画像ラボ 2023年5月号

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Ga2305

画像ラボ 2023年5月号

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■解説
〔外観検査〕〔認識・検出〕
○Grad-CAMによる工業材料の欠陥領域の可視化性能を向上させる画像拡張法とCNNによる分類時のスコアの影響
/山口東京理科大学/永田 寅臣・阿部 凌真・有馬 滉宜・清水 竜樹
訓練済みのCNNが画像分類を行った場合に判定結果に影響を及ぼしたと思われる領域を可視化する手法であるGrad-CAM(Gradient-weighted Class Activation Mapping)を利用するにあたり、可視化性能を向上させる画像拡張法について検討し、予測スコアの影響について考察した結果を解説する。

〔ロボットビジョン〕〔認識・検出〕
○効率的な動作認識のためのシフトによる時間的な相互アテンションを用いたVision Transformer
/名古屋工業大学/玉木 徹・橋口 凌大
効率的な動作認識のために時間的な相互アテンション機構を導入したマルチヘッド自己・相互アテンション(Multi-head Self/Cross-Attention、MSCA)を提案する。これは追加の計算量がなく効率的であり、ViTを時間的に拡張するために適した構造となっている。Kineitcs400を用いた実験により提案手法の有効性と、従来手法に対する優位性を示す。

〔自動車〕〔解析・計測〕
○3D CNNによる自動車周りの流れ場推定
/日産自動車(株)/陳 放歌・南里 卓也・赤坂 啓
車の3次元形状データから自動車周りの流れ場を高速に推定する3次元畳み込みニューラルネットワークベースのモデルを紹介する。車の形状に合わせた流れ場を推定するために、モデルの構造及び学習時のロス関数を工夫し、高速、かつ、従来手法より大幅な推定精度向上を実現した。

〔セキュリティ〕〔認識・検出〕
○画像処理による置き引き・遺失物につながる所持品の検出
/徳島大学/寺田 賢治
監視カメラ映像からの人の所持品の検出手法を紹介する。本手法はOpen Poseを用いた人の骨格情報と混合正規分布を用いた前景候補領域から所持品領域を抽出した上で色情報を用いて所持品を種類別に認識する。本手法の有効性を検証するために行った実験により、高精度にキャリーバック、肩掛けバック、リュックサックを検出できることを示した。

〔その他〕〔実装技術〕
○廃棄物処理・資源循環分野におけるAI画像診断ソリューションの開発
/早稲田大学/小野田 弘士
労働力不足、非接触化への対応など廃棄物処理・資源循環分野においてもデジタル化の取り組みが求められている。本稿では、筆者らの研究グループによるAIによる画像診断を用いたソリューションの開発成果について紹介する。

■話題の製品と技術
○設計製造業におけるVRの活用と導入の現状について
/(株)ATINDE/久木元 伸如
設計製造業へのVRの活用は期待されているが、一部の企業の限られた部署のみに導入にされ普及には至っていない。VRの体験が少なくその有用性を体感できていないことが原因である。一方でVR導入に前向きな企業では手戻りをなくすために設計レビューの段階で問題箇所をVRで発見し効率的な設計を行っている。本稿では、VRの有用性について述べ導入に消極的な意見と積極的な意見を比較する。

○画像AI開発における課題と解決策について
/(株)Citadel AI/小林 裕宜
AIを取り巻く世界の法的規制動向、その中で企業として備えておくべきAIの品質に対する課題とその検証方法、またそれを効率的に実現するためのソリューションについて、特に画像AIのケースを中心に具体的に解説する。

■特集:高速・高画素エリアセンサーカメラと各社の取り組み2
○超高画素また高速エリアセンサーカメラ
/(株)アプロリンク/吉田 慎吾
昨今多くのカメラメーカは、マシンビジョンに加え地上撮影用、文化財のデジタル画像化、サイエンス、医療用向けに高解像度カメラを開発している。また、その高解像画像をいかにスムーズかつ高速に、PCを含む外部コントローラに転送できるかを競い合っている。本稿では、当社が取り扱うカメラの中でも、特にユニークな特徴を持った、極高解像度、また高速データ転送、ハイフレームレートカメラを解説する。

○高速・高解像GigEカメラのGVSP制御と長時間録画
/(株)アルゴ/西田 祐矢
「EVT社製25GigEカメラ5台をPTP同期し、Nvidia SN2010スイッチングハブを経由して100G NIC x1chで90Gbps以上のGVSPをフレーム落ちなしで取り込む事例」と、「Pliops社のXDPカードを使用してソリダイムSSDをRAID 5構築し、EVT社製25GigEカメラのGVSPをインライン圧縮しながらフレーム落ちなしで録画する事例」の二つを紹介する。

○レンズで画像はどれだけ変わるか
/(株)ヴイ・エス・テクノロジー/小粥 健志郎
画像検査用カメラの高解像化、大型化に伴い、ともに使用されるレンズにもそれに見合った性能が求められている。そこでレンズの持つ解像力の違いと、それを示すMTFグラフについて解説する。また高解像・広視野を活かした近年のアプリケーションについても紹介する。

○高解像度、ハイスピードカメラの製品紹介とインターフェースについて
/テクノホライゾン(株)/毛受 祐也・布川 純平
高解像度化、高速化が進んでいる産業用カメラ。今回は当社で取り扱いのVieworks社製高解像度・ハイスピードカメラ製品、及びBitFlow社製のフレームグラバーボードを紹介する。

○高画素化と高速化が進む産業用カメラ
/東芝テリー(株)/笹本 益民
近年、産業用カメラに採用されるイメージセンサは高画素化、高速化の一途を辿っている。それに伴い、カメラインターフェースも多様化が進んでいる。本稿では、産業用カメラに採用されている代表的なインターフェースを速度毎に分類し、その特長とそれに対応したカメラ製品を紹介する。

○電子機器検査におけるCXP-12対応ビジョンシステムの活用
/Basler AG
Basler CoaXPress 2.0(CXP-12)対応カメラboostの電子機器検査における活用事例を紹介する。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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