建設機械 2022年8月号 PDF版

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建設機械 2022年8月号 PDF版

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■特集:遠隔操作、自動・自律施工
○準天頂衛星システムを活用した除雪車自動運転化
/東日本高速道路(株)/臼井 和絵
非熟練オペレータでも安全・確実に作業ができる環境構築のため、ロータリ除雪車運転支援システムの開発を行い、さらにこのシステムの情報をもとに自動運転化の開発を進めている。2020年秋に自律走行に成功し、引き続き除雪装置の自動化の開発を進め、2022年度中の完成を目指し、省力化・省人化をはかる。

○油圧ショベルの自動運転システム
/安藤ハザマ/武石 学/コベルコ建機(株)/土井 隆行
油圧ショベルの自動運転システムを開発し、シールド工事の現場においてピットに貯留している掘削土砂をダンプトラックに積み込む作業の実証実験を行い、作業時間や自動運転の安全性が実現場に適用できるレベルであることを確認した。

○自律走行式土工用振動ローラの開発
/酒井重工業(株)/櫛田 成基・遠藤 涼平/JIG-SAW(株)/志賀 太生
自律走行式土工用振動ローラの共同開発プロジェクトを立ち上げ、ゼネコン各社と実証実験を実施している。実証実験結果を反映して自律走行式ローラの改良を進めている。

○ホイールローダ遠隔操作システム
/西松建設(株)/田口 毅・山下 雅之
山岳トンネル工事のずり運搬作業で使用されているホイールローダを遠隔で操作するシステムを開発するとともに、トンネル坑内においてL5G通信システムを適用し、遠隔操作を行った。

○土工用振動ローラ自律転圧システム
/日立建機(株)/佐藤 毅一・日暮 昌輝・田中 正道
日本の建設業においては、生産労働人口の減少、熟練技能者の高齢化を背景として、省人での生産性向上が課題となっており、自律運転する建設機械の開発に期待が寄せられている。そこで、人と機械が協調し、施工現場全体の安全性と生産性の向上を図る協調安全と、高度な自律運転の両立を実現する協調型建設機械の核となる、システムプラットフォーム「ZCORE」(ズィーコア)の思想を搭載した振動ローラ自律運転システムを開発した。本自律運転システムは、走行経路ミッションを指示する運行システム、作業状況をリモートで確認できる施工映像共有ソリューション、作業履歴をリアルタイムで見える化した転圧管理ソリューション、施工現場の変化に対応できる「認識・判断・実行」機能で構成される。

○独立型後付けアタッチメント建設機械遠隔操作システム
/(株)カナモト/高橋 真琴・植木 良・清水 亮
無人化施工は従危労働現場での危険を排除することが主目的であったが、昨今のコロナ禍などの影響で、ソーシャルディスタンスを保つことが必須となった。また、労働環境の改善の面から、建設機械に乗らなくても操作できるような操縦者への負担がかからない操縦環境の構築が始まっている。そうした状況を背景に、汎用バックホーを後乗せで遠隔運用できるシステム「KanaRobo」を開発・運用してきた知見を活かし、普段から使用できる新システムを開発した。本稿では、改めて新規開発した建設機械遠隔操縦システム「KanaTouch」を紹介する。

○既存の有人型建機に後付け
/大裕(株)/今井 一孝
昨今、建設業界での遠隔操縦や自動・自律運転による施工技術のニーズが高まってきている。一方で、市場で実際に使用されている建機はそれに対応していない有人型がほとんどであり、このギャップを即時に埋める方策が必要と考えられる。本稿では、既存の有人型建機に後付けする形で遠隔操縦を簡便に実現するツールとして、当社が提供しているXAURS-EQ(サウルス-EQ)について紹介する。

■技術資料
○i-Constructionによる点群データの生成および活用の高度化
/法政大学/今井 龍一
本稿では、i-Constructionによる公共工事デジタルツインの具体例として、著者がこれまで取り組んできた活動成果の一端を紹介する。

○現場で使える公共構造物デジタルツインの紹介
/大阪経済大学/中村 健二/法政大学/今井 龍一/摂南大学/塚田 義典・梅原 喜政/大阪電気通信大学/中原 匡哉/関西大学/田中 成典
公共構造物デジタルツインの構築に関する研究成果として“公共構造物デジタルツイン構想”および“公共構造物デジタルツインを用いた災害査定支援”を紹介する。

○マイクロバブルを活用して経済性を高めた気泡潤滑型自己充填コンクリート
/高知工科大学/大内 雅博
欧米諸国と比較して、我が国では気泡潤滑型自己充填コンクリート(air-SCC)汎用コンクリートの地位にあるとは言い難い。しかし、昭和末期のプロトタイプ完成から平成の30年間を経て、一層のi-Construction化が求められてきた令和の冒頭に、いよいよSCC本来の出番がやって来たといえる。本稿では、SCCの活用が進みつつある社会的な背景ととその可能性について紹介する。

○プレキャスト桟橋上部工の施工合理化工法
/東亜建設工業(株)/網野 貴彦
海上におけるコンクリート施工では、特殊技能を有する作業員が必要で多大な労力を要し、工事進捗が海象条件等に大きく左右され、海上での現場作業を省力化させることが喫緊の課題となっていた。著者らは、桟橋上部工を構成する杭頭部、梁、床版のすべての部材をプレキャスト化し、鋼管杭と上部工の接合に差し込み構造を採用することで、海上作業の省略・簡略化による施工性および安全性の向上、工程短縮等の全体最適化を図る一連の施工技術を開発した。本稿では、その概要を紹介する。

○接着技術を用いたコンクリート舗装の補修
/世紀東急工業(株)/原 毅/東急建設(株)/鈴木 将充
コンクリート舗装は角欠けなどの小規模の損傷を効率的に補修することが難かしい反面、そのような損傷から飛散したコンクリート片でも交通事故の要因となることから、小規模の損傷を効率的に補修する方法が求められている。筆者らは、コンクリート舗装の効率的な安全性能の回復を目的として、簡易な施工でひび割れ部を一体化する効果が得られる早期交通開放可能な補修材の開発を行ってきた。本稿では、開発したひび割れ補修材の補修効果と、補修材の注入を阻害するひび割れ内のつまり物を除去する工法の効果について紹介する。

○東京メトロにおけるトンネル全般検査にドローンを導入
/東京地下鉄(株)/石川 幸宏
当社は、東京圏を事業基盤として、9路線、営業キロ195kmで運営している。保有する土木構造物の85%がトンネルである。本稿では、そのトンネルの通常全般検査の一部でドローンの運用を開始したことから、導入までの取り組みと運用状況について紹介する。

■業界情報
○2022年3月度 建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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