光アライアンス 2022年4月号 PDF版

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光アライアンス 2022年4月号 PDF版

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■特集:光と物質の相互作用である“効果”を使いこなす
○光カー効果によるオンチップ型光スイッチの開発
/慶應義塾大学/田邉 孝純・吉岐 航・遊部 航希
現在、仮想励起である光カー効果による光スイッチの低パワー化が待たれている。本稿では、筆者らが取り組んできた、光カー効果による全光スイッチとそれに関連した動的Q値制御などの成果について紹介する。

○ファラデー効果のオンオフを利用した電気的光制御
/大阪大学/千葉 大地
金属磁石のナノ薄膜に電界を加えることで磁力を消したり元に戻したりできることがわかってきている。本稿では、同効果を利用し、ファラデー効果を制御することで、電気的に透過光強度を制御する手法について紹介する。

○シリケートガラスの結晶化制御とPockels効果の付与
/東北大学/寺門 信明・中村 拓真・高橋 儀宏・藤原 巧
東北大・藤原グループでは、本来は静的な光媒体であったシリケートガラス(シリカを主体とする多成分系ガラス)とそのファイバーに動的な光制御能を付与することによって、既存の光制御技術への応用や新規光波制御デバイスを創出することを目指して研究を進めてきた。本稿では、 SrO-TiO2-SiO2系ガラスに焦点を当て、その結晶化制御によるPockels効果の発現と評価について紹介する。

○水を利用した光変調器
/東京理科大学/徳永 英司
電極と水の界面のポッケルス効果により大きな光の電場変調信号を取り出す方法について紹介する。この方法により、あらゆる界面に遍在する界面ポッケルス効果を利用した光変調素子や界面センサーの開発が可能になる。

○液晶のフォトリフラクティブ効果とレーザー超音波リモートセンシングへの応用
/東京理科大学/佐々木健夫
液晶に光導電性化合物を添加したものは高速なフォトリフラクティブ効果を示す。これは新しいレーザー超音波リモートセンシングに応用できる。これによって物体の厚さや内部構造を非接触で診断することができる。

○有機フォトリフラクティブポリマー材料の応用
/京都工芸繊維大学/堤 直人
光導電性と2次の非線形光学効果であるPockels効果とを併せ持つ材料中で、光キャリアの移動に起因して発生する空間電荷電場により誘起されるフォトリフラクティブ現象の原理と、そのホログラム動画への応用を紹介する。

○エバネッセント光を用いたナノ光造形技術の開発
/東京大学/高橋 哲
屈折率の異なる二種類の誘電体界面において、光と物質の相互作用の結果として生成されるエバネッセント光を、一括露光型マイクロ光造形法の露光エネルギーとして適用するナノ造形技術の開発について紹介する。

■解説
○三次元物体認識の基礎と先端技術
/中京大学/橋本 学
さまざまな分野で知能ロボットを実用化するために必須となるロボットビジョン、なかでも三次元物体認識に関して、その課題を整理するとともに、主要要素である三次元センサと物体認識アルゴリズム、さらに当研究室で研究中の「機能認識」に関する最新技術を紹介する。

○ナノフォトニクス技術による光電融合アクセラレータへの展開
/日本電信電話(株)/新家 昭彦
CMOS回路とフォトニック層の間のシームレスな接続や、超低遅延演算が期待されているチップサイズの光干渉ユニットを更に高機能化する、ナノフォトニクス光電変換素子の可能性について紹介する。

○フラットパネルディスプレイに対するLTPS-TFT用露光機の貢献
/イトウデバイスコンサルティング/伊藤 丈二
LTPS-TFTの適用例として、システムオングラス(SOG)の開発ロードマップと、ディスプレイ製品の開発経緯、並びにLTPS-TFT用露光装置の開発経緯を半導体用露光装置と比較して紹介する。高精細ディスプレイに対するLTPS-TFT用露光装置の性能を露光フィールド・解像力・焦点深度・光強度の面から説明する。

○指先サイズの超小型波長掃引量子カスケードレーザーの開発
/浜松ホトニクス(株)/杉山 厚志
100 ms以下の計測時間で中赤外帯分光データを取得可能な、指先サイズの中赤外・超小型波長掃引量子カスケードレーザー(QCL)を開発した。分光機能を有するレーザー光源であり、透過計測や反射計測の赤外分光データを遠隔かつ高速で取得することを可能とする。本稿では、波長掃引QCLの概要と応用事例について紹介する。

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