建設機械 2022年12月号 PDF版

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建設機械 2022年12月号 PDF版

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■特集:バイオマス発電における建設機械
○低コストで良質な木質チップ供給システムの実用化について
/極東開発工業(株)/前川 亘
再生可能エネルギーの一つである木質バイオマスの活用を推進するためには、低コストで良質な燃料(乾燥チップ)を製造・運搬・安定供給する全体システムの構築が不可欠である。当社の木質チップ乾燥システム「Kantainer」と関連設備パッケージユニットを組み合わせることによって、ロジスティクス面の改善および設備導入のイニシャルコスト低減と納期短縮が期待できる。本稿では、カーボンニュートラル実現と持続可能な地域社会構築の一助になることを願い、取り組みを紹介する。

○バイオマス発電関連で稼働する建設機械(油圧ショベル)
/住友建機販売(株)/見坂 正義
変わったバイオマス発電用林業仕様機を紹介する。

■特集:建設機械アタッチメント2
○建設機械用アタッチメントの主要技術
/(株)タグチ工業/岡田 康弘
油圧旋回式アタッチメントには、油圧ショベル本体アタッチメント用油圧配管の仕様により「2本配管(往復配管)向け」、「5本配管向け」があり、取り付ける油圧ショベル本体のアタッチメント用油圧配管仕様に合わせてどちらかを選択する必要があった。そこで、当社では1台の油圧旋回式アタッチメントで2本配管(往復配管)あるいは5本配管を装備した油圧ショベルのどちらにでも取り付け・油圧旋回を可能とした「ASタイプ(自動・油圧旋回タイプ)」のアタッチメントを開発した。本稿では、その機能について紹介する。

■技術資料
○AIを用いたコンクリート製造時におけるスランプ予測技術
/太平洋セメント(株)/工藤 正智・石田 弘徳・江里口 玲/日本ヒューム(株)/早野 博幸
コンクリートにおける品質管理項目であるスランプを、製造時に評価できる技術の開発が望まれている。本稿では、練り混ぜ画像とAIを用いたコンクリート製造時のスランプ予測技術について、スランプ予測モデルの構築に関する検討結果と工場への予測システムの導入事例について紹介する。

○コンクリート施工のDX
/大成建設(株)/大友 健・渡邉 高也/カヤバ(株)/川島 茂/極東開発工業(株)/江上 雅之
電子化された生コン情報を活用してコンクリートの品質管理を全数化し、施工に関する情報も含めて最終的にCIMに統合する試みにおいて、さらなる「自動化/効率化」のために様々なIoT/AI手法を適用している。本稿では、これら手法の概要について紹介する。

○手取川流域農業水利事業における頭首工固定堰石張改修の工夫
/安藤ハザマ/川本 喜憲
石川県有数の穀倉地帯である手取川扇状地を潤している農業用水等を取水する施設である白山頭首工は完成後70年以上が経過し、堤体の劣化等の老朽化が著しい状況であった。よって、施設の安全確保や用水の安定供給のため6ヶ年を掛け改修工事を行った。白山頭首工の既設固定堰は自然石による石積構造となっていたが、地元の要望を受け、景観を保全するべく既設同様の石張工法にて改修を行った。本稿では、石張改修において実施した様々な工夫について紹介する。

○AIを用いたコンクリート締固め管理システム
/清水建設(株)/山口 浩
昨今、高齢化に伴う熟練工の減少や、慢性的な人手不足に伴い、コンクリートの品質管理が課題となっている。本稿では、コンクリート締固め作業に着目し、人工知能技術の活用により、締固め箇所を定量的かつリアルタイムに近いタイミングで把握することで、従来の経験による定性的な管理から、定量的な管理を実現したシステムについて紹介する。

○解体工事におけるデジタルトランスフォーメーションの可能性
/宇都宮大学/藤本 郷史/東京都立大学/國枝陽一郎/名古屋市立大学/青木 孝義/日本大学/湯浅 昇
膨大な建築物ストックを抱える我が国の解体にとって、DXは経験的な判断を補助・強化する新しい可能性を秘めている。本稿では、解体工事の「性能」と関係づけながら、解体工事のDXの未来を展望するとともに、解体工事のDXに向けた著者らの技術開発を紹介した。

○発破用穿孔機の自動化技術と複数台遠隔操作ベンチリモート
/エピロックジャパン(株)/小串 雅則
本稿では、先進の発破用せん孔機の自動化技術として、「せん孔機の自動化技術と一人のオペレーターによる複数台遠隔操作“ベンチリモート”について」紹介する。

○橋梁断面の出来形検測の全自動化 システム開発と現場実装
/三井住友建設(株)/髙岡 怜
著者は、高い計測精度が必要とされる橋梁の現場において活用可能な出来形自動検測システムを開発した。本システムは点群データの取得を自動で行う計測機自動搬送装置のハードウェアと、3Dレーザースキャナによって取得した三次元点群データから、指定した箇所の寸法検測・帳票出力まで自動処理するソフトウェアとを組み合わせることで成り立つ。ソフトとハードを組み合わせた出来形全自動検測システムを実現場において試験運用し、出来形検測の全自動化をついに実現した。

○郊外部におけるトレンチャーを活用した無電柱化施工について
/(国研)土木研究所/永長 哲也
我々は海外で主流となっている掘削の大幅な工期短縮が図れるトレンチャー(ケーブル埋設用掘削機械)を、国内活用できるようフィールド検証試験を実施している。本稿では、その要点を紹介する。

○建設現場の課題解決策の検証およびDXツール化
/西松建設(株)/纐纈 善孝/(株)sMedio/林 浩一郎・園田 香織
山岳トンネルでは、穿孔・装薬等の工程を繰り返し行うことで切羽作業を進めている。この繰り返し作業の特徴の学習や判定はAIが得意としており、作業工程をAIで自動判定することで、作業時間の累積比較から施工上の異常検知・改善を行うことや、工程情報を入力する新たな自動化システムの構築等が期待される。このような背景で、筆者らは、AIを活用して山岳トンネルの作業工程を見える化するためのツールを開発している。本稿では、開発したシステムの構成や、これまでの検証結果について紹介する。

■話題の工法
○粉じん・はね返りを低減する型枠併用吹込み方式によるトンネル一次支保工構築工法
/飛島建設(株)/松田 浩朗・筒井 隆規・熊谷 幸樹・平間 昭信・金子 泰明/(株)エム・シー・エス/河西 哲夫/(株)すばる建設/三関 欣晃
山岳トンネル建設工事における、吹付けコンクリートの施工時間の短縮と、粉じんやはね返りの低減を同時に実現することを目的に、型枠併用吹込み方式によるトンネル一次支保工構築工法「Smart Lining System™」の開発を進めている。本稿では、本工法の概要と有効性を検証する目的で実施した実験について紹介する。

■業界情報
○2022年7月度 建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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