建設機械 2022年9月号 PDF版

建設機械 2022年9月号 PDF版
shopping_cart

商品のご購入
ADD TO CART

個数:
商品コード:
C2209

建設機械 2022年9月号 PDF版

販売価格/
2,300 円(税込)
通常価格/
2,300 円(税込)
■特集:令和3年度i-Construction大賞の受賞技術の紹介
○UAVの自律飛行による天然ダムおよび砂防関係施設の点検・調査
/中電技術コンサルタント(株)/荒木 義則
これまでにもUAVを活用した点検・調査の事例は数多く存在するが、防災やインフラ管理を目的としたレベル3飛行によるUAVの活用は、今回が全国初の試みであった。本稿では、UAVの自律飛行による天然ダムおよび砂防関係施設の点検・調査の現場実証を行った結果について、その有効性を紹介する。

○AIによるシールド工事の計画・施工の省力化
/清水建設(株)/安井 克豊
近年の少子高齢化に伴う熟練技能労働者の大量離職が予想される中で、最先端技術と定量化した熟練工の経験値の融合による生産性向上が求められている。本工事では、掘進計画を支援する「施工計画支援AI」とシールドの操作を支援する「掘進操作支援AI」を導入し、その有効性を確認した。本稿では、導入したシールド工事用AIの概要と、現場に実装し検証した結果を紹介する。

○さまざまな測量手法による三次元データの取得とその活用
/アジア航測(株)/戸村健太郎
本稿で紹介するのは、令和元年度に国土交通省関東地方整備局荒川下流事務所より発注された測量業務で、荒川下流域の地形データを航空レーザー測量等により取得し、今後の河川管理の基礎資料として整備したものである。航空レーザー測深やナローマルチビーム、空中写真撮影を行い、定期縦横断測量成果や都市の三次元モデルを作成したので紹介する。

○呉港広多賀谷地区岸壁(-4.5m)等整備検討業務におけるi-Constructionの取り組み
/パシフィックコンサルタンツ(株)/加藤 哲也
当社が工事を行った広島県・呉港広多賀谷地区は、呉港の東側に位置し、背後企業の生産活動を支える物流拠点として重要な役割を担っている。対象とする施設は、主に鋼材などを高頻度に取り扱っている岸壁と岸壁の取付部である。本稿では、こうした状況に対して、民間事業者の経済活動への影響を極力小さくするために当社が提案し、i-construction大賞を受賞した取り組みについて紹介する。

○スマートフォンを活用した維持管理体制のDX化
/栃木県県土整備部/磯 正紀
今回紹介する取り組みは、令和3年度i-Construction大賞で国土交通大臣賞を受賞した、道路パトロール業務にスマートフォンを導入することにより、業務の効率化および省力化を図ったものである。

○i-Construction・BIM/CIMの普及に向けたドローン測量技術の推進
/貝塚市都市政策部/永井 了/(一社)ドローン測量教育研究機構/大西 有三
当市と「ドローン測量教育研究機構」の連携によるi-Construction、BIM/CIMで活用される3次元データをドローンで的確に効率よく取得するための取り組みについて紹介する。

○ICT建機の施工履歴データとDX統合型クラウドを使った生産性向上への取り組み
/(株)大林組/田島 僚
i-Construction大賞は、ICT活用の取り組みを業界全体に普及・促進することを目的に設立され、産官学各業界での取り組み事例に対して授与されている。本稿では、2021年度に受賞したi-Construction大賞の国土交通大臣賞を受賞した事例を紹介する。

○通信規格に依存しない複数建設機械の遠隔操縦システムへの構築
/(株)加藤組/原田 英司
建設機械の遠隔操縦は、災害現場などでの実績があるが通常の現場での活用は行われていない現状がある。各種通信規格や汎用的な建設機械を用いた遠隔操縦システムの構築を行うことで新たな働き方の創出を目指す。

