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P2202
検査技術 2022年2月号
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■解説
○CFRP製モビリティ構造を対象とした広帯域超音波ガイド波による衝撃損傷モニタリング
/東京大学/齋藤 理・譚 朗星・于 豊銘・岡部洋二
CFRP製モビリティ構造の衝撃損傷を検出するための、広帯域超音波ガイド波を用いた構造ヘルスモニタリング技術を紹介する。本技術では、ガイド波の到達時間の遅れや振幅の減衰に基づき、損傷の面積と長さを評価可能である。
○高周波電磁誘導加熱を用いた熱可塑樹脂マトリックス炭素繊維強化複合材(CFRTP)のき裂修復
/岐阜大学/三宅卓志
MHz帯の電磁誘導を用いて熱可塑性樹脂をマトリックスに使用した炭素繊維強化複合材料CFRTPの加熱、再溶着によるき裂修復を試みた。その結果、き裂近傍の炭素繊維を選択的により高温に加熱可能なため、効率的にき裂部の再溶着による修復が可能であることが明らかとなった。
○パルスECTの移動測定に関する検討
/鳥羽商船高等専門学校/吉岡宰次郎/大分大学/後藤雄治
石油化学プラントの被覆鋼管の非破壊検査で注目されているパルスECTについて、従来の定点測定法ではなく、移動測定法に関する検討を行った事例を紹介する。
○分布型光ファイバひずみセンサの展開に向けた導入マニュアル
/鹿島建設(株)/今井道男・吉村雄一/(株)レーザック 町島祐一/光ファイバセンシング振興協会/足立正二・小松康俊
分布型光ファイバひずみセンサは、ひずみの情報を光ファイバに沿って全長で得られることから、構造モニタリング手段の一つとして期待されている。そこで、建設分野における適用のための導入マニュアルを作成したので紹介する。
■連載
○音波のよもやま話48
探触子からの音の送・受信(5)
/(有)アイ・エス・エル/宇田川義夫/東北大学/三原 毅
コンポジット振動子、特に1-3コンポジットからの音波に関して紹介する。
■特集:リモート検査・センシング技術
○リモートセンシング衛星の技術概要および展望
/(株)NTTデータ経営研究所/瀧澤直也・渡邊敏康
リモートセンシング衛星の活用範囲が様々な分野で拡大している。本稿では、リモートセンシング衛星の技術的な概要やその動向を紹介するとともに、今後どのような活用が期待されているかを紹介する。
○受注者双方による「遠隔代理立会」
/(株)大林組/高橋 寛
当社で「遠隔代理臨場」を実施するに至った経緯や背景、およびそのための当社独自の支援体制について紹介する。
○5Gと高速AIディープラーニングを活用した鉄道インフラのリアルタイム遠隔・自動監視システム
/中央復建コンサルタンツ(株)/松島敏和
5Gと高速AIディープラーニングを活用した鉄道インフラのリアルタイム遠隔・自動監視システムの実証実験を京浜急行電鉄久里浜工場にて実施した。本稿では、列車検査と線路巡視の高度化技術の概要と、実証の成果を紹介する。
○走行型高速3D計測システムとAIを活用したトンネルの統合型点検・診断支援システム
/パシフィックコンサルタンツ(株)/安田 亨・田近宏則・重田佳幸
走行型高速3D計測システムによるトンネル点検の概要、3D可視化技術、AIを活用した統合型点検・診断支援システムについて解説し、トンネルマネジメントの今後の望ましい方向性について紹介する。
○風力発電装置における状態監視への取り組み
/NTN(株)/瀧川晃輔
風力発電装置における設備の状態監視の諸課題に対するソリューションとして、風力発電機用状態監視システム「Wind Doctor®」を紹介する。また、振動解析の概要や、軸受損傷の検知事例などついて解説する。
■製品ガイド
○放射線応用機器
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