クリーンテクノロジー 2022年1月号 PDF版

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クリーンテクノロジー 2022年1月号 PDF版

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■特集:資源循環の最新動向1
○電気パルス分離技術が拓く未来の資源循環
/早稲田大学・東京大学/所 千晴
サーキュラーエコノミーの概念にある小さいループでの資源循環達成に必要となる局所的な化学反応を伴う高精度な物理的分離手法の一つとして、電気パルス法の中から特にリチウムイオン電池正極材の正極活物質分離や接着剥離の検討例を紹介する。

○プラスチックリサイクルの未来を創る改正バーゼル条約に適応するための「資源プラ」という挑戦
/(株)パナ・ケミカル/犬飼健太郎・本堀雷太
改正バーゼル条約への対応はプラスチックリサイクルの世界で生きる者にとって“死活問題”となる。これに適応する一つの答えとして、当社では「資源プラ」という取り組みに挑戦し続けている。品質に依拠した資源プラは「経済的な合理性」に基づく市場流通性と、「技術的な妥当性」に基づく環境調和性を兼ね備えており、バーゼル条約施行下で厳しさを増す国際的なプラスチック廃棄物の物流環境下を生き残る力を有している。本稿では、そのポイントについて紹介する。

○脱炭素化を実現する地域熱供給の最前線
/(特非)環境エネルギー政策研究所/松原弘直
海外での熱分野での脱炭素化に向けた地域熱供給での取り組みに注目して、エネルギー効率化や再生可能エネルギーの導入、デンマークを中心としたスマートエネルギーシステムとしての地域熱供給の最前線を紹介する。

○リチウムイオン二次電池(廃棄物)の発火リスクと対応策
/(株)VOLTA/菊田大樹
リチウムイオン二次電池には放電時、ショート、液漏れなどによる発熱、発火リスクの危険性が高いというデメリットがある。本稿では、その要点と対策について紹介する。

○リサイクル効果を考慮した鉄鋼等基盤材料のLCA評価
/東京大学/星野岳穂
リサイクル効果を考慮した鉄鋼等基盤材料のLCA評価について紹介する。

○機能性アルミニウムと循環型社会の実現に向けた技術開発
/(株)UACJ/上田 薫・戸次洋一郎
アルミニウムはリサイクル性に優れた金属材料であり、リサイクルによる環境負荷低減への効果が非常に高い材料でもある。本稿では、地球温暖化対策や今後の循環型社会実現に向けた技術開発に対する取り組みを紹介する。

○二酸化炭素の有効利用
/東京理科大学/本田正義・桝田 剛・杉本 裕
近年の資源、エネルギー、環境等の諸問題から、二酸化炭素(CO2)の削減や有効利用技術の開発は重要な課題である。本稿では、主に筆者らの「CO2からのポリマーの直接合成に関する研究」を紹介する。

■解説
○極小ラメラスタックによる超平滑PFAチューブ
/ダイキン工業(株)/今村 均・谷本健次郎・濵田博之
半導体用市販品PFAチューブで、ナノサイズの平滑性に大きな差が確認されている。チューブ内面を形成している球晶表面の凹凸がラメラスタックの大きさにより決定されていることが分かってきた。本稿では、メカニズムの考察と半導体微細化に対応した超平滑PFAチューブを紹介する。

○外気導入ピットの微生物汚染に関する実態調査
/ダイダン(株)/畑中未来・橋本 翔・中野一樹
外気導入ルートとしてクール/ウォームピットを活用した建物において、長期的な微生物濃度の調査事例は少ない。本稿では、6年間の夏期における微生物濃度の経年変化について調査した結果を紹介する。

○自己補償型自由噴流を採用した新規パーティクルカウンタによる加圧空気中の粒子測定
/(株)パーティクルプラス/水野眞人/CKD(株)/渡辺貴大/(独)日本学術振興会/大谷吉生
筆者らはコンタミネーションコントロール対象として0.3μmからの粒子を低濃度から超高濃度まで、高い時間分解能(1秒)で測定可能で、同時に加圧エア中の粒子測定が可能なパーティクルカウンタを開発した。これはセンサ部に自己補償型自由噴流を採用し、エアロズル流とセンサ内の圧力バランスを自動的に保つことにより、安定したエアロゾルの自由噴流を形成することができる。本稿では、この新規OPCを加圧空気中の粒子の測定への適用性について検討した結果を紹介する。

○CASEに向けた車載機器構造の動向と実装技術の課題
/車載エレクトロニクス実装研究所/三宅敏広
CASEに向けた自動車、カーエレクトロニクスの動向について述べるとともに、車載機器の形態の変化に着目し、今後実現するべき車載機器の実装構造を捉え、構造を成立させる実装技術の課題について紹介する。

○スマートビル、スマートシティ実現に向けた最新技術動向
/三菱電機(株)/石井周作
少子高齢化、気候変動など社会情勢を取り巻く環境が厳しくなる中、ビル内では快適性/安全性/利便性を低資源(人・物・費用・時間)で実現することがビルオーナー、居住者の要望となっている。そのためにIoT、AIなど高度な技術を活用し、省エネ省人化を行いながら居住者が安全で安心できる環境、効率的な仕事を行える空間を提供する「スマートビル」を実現していく必要がある。そのスマートビルの三つの要素「快適性・省エネ」「安全・安心」「利便性・省人」を実現するソリューションを、「エネルギー」・「セキュリティー」・「モビリティー」のカテゴリーに分類できる。スマートシティにおける課題に「エネルギー・水・廃棄物」「防災」「金融」「健康・医療・介護」「見守り・安全」「教育」「自動走行・自動配送」があげられている。スマートビルで示す三つのカテゴリーはその課題に対応できるソリューションにもなると考えている。本稿では、要点を紹介する。

○クリーン・安定を追求する次世代植物工場
/(公財)園芸植物育種研究所/丸尾 達
近年、農業を取り巻く環境が一段と厳しくなる中、クリーンな野菜を安定的に生産するシステムとしての植物工場の発展が期待されている。専用品種や自動化機器の開発をさらに進め、世界標準を目指していく必要がある。

○ダウンフロー式空気浄化ユニットによる飛沫の輸送制御
/金沢大学/瀬戸章文・牧野航太/パナソニック(株)/山本 憲・谷口和宏
高性能フィルタを通過した清浄空気をルーバーを経由して空間内に均一供給することによって、誘引気流を含んだダウンフローを形成し、飛沫を含んだ気塊の拡散、滞留を抑制する新たな空気浄化技術について紹介する。

○クリニックにおけるトイレの要件調査
/TOTO(株)/賀来尚孝
クリニックのトイレのきれいさがクリニック選びに影響することもある。本稿では、患者はトイレのきれいさから何を感じ取っているのか、トイレに必要な要件とは何かについて、患者1,000人のアンケート結果から紹介する。

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