建築設備と配管工事 2023年3月号

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建築設備と配管工事 2023年3月号

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■特集:植物工場と関連技術
○未来農業「COMPACT AGRICULTURE」構想と当社における植物工場の取り組み
/(株)大林組/中村奈美・諌山太輔
人々の食生活を支える未来の農業の姿として小さな面積で効率よく、必要なものを必要な量だけ生産し、完全循環を可能にする「COMPACT AGRICULTURE」構想。本稿では、天候や社会情勢による食料生産の不安定化やフードロスなどの世界的な問題を解決するための構想とその実現に向けての足元の取り組みを紹介する。

○放射式植物工場ユニットの開発
/大成建設(株)/洞田浩文・山中宏夫
人工光利用型植物工場は環境制御性に優れ、計画的な栽培が可能となり、品質と生産性において最も有効な生産システムである。しかしながら、人工光を得るためにはエネルギーコストおよびイニシャルコストが増大する。本稿では、光源をLEDとすることで省エネルギー性を向上させるとともに、空間利用効率を向上させたLED利用による閉鎖型植物工場を紹介する。

○季節と場所にとらわれない植物栽培
/戸田建設(株)/冨貴丈宏・田中 徹
農業や環境保全に関する事業の更なる拡大を目的に、季節にとらわれず植物の栽培試験が可能な「人工光型栽培実験施設」を整備した。本稿では、施設の概要、試験事例として(1)エダマメの最適な栽培方法および(2)花卉を利用した環境修復技術に関する試験結果について紹介する。

○未来へつなぐアグリカルチャー
/新日本空調(株)/高塚 威/アースコンシャス(株)/青山恭久
植物工場にも適用可能な当技術は、古着のリサイクル繊維媒地と、二酸化炭素のピンポイント施肥技術、遠隔管理機能を組み合わせた全天候型栽培システムである。リサイクル繊維媒地利用により土地汚れの心配が無く、生産性・経済性の向上にも繋がる仕組みはサーキュラエコノミーにも繋がる。

○AIによる植物工場等バリューチェーンの効率化
/(株)ファームシップ/宇佐美由久・米山智之・吉渡匠汰
当社は、AIやIoTを使って、農業の生産性と収益性の向上を目指し、バリューチェーンを最適化・効率化するシステム開発を行なっている。その中で、本稿では、卸売価格予測、生産重量予測、栽培効率化を中心に紹介する。

■最新技術情報
○エアカーテンを活用したゾーン空調システム
/新日本空調(株)/永坂茂之・品田直也・森 悠大/中部電力(株)/中山 浩/中部電力ミライズ(株)/青 勇志
「AC Zone」は、作業空間をエアカーテンで区切り、その中で空調機を運転させることにより、柱や壁を設置することなく空間内を快適な温度に保つことができるゾーン空調システムであり、周囲より5℃以上涼しい環境を提供し、約40%の空調エネルギーを削減する。

○ビルメンテナンスのDXを実現する業務効率化ソリューション
/ダイキン工業(株)/楠 祐介
本稿では、2022年7月8日に発売した、同社の新サービスであるクラウド型ビル管理システム「DK-CONNECT BM(ディーケーコネクト ビーエム)」の開発背景や業界の課題、本システムの狙いと目的を解説する。

○付加価値のあるオフィスを実現するスマートアプリ
/戸田建設(株)/堤 隆志・佐藤康樹・磯部滝夫・大竹智輝
オフィススペースの需要供給のバランスが崩れている中で、選ばれるオフィスを提供するためにスマートオフィスアプリ「T_ReCS」を開発中である。本アプリはプラットフォームとしてビルOSを導入することでビル設備とアプリを連携しつつ、様々なスマートオフィスサービスを提供する。

○建築現場向けワンマン位置出しシステムの有効性
/(株)トプコン/今泉 潤
墨出し・位置出し作業の効率化を提供するワンマン位置出しシステム「楽シリーズ」に、座標抽出をスマートフォン上で行えるアプリ「楽座」が加わり、システムが完成した。計測作業にかかる人工は半分、位置出し効率は飛躍的に向上し、従来比3〜4倍の作業効率を実現している。

■解説
○コンベクションオーブンとグリス除去装置との火災予防上安全な距離の運用について
/総務省消防庁/河野稔尚
厨房設備とグリス除去装置との火災予防上安全な距離に関して、「コンベクションオーブンとグリス除去装置との火災予防上安全な距離の運用について(通知)」を発出した。本稿では、通知の概要及び通知を発出するにあたり実施した加熱試験について紹介する。

■竣工事例
○流山市立おおぐろの森小学校・中学校
/(株)日本設計/小泉 治・市丸貴裕・草野崇文・吉岡紘介・氏家真哉・中川優一・流田倫代・杉本将嘉
流山市立おおぐろの森小学校・中学校は、「高台の緑に溶け込む 森の中の木の学び舎」を共通のコンセプトとした、千葉県流山市の大畔地区に立地する木造3階建て校舎群である。カーボンニュートラルを目指す社会状況を踏まえ、多様な木材利用や接合部技術の発展に挑戦した。また、太陽熱を利用した空調・換気システムを構築し、自然エネルギーの積極活用を行っている。

■シリーズ:いま知っておきたいIoT・AI関連情報
○第26回 次世代太陽光発電(ペロブスカイト)
/高砂熱学工業(株)/倉田昌典
シリーズ解説の第26回。今回のテーマは「次世代太陽電池」である。現在普及している太陽電池の約95%はシリコンを素材としているが、シリコンを素材にした太陽電池は、日射量が少ないと極端に発電量が落ちることや、硬い構造であるため設置場所に制約があるなどさらなる普及には課題がある。その課題を克服することが期待されている次世代太陽電池が「ペロブスカイト太陽電池」である。今回は、いま注目されている「ペロブスカイト太陽電池」について概要を紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす 226
○でんでんむしの かなしみ
/畑建築デザイン/畑由起子
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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