機械と工具 2023年1月号

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機械と工具 2023年1月号

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■特集:生産加工を加速する新技術
○金属積層造形の将来と革新的金属粉末の開発
-ヘテロ凝固核粒子を添加した新規金属積層造形用金属粉末-
/名古屋工業大学/渡辺義見
金属積層造形では、造形に用いる金属粉末によって造形速度、造形物の強度などが影響を受ける。ここでは、金属粉末にヘテロ核粒子を添加することにより、組織制御を可能にできることを明らかにしている。具体的には、Ti-6Al-4V本末にTiCヘテロ凝固核粒子を添加することで、造形性が向上し、硬さが向上することも見出されている。

○結晶材料の精密レーザスライシング加工
/埼玉大学/山田洋平・池野順一
半導体ウェハ製造過程におけるインゴットからのスライシング工程は、現在マルチワイヤソーで行われている。しかしこの方法は、加工ロスが多い、長い加工時間が必要、といった課題を持っている。レーザスライシング加工は、従来加工法に代わる技術として注目されている。ここでは、レーザスライシング加工の基礎的加工メカニズム、また具体的なスライシングの特性を解説する。

○切削シミュレーションが実現する新しい加工
/伊藤忠テクノソリューションズ/江渡寿郎・大西慶弘・宮口竹雄
CAD/CAMでは、加工される材料の材料特性に起因した力、熱といった物理現象を考慮した物理シミュレーションは行わない。ここでは、解析の対象を切削加工に限定した切削加工専用シミュレーションプログラムを、事例を交えて紹介する。さらに、CAD/CAMモデル上の加工にFEM解析結果を適用してCAD/CAMモデル上の幾何シミュレーションから、加工される材料の力、熱などの物理現象を考慮できる切削負荷予測プログラムも紹介する。

■注目製品
○ステンレス鋼の高品位加工、長寿命を実現した「アクアREVOミルステンレス用」
/不二越/長田達矢
ステンレス鋼は、利便性の良い材料として多用されるが、切削加工からは難削材に分類される。ここでは、ステンレス加工における課題を解決した新しい超硬エンドミルを紹介する。

■Grinding Technology Japan2023に出会う
○高品質研削液濾過装置による研削加工高度化
-トランザーの新技術、新モデルについて-
/トランザーフィルター日本/中村裕司
研削加工の高度化を支える高品質の研削液ろ過装置を開発・製造しているトランザーフィルター社、およびその新技術、新モデルを紹介する。

■新連載
○〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
第1回 機械加工がもたらすバリの生成形態
/関西大学 名誉教授/北嶋弘一
機械加工の最終工程である「バリ取り・エッジ仕上げ」は、「表面仕上げ」、「洗浄」とともに、部品の品質と機能を確保する重要な工程である。ここでは、バリ取り、表面仕上げ技術の基礎から実務、最新動向までを解説する。第1回目は、旋削加工、フライス加工、ドリル加工において生成されるバリの生成形態を明らかにする。

■連載
○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
-第12章 エンドミル、ドリル切削と切れ刃形状-
/難削材切削技術研究所/狩野勝吉
今回は、超硬/PVD法コーテッド超硬合金のソリッドエンドミル、ソリッドドリルを取り上げ、その切れ刃形状、切削現象を解説する。

○【海外技術動向】「今度は溶接ロボットを雇ってみよう」
/ManufacturingEngineering:Contributing Editor/Ilene Wolff/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介
ロボット溶接がすべてを解決できるわけではない。専門家によれば、基本的な溶接作業、量の多い溶接作業、退屈な溶接作業をロボットに任せ、より難しい溶接作業は技術者に任せることが肝要だという。多くの成果を上げている現場をレポートする。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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