建築設備と配管工事 2022年11月号 PDF版

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建築設備と配管工事 2022年11月号 PDF版

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■特集:デマンドサイドマネジメントの最前線1
○デマンドサイドマネジメントの課題と取り組み
/(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター/前田洋二
電力需給の最適化へ果たす需要側の取り組み「デマンドサイドマネジメント」は、時代とともにその性質は変化しているが、その役割、重要性は増すばかりである。「デマンドサイドマネジメント表彰」で各賞を受賞した最前線の技術、取り組みについて紹介する。

○愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)の光・風・水・熱源の最適運用による省エネルギー・負荷平準化
/(株)竹中工務店/石橋良太郎・細沢貴史
愛知県国際展示場は環境配慮型展示場として、中部国際空港から世界に発信できる省エネルギー施設として計画された。自然エネルギーを最大限活用しつつ、イベント毎に負荷変動の大きい展示場の特性に合わせたフレキシビリティを備えており、今後様々な大空間建築に応用展開が図れる。

○ダイヤゲート池袋における省エネ・快適・レジリエンスが一体となったスマートウェルネスオフィスの電力負荷平準化の取り組み
/(株)日建設計/塚見史郎・久保洋香
東京・池袋に建設された、鉄道を大きく跨いで建つオフィスを主体とした高層ビル。大規模オフィスとして、広いワンフロアのワークスペース、高い安全性とBCP性能、高い環境性能を持つ設備計画とした。外周部には排気運転可能なウォールスルーエアコンが据えられ、室内の快適性と健康性向上を図るスマートウェルネスオフィスの電力負荷平準化の取り組みを紹介する。

○持続可能な未利用熱利用(帯水層蓄熱システム)による工場空調システムの省エネ革新
/三菱重工サーマルシステムズ(株)/崔 林日・三原伸治
700kW規模の帯水層蓄熱システムを社会実装第一弾として当社工場の冷暖房に先行導入し、その実績は同規模の空冷ヒートポンプと比べ、年間27.9トンのCO2を削減した。複雑な地質構造で地下水利用が難しいと言われる地域で成果を上げたことで普及が期待できる。

○大阪梅田ツインタワーズ・サウスにおける多熱源蓄熱システムによる電力負荷平準化
/(株)竹中工務店/鈴木暢人・山崎将吾
2台の熱交換機、ターボ冷凍機、ブラインターボ冷凍機と組み合わせた氷蓄熱とCGS排熱を利用したジェネリンクによる電力負荷平準化を実現した。また熱源シミュレーションシステムと掛け合わせることにより、目的別に最適化運転が行われる仕様となっている。

■最新技術情報
○R32冷媒を使用した大風量精密空調機の技術概要
/日本スピンドル製造(株)/松岡隆史
当社の主力製品である精密空調機「サーマルキューブ(TC)」は恒温恒湿空間の構築に広く活用されている。一方、空調機の冷媒として使用されるハイドロフルオロカーボン類については、経済産業省より排出量削減目標が設定されている。このような状況下、当社はTCの低GWP冷媒化を推進し、最大100m3/minの大風量を有する大型精密空調機として初めて、安全対策も含めR32冷媒の使用を実現した。

○ARにより室内環境をリアルタイムに可視化
/(株)安藤・間/黒台昌弘
環境ウォッチver.2は、温度や湿度といった目には見えない室内環境を可視化するものである。事前のシミュレーション結果をAR表示する機能に加え、IoTセンサで計測した温度の変化をリアルタイムにAR表示する機能を実現した。リニューアル工事前の現状把握など幅広い活用が可能である。

○設計用気象データ作成ツール
/(国研)建築研究所/三浦尚志
設計用気象データ作成ツール「ArcClimate」は、建物のエネルギー消費量予測に必要な気温、湿度、水平面全天日射量、下向き大気放射量、風向・風速について、指定した任意の地点の設計用気象データを作成するプログラムである。本稿では、ツールの概要、意義、利用方法などを述べる。

■竣工事例
○持続可能な社会に貢献するオフィス ダイダン北陸支店
/ダイダン(株)/北野雅士
持続可能な社会の貢献に寄与する次世代オフィスビルとして建設した、ダイダン北陸支店の計画と設備概要に関して紹介する。設備概要では主にカーボンニュートラル、ウエルネス、レジリエンスの三つの取り組みに関する技術紹介を行う。

■解説
○世界初の『AIスマート空調』で実現する脱炭素社会
/(株)日建設計総合研究所/鈴木義康
神戸市の三宮地下街「さんちか」において、最先端のデジタル技術を活用した『AIスマート空調』が誕生した。2017年から2020年にかけて実施した環境省の実証事業では約50%の空調エネルギー削減に成功した。現在、カーボンニュートラル実現に向けた複数の社会実装が進行中である。

○病院建築における配管用鋼管・ライニング鋼管の採用状況について(その2)
/IDE研究所/井出浩司

■シリーズ:第20回 環境・設備デザイン賞
○太陽光発電、蓄電池、EVを統合制御した次世代直流給電システム
/(株)竹中工務店/松倉想馬
直流給電システムDCPSは、小型直流統合電源(MSEG)から直流系統負荷へ直接給電を行い、再生可能エネルギーの有効利用に貢献するシステムである。さらにエネルギーマネジメントシステムI.SEMでサポートすることで、BCP連携やデマンドレスポンスへの参加等が可能な次世代給電システムを実現した。

■シリーズ:いま知っておきたいIoT・AI関連情報
○第24回 次世代スマートメーター
/高砂熱学工業(株)/倉田昌典
シリーズ解説の第24回。今回のテーマは「次世代スマートメーター」である。電力メーターの検定期間は10年間のため、2024年度から順次新たなメーターへの交換が始まる予定である。この交換を機会に、経済産業省では「スマートメーター制度検討会」を開始し、2022年5月に最終とりまとめを発表している。この検討会の内容を中心に、次世代スマートメーターの概要を紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす222
○“虎の間”
/畑建築デザイン/畑由起子

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