建設機械 2022年11月号 PDF版

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建設機械 2022年11月号 PDF版

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■特集:建設機械アタッチメント1
○深礎掘削用アタッチメント
/日立建機(株)/伊藤 稔
当社が開発販売しているテレスコクラム仕様機について、その開発の歴史と現在の製品仕様について紹介する。

○ICT施工へ新たな提案
/キャタピラー/相原 聡子
少子高齢化、人材不足、長時間労働などの諸問題を抱える建設業界では、作業の効率化が急務となっている。当社では建機メーカーのトータルソリューションの一環として、油圧ショベル、ブルドーザ、モータグレーダだけでなく小・中規模のICT施工に対応したアタッチメント「スマートグレーダブレード」を導入した。同製品はICT技術の活用を前提に開発しており、グレーダブレード単体でも高度な制御を可能としているほか、ICT技術との組み合わせにより、さらに高次元な施工を実現し、現場の生産性向上に貢献している。本稿では、そのポイントを紹介する。

○超大型油圧ブレーカの主要技術
/古河ロックドリル(株)/本間 正敏
強力な破砕力と高い汎用性を備え、都市土木やプラント解体にも威力を発揮する、超大型・超低騒音型油圧ブレーカFxj770、Fxj1070を紹介する。

○超大型鉄骨切断機
/オカダアイヨン(株)/仙木 健太
近年、増加している高層化・高強度化が進んだ鉄骨建造物の解体に対応する超大型TS-Wクロスカッターを紹介する。

○40トンクラス・新型油圧ブレーカ
/東空販売(株)/髙橋 順
現代の都市解体作業には必須である低騒音ブラケットを標準装備とし、打撃力を大幅にアップさせ、高い耐久性も追求した40トンクラス油圧ショベル用の新型油圧ブレーカTNB-40Kについて紹介する。

■技術資料
○プレート定着型鉄筋を用いたプレキャスト床板接合技術の開発
/大成建設(株)/川口 哲生・武田 均/浙江大学/趙 唯堅
高度経済成長期に建設された道路橋の鉄筋コンクリート製床版(RC床版)は、塩害や疲労等による劣化が顕在化しており、劣化した既存のRC床版をプレキャスト床版(PCa床版)に取り替える工事が多数計画・実施されている。床版のプレキャスト化は品質確保の観点で優れ、施工性の向上や工期短縮にも有効であるが、依然として現場施工部となるPCa床版同士の接合部の構造については改良の余地があった。そこで、現場施工となる接合部の間詰施工量の低減と施工性の向上を目的として、プレート定着型鉄筋と高強度繊維補強モルタルより構成され、接合部の幅を大幅に短縮可能なPCa床版相互の接合構造を開発した。本稿では、開発において検討を行った静的耐荷特性とプレート形状の最適化の概要を紹介する。

○クラウド環境を活用した山岳トンネルの遠隔臨場支援システム
/安藤ハザマ/谷口 翔・池村 幹生
山岳トンネル坑内および切羽における施工管理の省力化や受発注者の接触機会の低減を目的として、「トンネル全線の可視化システム」と「切羽地質情報取得システム」を開発し、現場適用による効果を検証した。本稿では、それぞれのシステムの概要と現場での試行結果、システムの適用効果について紹介する。

○「全自動ドローン」で測量と安全巡視を無人化
/(株)フジタ/上原 広行
現場オペレータの介在なしに、現場内の安全巡視や測量業務を行う、建設現場向け全自動ドローンシステムを開発した。本技術は、自動離着陸、自動充電、開閉式ハッチなどを備えたドローン基地と、建設現場での安全巡視や、簡易ドローン測量、標定点と呼ばれる測量用の目印を設置せず高精度な出来形計測が可能な「斜め往復撮影ドローン」の技術を組み合わせたシステムである。施工中のトンネル現場において1ヶ月間の実績を積んだ結果、指定時刻に基地からドローンが自動的に離陸し、事前に指定したルートを通り、測量と安全巡視を実施後、自動で着陸し、充電を実行する機能を現場実用レベルまで向上させた。出来高管理(測量から土量算出)に必要な業務時間を従来の1/4に短縮し、従来は必要だったドローンの操作、補助に携わる人員を省人化可能となった。本稿では、建設現場において取り組みと導入効果、課題について紹介する。

○鋼製支保工建て込み切羽無人化施工システム
/戸田建設(株)/内藤 将史
鋼製支保工建て込み切羽無人化施工システムは、トンネル工事で用いるエレクタ一体型吹付機に改良を加え、切羽直下に作業員が入ることなく、オペレータ1名による遠隔操作で鋼製支保工の建て込み、継手接合、位置決めを可能とする切羽無人化施工を実現するものである。本システムの適用により、トンネル工事の安全性向上と、省人化による生産性向上を図ることができる。

○二酸化炭素の吸収からコンクリート強度を増進させる炭酸化混和材
/デンカ(株)/森 泰一郎
筆者らの研究グループは、早くからセメント・コンクリート分野でのカーボンリサイクルの可能性に着目し、これまで水とは反応せず、CO2とは積極的に反応する特徴を有するダイカルシウムシリケートγ相を主成分とした炭酸化混和材を開発・実証してきた。すでに当該混和材の炭酸化反応を活用することでセメント単位量を削減させ、高炉スラグ微粉末などとの組み合わせからコンクリート製品の出荷時までにCO2排出量を大幅に削減させたCO2吸収型コンクリートなどを実用化している。本稿では、炭酸化混和材の開発・実証、そして炭酸化養生との組み合わせで得られる特徴など、これまで得られた知見を紹介する。

○シールドトンネル補強・補修工事の施工効率化
/東京地下鉄(株)/望月 勇太
東京メトロ千代田線北千住駅・町屋駅間のシールドトンネルにおいて、トンネル変形の防止を目的とした二次覆工による補強対策と、漏水の抑制、継手ボルト、および鉄筋の発錆抑制を目的とした補修対策を実施している。当該トンネルは、地下鉄営業中のトンネルであるため、作業時間、作業空間、材料搬入ルートなど様々な制約を受ける。一般に営業下の鉄道トンネルの場合、作業時間は夜間の列車運行停止時間帯に限られ、二次覆工などの対策工も建築限界外の空間に限られる。材料などの搬入ルートも限定され、トンネル内への資機材の仮置きも困難な場合が多い。このような制約条件下では、効率的な施工を限られた設備・空間で実施するためには、施工方法などに特段の配慮が必要である。本稿では、二次覆工による補強対策において改良型高所作業車を導入するなど、施工方法の効率化に取り組んだので、その内容について紹介する。

○床仕上げロボット開発と現場展開への考察
/大成建設(株)/中村 洋祐
建設業界では働き手不足が深刻になっており、建設現場の効率化・生産性向上が重要な課題となっている。その解決手法の一つに、省力・省人化の強化が挙げられる。当社では、2016年にコンクリート工事の中で床に打ち込んだコンクリートを平滑に仕上げる作業を機械化することで厳しい労働環境を改善し、効率的に業務を進めることを目的にコンクリート床仕上げロボット「T-iROBO Slab Finisher」を開発した。その開発内容について、「建設機械」2017年7月号に「コンクリート床仕上げロボット“T-iROBO Slab Finisher”」として掲載した。本稿では、その後に加えたコンクリート床仕上げロボットの新たな開発要素である「半自律制御操作システム」の内容、および建設現場への展開と課題について紹介する。

■業界情報
○2022年6月度 建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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