○デジタルツールをフル活用した現場管理の可視化・高度化
/清水建設(株)/佐竹 省胤
本工事は相鉄・東急直通線のJR新横浜駅北側の環状2号線直下に地下鉄駅を新設する目的で行われた。都市部のため埋設物が多く錯綜する箇所に複雑な躯体を構築するので、細やかな施工計画と安全管理が重要となる。厳しい作業条件のもと、所定工期内で安全、確実に工事を進めるため、工事目的物のすべてを3次元モデル化してプラットフォームとし、さまざまなクラウド管理システムを組み合わせ導入した。本稿では、個々のシステム概要と、それらの連携による遠隔現場巡回や関係者間の情報共有の効率化など、関係者が一体となって取り組んだ管理で実現した工事全体の生産性向上効果について紹介する。

■技術資料
○RC造高層住宅用耐震改修構法の開発
/大成建設(株)/谷 翼・欄木 龍大・中島 徹
RC造高層住宅に多く見られる、建物中央部に吹抜けを有する平面計画に適した耐震改修構法を開発した。吹抜け空間に新たに鉄骨フレームを構築し、そのフレーム内に設置したオイルダンパーが地震時に建物に生じる振動のエネルギーを効率よく吸収するもので、特に長周期・長時間地震動に効果を発揮する。本稿では、本構法によるRC造高層住宅の耐震改修における特有の課題の解決方法を紹介するとともに、モデル建物を用いた時刻歴応答解析における結果を紹介する。

○コンクリートダムの打設管理におけるタブレットの活用
/安藤ハザマ/和辻総一郎
RCD工法を例に、重力式コンクリートダムの打設サイクルにおけるタブレットを用いた施工管理について紹介する。

○暑中期のコンクリート工事の施工性を改善できる新しい暑中コンクリートの開発
/(株)大林組/伊佐治 優・桜井 邦昭
外気温が高い時期に施工する暑中コンクリートは流動性が低下しやすく、コールドジョイントや充填不良等の施工に起因した不具合の発生が懸念される。そこで、特殊混和剤をコンクリートに後添加することで、外気温が高い場合でも流動性を長時間保持し、施工性を改善できる新しい暑中コンクリート「サンワーク®」を開発した。本稿では、サンワークの概要および実際の暑中環境下で行った品質検証実験の結果について紹介する。

○長大トンネルにおける工程確保への取り組み
/(株)鴻池組/森山 祐三・阪口 治・木佐一 伸・山内 聡士
九州新幹線(西九州)ルートの終着駅である長崎駅に最も近い新長崎トンネルの東側を山岳トンネル(NATM)で構築する工事は、3,000mを超える長大トンネルで、遅延なく計画通りに工事を進めるには安全で効率的な施工が重要であった。本稿では、その取り組みについて紹介する。

■話題の工法
○海上桟橋の杭頭部付近で著しい腐食が生じた鋼管杭に対する補修工法
/東亜建設工業(株)/田中 亮一・網野 貴彦
海上桟橋の杭頭部付近の鋼管杭が著しく腐食した場合、桟橋の安全性および供用に大きな影響を与えるため、既設の鋼管杭の杭頭部付近が著しく腐食し、穴が開いた状態でも適用可能で、かつ既存施設を供用しながら施工することができる補修工法を開発した。本稿では、開発工法の概要を紹介する。

■業界情報
○建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

※ご注意※
・データ転送での販売となります。入金確認後転送いたします。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
・個人的な範囲を超える使用目的での複製、ネットワークを通じて収録されたデータを送信できる状態にすることを禁じます。
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
search

キーワード検索キーワード検索
SEARCH

shopping_cart

カートの中
CART

商品数:0点  合計:0円

カゴの中を見る

  • 〒113-8610
    東京都文京区本駒込6丁目3番26号 日本工業出版ビル

  • TEL 03-3944-1181(代)
    FAX 03-3944-6826