環境浄化技術 2023年3・4月号

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環境浄化技術 2023年3・4月号

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■特集:環境省が実施している環境技術実証事業
○環境省環境技術実証事業の紹介
/環境省/木村ほのか
環境省では、既に実用化された環境技術について、その環境保全効果、副次的な環境影響その他環境の観点から重要な性能(環境保全効果等)を客観的に評価することで普及を図る環境技術実証事業(ETV事業)を平成15年度から実施している。本稿では、ETV事業の仕組みや国際規格への対応等について紹介する。

○環境技術実証事業の運営について
/(一社)産業環境管理協会/寺田和申
産業環境管理協会は、令和4年度 環境技術実証事業の技術実証運営・調査機関として、本事業の運営業務を実施しているところである。本稿では、本事業の「実施体制と運営方法」、「実証技術の概要と実証の流れ」、「実証技術の現状」、「本事業の成果」、「本事業の課題と対応」および「今後の展開」について紹介する。

○多孔質ケイ酸カルシウムによる干潟環境改善技術
/太平洋セメント(株)/臼井啓皓・濱崎潤二・花田晶子・明戸 剛
当社では、水環境の保全に関連する分野の技術開発として、これまでに多孔質ケイ酸カルシウム資材「セラクリーン®」による水環境改善技術を開発しており、国内外で事業を展開している。本稿では、セラクリーン®の干潟への散布と農作業で行うすき込み(耕耘)を組み合わせた干潟環境改善技術と、その応用例を紹介する。

○精密ろ過・生物膜ろ過による水質浄化システム
/ダイワ工業(株)/大谷健一・司馬芳一
当社では、浮遊性を有する樹脂ろ材を用いて、水質汚染となる水中の懸濁物質や、有機物および富栄養化成分を同時に除去できる精密ろ過・生物膜ろ過システムを開発し、水質浄化施設に向けて提案している。本稿では、当社が開発した浄化システムの取り組み方、設備概要、実施事例について紹介する。

○キレート鉄溶出施肥材を使った環境改善技術
/日の丸産業(株)/清田忠志
当社グループでは、各地の干潟環境の改善策として基礎生産力となる植物プランクトン増殖、および底質中における硫化水素抑制という二つの効果を同時に発揮する鉄、およびケイ素の溶出施肥材をキレートマリンとして製造販売している。本稿では、キレートマリンの概要と実証試験について紹介する。

○天然鉱物を利用した水環境改善技術
/ルミライト・ジャパン(株)/森 真一
工業廃水・生活排水などが河川、湖沼や海に流出され、その量が湖沼、河川などがもつ浄化能力を超えて蓄積された場合、改善しにくい悪質な水質汚濁や汚染が発生する。ルミライト施工は、河川、湖沼、ダム湖、内海などで、本来持っている自浄作用を取り戻すために研究開発された自然再生を目指した技術である。

○油脂分離回収装置
/(株)ティービーエム/佐原邦宏
当社では「水を守る力」をより強化することを目的に、新製品の開発と環境技術実証事業(ETV事業)を行い、さらに発展進化をさせている。平成29年度の実施のETV事業の対象製品は、油脂分離回収装置「環吉君Jr.(カンキチクンジュニア)」である。本稿では、この製品の開発背景と目的、特長について紹介する。

○30ミクロンフィルターの厨房排水への応用
/(株)大都技研/佐藤秀雄
筆者が開発した「グリスエコ」はshaseの適合試験では99.5%の阻集率で、5,000mg/Lのラードを25mg/L以下にできる。よって、30mg/Lをクリアできるはずであるが、試験水と実際の排水は構成物質が違うためか、油分として認識できる物質がなくても、30mg/Lをクリアできない場合がある。原因を探るためラーメン店の排水処理例で検証を行った。本稿では、その実証結果を紹介する。

