘・間宮一敏・飯田真一・宮山卓也
当社のXPS新製品、PHIGENESISを紹介する。空間分解能と感度の向上に加えて、その特徴とする全自動・多機能の両立を解説し、全固体電池試料の界面分析への応用例を紹介する。

■特集: 食料事情を支える新技術 植物工場と代替たんぱく2
○藻類スピルリナの食品利用
/(株)タベルモ/林 宏恵
スピルリナ由来代替たんぱく質の大規模生産を実現するため、我々が取り組んでいるスピルリナ生産と当社商品「タベルモ®」を使った加工食品開発について紹介する。

■特集: 製造業におけるカーボンニュートラル2
○2050年カーボンニュートラルに向けて
/環境省/宮田真幸
2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)に向けて、自社のみならずバリューチェーン全体の取り組みが投融資や事業機会の拡大に不可欠となる。本稿では、バリューチェーン全体での企業の脱炭素経営と環境省の取り組みについて紹介する。

○環境付帯設備の運用コスト削減、省エネなどへの取り組み
/NECファシリティーズ(株)/森 俊輔
当社では半導体工場の建設、設備構築、ならびに運転管理業務にて培った経験をもとに環境負荷低減活動を推進するサービスを提供しており、本稿では、その一例を紹介する。

■解説
○無菌治療室(BCR)における粒子状物質(PM)測定の臨床的意義
/香川大学/今滝 修・植村麻希子
医療現場において管理や評価が必要な浮遊粉塵である粒子状物質(PM)による健康障害とそのモニタリングについて概説し、免疫抑制患者の治療に必要な無菌治療室(BCR)での臨床的意義を中心に紹介する。

○シリコン負極への金属被覆でリチウムイオンバッテリーのサイクル寿命を劇的に改善
/東京電機大学/佐藤慶介・岩本和樹
産廃シリコンスラッジ粉末へのナノデザイン加工(表面細孔の形成)と金属被覆の融合は、表面空隙の形成に加え、シリコン/電解液間の抵抗低減を付与できるため、エネルギー・電気化学分野における蓄電池の性能向上に直結する極めて重要な技術である。本稿では、リチウムイオンバッテリーのサイクル寿命を向上させるシリコン負極について紹介する。

○バイオエアロゾルの高速処理システム開発
/(国研)産業技術総合研究所/根岸信彰・山野 凌/(株)釜石電機製作所/佐藤太郎
新型コロナウイルスなどの主な感染原因とされる1?10μmサイズのバイオエアロゾルを流体力学に基づく慣性力、および乱流効果により選択的に光触媒に衝突させ、その後光触媒で確実に処理するシステムの開発を行った。

○ナノ構造制御されたソフト材料
/立命館大学/茂山友樹・堤 治
ナノ構造制御されたソフト材料:ソフトロボット、センサー、セキュリティ材料への展開について紹介する。

○リサイクル技術としてのマイクロ波加熱
/立命館大学/光斎翔貴・柏倉俊介・山末英嗣
廃棄物の新たな高効率リサイクル技術として、急速・均一・選択加熱の可能なマイクロ波加熱が最近注目されている。本稿では、廃棄物からのマイクロ波加熱法による金属リサイクル研究に関する近年の動向を紹介する。

○劣化したスレート波板からの降雨時におけるアスベスト飛散
/大阪市立環境科学研究センター/板野泰之・酒井 護・中尾賢志・花田拓也
表面が著しく劣化したアスベスト含有スレート波板が、現在でも散見される。本稿では、その表面に雨滴が衝突した際に、再飛散可能な形態のアスベストが周辺環境に排出されている可能性を示す調査研究を紹介する。

○喘息発作の起因物質は二酸化窒素か亜硝酸か
/(地独)大阪健康安全基盤研究所/大山正幸
疫学調査で二酸化窒素は喘息と関連するが、亜硝酸も二酸化窒素として検出される。室内亜硝酸も測定した疫学的調査の結果、喘息発作は、屋外二酸化窒素とも関連したが矛盾が多く、室内亜硝酸との関連の方が重要と考えられたので紹介する。

■製品紹介
○真空成形可能な高性能帯電防止プレート
/積水化学工業(株)/南出実穂
従来の帯電防止プレートでは、延伸による帯電防止性能・透明性の悪化が生じ、大きな変形を伴う真空成形へは対応不可であった。当社は延伸に伴う性能低下メカニズムを解明し、真空成形後も優れた帯電防止性能・透明性を維持できる「エスロンサーモフォームDCプレート」を新たに開発し、その新規品揃えについても紹介する。

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