光アライアンス 2022年6月号 PDF版

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光アライアンス 2022年6月号 PDF版

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■特集:さまざまなレーザー加工関連製品と技術2
○並列過渡選択的レーザ加工法によるガラスの高能率微細孔あけ
/東京大学/吉﨑れいな・伊藤 佑介・杉田 直彦
ガラスのマイクロ孔加工における、さらなる加工効率向上を目指し、異なる波長のレーザーを複数の同じ点に集光する方法を検討することで、二種のレーザーを用いた高速加工法である過渡選択的レーザー加工法の並列化実現を目指した。SLMを用いて50μsで直径10μm、穴深さ100μm程度の穴を二つ同時形成した。

○大出力レーザー溶接とキーホール形状計測
/(株)ナ・デックスプロダクツ/長谷川 博/光産業創成大学院大学/石井 勝弘
当社での100 kWレーザーを用いた大出力レーザー溶接の安定化の取り組みについて紹介する。さらに、大出力レーザー溶接のさらなる安定化を目指した、当社、情報通信研究機構、光産業創成大学院大学の3者による、レーザー溶接のインプロセスモニタリング、および適応制御技術の開発の取り組みについて紹介する。

○広域パラメータ自動可変超短パルスレーザー加工による迅速なパラメータ探索
/(国研)産業技術総合研究所/吉富 大・高田 英行・鳥塚 健二・奈良崎愛子/東京大学/小林 洋平
パルス幅・エネルギー・繰り返しレートなど各種レーザーパラメータを広域に自動可変できる超短パルスレーザー加工装置を開発した。熱的/非熱的加工の境界領域において、最適条件を迅速に探索するのに活用できる。

○加工用UV、グリーン、IRフェムト秒レーザー光源とフルスペック型加工システムの開発と事業化
/(株)光響/石川 陽一・住村 和彦
同社は、3波長fs、psレーザー光源からスティッチ加工機能を備えた超精密加工機まで一貫して開発を行った。検証テスト・有償加工、他社製レーザー光源を組み込んだ産業用レーザー加工機の試作機製作まで、幅広く対応が可能である。その重要点を纏めた。

○業界の常識を覆す超精密自動ステージの現状
/オーテックス(株)/渡邉 篤
海外メーカーで導入が進むALIO社の超精密ステージ。一体どんな理由で採用されているのか、ALIOの提唱する6D point precisionとはいったい何なのか。本稿では、これまでの業界の常識を覆し、まさにニュースタンダートとなりつつある超精密自動ステージについて、その特徴、仕様を中心に紹介する。

○自動車、医療機器及び産業界で導入が進むポリマー接合技術最新動向
/(株)ティー・イー・エム/浅香 宗利
今日の産業界で日々加工要求の高まる高分子有機化合物(ポリマー)の接合は、レーザー光を使用する適切な応用用途として新しい技術である。レーザーを用いて行う加工はさまざまな熱溶接可能なポリマー材料を高い接合度で溶接でき、かつ信頼性も高く、対費用効果も高い。本稿では、さまざまな業界で重要度が増しているポリマー接合技術の最新動向について紹介する。

■解説
○深紫外励起蛍光によるデジタル術中標本
/大阪大学/熊本 康昭/京都府立医科大学/髙松 哲郎
がんの術中迅速診断では、切除した組織を手術中に病理標本(凍結標本)化する。作製の速さから凍結標本は迅速標本とも呼ばれる。迅速標本のおかげで、手術の方針をリアルタイムに決定し、最適な外科治療を行うことができる。しかし、現在の医療状況では迅速標本の質のさらなる向上が求められる。組織の薄切を行わず、さらに迅速に良好な組織形態像を得られる手法の研究開発が進められている。本稿では、そのうち、筆者らが取り組んでいる深紫外励起蛍光を利用するデジタル術中標本を紹介する。

○ラマン分光法の病理学への応用
/徳島大学/南川 丈夫
ラマン分光法は、分子振動を介して従来の病理診断法では得られないような情報を得られる新たな手法として期待されている。本稿では、ラマン分光法を病理学へ応用することによる効果について紹介する。

○蛍光イメージングのためのケミカルタグ技術
/東京大学/浅沼 大祐
蛍光イメージングは、生体分子の挙動を可視化し、生命現象のメカニズムの解明に貢献する。本稿では、光褪色耐性等に優れる小分子有機色素を用いた分子イメージングを可能とするケミカルタグ技術について紹介する。

○色素増感反応を利用した光触媒水素製造
/東京工業大学/西岡 駿太
色素増感光触媒を用いた可視光水素製造における問題点と解決策を提示し、それを実践することでエネルギー変換効率の向上に成功した研究を紹介する。また、さらなる性能改善に向けた反応メカニズムの解明についても紹介する。

○広視野高解像2光子励起ライトシート顕微鏡
/愛媛大学/齋藤 卓・高根沢聡太・今村 健志
ライトシート顕微鏡は多細胞生物の三次元観察に適した蛍光顕微鏡である。今回我々は、2光子励起ベッセルビームの導入によって、生体光毒性の低減、視野範囲の向上と細胞レベルの高分解能を同時に達成したライトシート顕微鏡を技術開発した。

○両極に遷移金属酸化物ベースの光触媒を用いた高電圧太陽電池
/千葉大学/原 慶輔・泉 康雄
再生可能エネルギー由来で電力を生み出すツールは、持続可能な開発目標を達成するための鍵となっている。太陽電池および燃料電池はそのためのツールとして一部実用化されているが、単セルあたりの起電力は1V以下がほとんどであり、高価な場合も多い。そこで、両極に安価な遷移金属酸化物ベースの光触媒を用いた、光触媒式太陽電池を開発し起電力を2V以上に向上させた。

■製品技術紹介
○光通信や先端光計測で威力を発揮する超広帯域光源
/(株)オプトクエスト/多久島裕一・関口 翔大・鈴木 喜晴・王 暁民・初鹿野 圭
ランプ光源に匹敵する安定性とスーパーコンティニューム(SC)光源特有の超広帯域性とを併せ持つ光源FLA-SC2100を開発した。本稿では、従来のSC光源との違い、および本光源の性能と応用例を紹介する。

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