■特集:メタン発酵関連技術の最新動向
○下水処理場で育てたサツマイモを用いた下水汚泥との混合消化によるエネルギー回収
/日本下水道事業団/久保裕志・宮部由彩/(株)ウォーターエージェンシー/廣島大祐
著者らは下水処理場において、下水中の肥効成分、下水熱、処理過程で発生するCO2を活用した高効率なサツマイモ栽培を行い、これを既存技術により下水汚泥と混合消化することにより、下水処理場におけるエネルギー生産を大幅に増加させることを目標に実験調査を行っている。本稿では、その成果と今後に向けた展望等を紹介する。

○下水道のカーボンニュートラルに貢献する消化汚泥可溶化装置
/東芝インフラシステムズ(株)/木内智明・永森泰彦・茂庭 忍・仕入英武
下水汚泥のエネルギー利用技術のうち、汚泥から発生する消化ガスを使った発電は既に全国100ヶ所以上の処理施設で行われている。消化ガス発電をさらに普及させるには、下水汚泥の有機分をより多く消化ガスに転換し、ガス発生量を増やす技術が求められており、その一つに汚泥可溶化がある。本稿では、当社が開発した消化汚泥可溶化装置の特長を説明するとともに、実規模スケールでの実証試験の結果を紹介する。

○下水汚泥消化槽の処理能力向上技術
/メタウォーター(株)/藤原雅人・坪井博和・表 孝史
嫌気性消化普及が抱える課題解決のためには容量あたりの処理能力の向上、必要消化槽容量を削減する技術の実用化が必要である。本稿では、当社にて開発中である、余剰汚泥集中加温方式による高速中温消化システムについて、これまでに得られた実験結果を紹介する。

○バイオガスの高度活用
/大阪ガス(株)/坪田 潤
太陽光や風力発電の普及、原子力発電の利用により、2050年への脱炭素化の道は示されているが、熱エネルギーの脱炭素化について今後のイノベーションが重要とされている。具体的な方策としては、天然ガス+CCUS、CO2のメタネーション、水素の直接利用、バイオガスの利用等があげられる。それぞれに一長一短があり、エネルギー価格、社会コスト、レジリエンス等を様々な観点で評価し採用を検討する必要がある。

○オンサイト型バイオガス化システム
/Daigasエナジー(株)/竹内 楓・岸田勇希・大隅省二郎
カーボンニュートラルの実現に向け、持続的に再生可能なバイオマスの利用拡大、中でも、食品廃棄物の有効利用率向上が求められている。本稿では、オンサイトで食品廃棄物をバイオガス化し、有効利用するシステム「D-Bioメタン」の概要、および実サイトでの運転結果を紹介する。

○濃縮余剰汚泥を対象としたオゾン可溶化技術
/日鉄エンジニアリング(株)/大泉雅伸/三菱電機(株)/黒木洋志
当社は三菱電機と共同で、有機性廃棄物に可溶化処理を施すことで、汚泥発生量の削減割合と同時に有機性廃棄物からバイオガスが発生する割合の向上を図ることを目的としたオゾン可溶化反応装置の開発を進めてきた。本稿では、課題解決に向けた取り組みと、開発したオゾン可溶化反応装置について紹介する。

○メタン発酵排水処理の適用範囲を大きく広げる技術
/(株)エイブル/小林信彦
当社の開発した技術「とくとくーぶぶぶ」は従来適用範囲が限られていた嫌気性処理を、幅広い排水に、特に食品工場であれば殆どの排水に対応できるようにしたものである。本稿では、その原理と得られるメリットについて紹介する。

○乾式メタン発酵施設を活用したシステム評価
/(株)富士クリーン/町川和倫
縦型乾式メタン発酵施設で、混合系バイオマスからバイオガスという形で再生可能エネルギーを回収し、縦型メタン発酵施設におけるエネルギー利用システムの検証・評価を実施した成果概要について紹介する。

■連載:世界の列車のトイレ 第11回
○スペインの鉄道
/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○炬燵に谺、そして涙
/HST

○エコプロ20223年ぶりの出展!!
/下水道広報プラットホーム(GKP)/荒井 健

■製品ガイド
○濁度計・SS計
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