計測技術 2023年6月号

計測技術 2023年6月号
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
A2306

計測技術 2023年6月号

販売価格/
2,300 円(税込)
通常価格/
2,300 円(税込)
■特集:活躍する粘度計
○生産性向上に活躍する粘度計/装置
/(株)アクロエッジ/中宗憲一
様々な分野の製品の製造工程において粘度を計測し品質の安定化を図る事が行われている中、粘度、粘性変化を正確に把握し均一な製品を供給するために粘度管理は欠かせない。そこで、色々な生産現場にて生産性向上に活躍する粘度計/装置について説明する。

○革新的な回転粘度計の潜在性と将来性について
/(株)アントンパール・ジャパン/大竹秀幸
2022年10月、当社は独自の発想をもとにE型粘度計をリリースし、様々な業界における粘度測定に対応できるようになった。当社の粘度計ラインアップを参考に、粘度計が生産性向上にいかに寄与できるかを紹介する。

○生産性向上に活躍する粘度計
/英弘精機(株)/清水真人
粘度計は塗料、接着剤などの工業材料のほか、食品、化粧品、医薬品など様々な分野で、品質管理及び研究開発に広く用いられている。本稿では回転粘度計の原理、種類と使い分け、活用例を具体的な測定データを交えて解説する。

○高精度回転粘度計として使えるレオメーター
/(株)大菜技研/菜嶋健司
外筒回転共軸二重円筒型粘度計は回転粘度計の中では最も高精度粘度測定に適しており、これをJEMICの技能試験により証明した。この、当社のレオメーターを用いた高精度測定技術の概要を紹介する。

○オンライン型粘度計・MFR計の活用例
/日本ダイニスコ(株)/松木敦博
オンラインレオメータ(粘度計・MFR計)の特長と測定事例を紹介する。オンラインレオメータは成形中の溶融粘度をほぼリアルタイムで測定できるので最適な運転条件設定に役立ち、また粘度異常発生時には迅速に対応でき、製造コスト削減に繋がるものとして注目されている。

○インライン生産管理と超音波粘度計の活用
/富士工業(株)/大隅清博
各種工場の生産ラインにおけるデジタル化、自動化、省人化といった課題において、インライン粘度測定による生産管理の改善が解決方法の一つとなるため、その実現に向けて超音波粘度計の特徴を紹介する。

○見掛け粘度測定システム
/メック(株)/焼野房雄
非常に高粘度の構造粘性を持つ流動曲線を得るための測定方法を紹介する。

■解説
○高圧流体の粘性率測定技術と応用
/(国研)産業技術総合研究所/村本智也
近年、技術の進歩に伴う工学的プロセスの高度化並びに複雑化に伴い、流体を扱う多くの産業分野・において、従来よりも広い圧力範囲における、流体の挙動の予測が重要な課題となってきている。本稿では、高圧流体の粘性率測定で用いられる各手法とその課題を紹介する。

■製品と技術
○オシロスコープの遷移と現場での活躍
/(株)テクトロニクス&フルーク/ソロモン デニス・山口佳苗
オシロスコープを使用するユーザーのニーズの遷移およびオシロスコープの開発の歴史を紹介し、オシロスコープの典型的な活用事例や、近年注目が高まる分野での事例も紹介する。

■連載
○センシングデータ拾い挙げ・収集のための新しいフレームワークSUCS 第4回
/(一社)次世代センサ協議会/新井康祐
DX時代のセンサ・ネットワークへの期待・動向を踏まえて、その展開を「解決の難易度」と「課題の普遍性」の2軸で検討した。今後の展開方向を「テクノロジー進化で難課題を解決」と「データ活用で多様性社会を実現」と示し、SUCSの活用シーンを考察する。

○知っておきたい防爆安全 第10回
/(株)イーエス技研/中西 淳・持田 智・古谷隆志
製品本来の機能を達成し、かつ防爆性能を確保する機器の防爆化には、製品設計、運用に関わる技術に加えて、規格の要求を製品構造に反映し認証機関との交渉に関わる技術が必要となる。前者の技術に長けた設計者と後者の技術に長けたコンサルタントが協力することの有用性を示した。

○食品のトレーサビリティ 第64回
/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
昨今の社会環境の変化が著しい中に食料政策が右往左往している。ことに酪農に関する農水省の政策が炎上している。つい3年前には酪農家の規模拡大を推奨した政府が今や酪農家の命脈たる乳牛の削減を推し進めている。一方で海外から130万t乳製品を輸入している。技術革新が進んでも客観情勢が整わないと却って傷口を広げることを痛感する。先の大戦から戦後に至る食料史は今こそ教訓とせねばならない。

○マスフロー千夜一夜物語 第90回
/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類される熱式、コリオリ式流量計、マスフローメーター(MFM)とマスフローコントローラー(MFC)は半導体、エネルギー、化学、製薬、食品等の分野で大々的に採用されており、読者が目にする機会も増えている筈だ。今回は、これらの取扱いに関する注意事項を解説する。

○計測の小史 第10回
/(株)武藤技術研究所/武藤一夫
連載では、計測工学の原点を見つめなおす、ということで計測の小史について見ている。本稿では、第10回目中世(18世紀後半)の計測における、その2としてとくにサー・フレデリック・ウィリアム・ハーシェルからアンソニー・カーライルまでの計測の小史について見る。

■コラム
○第83回 形状の選択に関する日本と西欧の差
/東京大学名誉教授/山﨑弘郎
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826