画像ラボ 2022年1月号 PDF版

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画像ラボ 2022年1月号 PDF版

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■解説
〔外観検査〕〔画像処理〕
○カトラリーの外観検査のためのスペックル画像取得・解析システム
/長岡技術科学大学/磯部 忠明・瀧本 裕也・原川 良介・岩橋 政宏
カトラリー製造の効率化や後継者の育成のために、外観検査の自動化が求められている。我々は、この要求に応える新しいシステムを開発した。提案システムは、レーザとスクリーンを用いたスペックル画像取得装置とニューラルネットワークに基づく解析エンジンから成り、非接触で正確な外観検査を可能とする。

〔FA〕〔認識・検出〕
○ハイパースペクトルデータを用いためっき液の状態推定
/東京工業大学/吉岡 勇人/(株)牧野フライス製作所/鳥居 有沙
二次元画像および波長スペクトル情報が得られるハイパースペクトルカメラを用いためっき液の劣化状態のモニタリングに関して、その検出原理および実験的な評価結果について事例を紹介する。

〔ロボットビジョン〕〔検索〕
○ユーザの意向に適応する画像検索
/東京電機大学/和田 成夫
近年、大容量メモリやクラウドに保存されている画像や映像を効率的に探索し活用することが重要になっている。膨大な量の画像・映像情報の中から必要な画像を探し出す手段が画像検索である。本稿は、ユーザの意向に柔軟に適応する画像検索法について解説する。複数の静止画像やクリップ動画像をクエリとして用いると適用範囲が広がり利便性が向上する。また、関連性フィードバック機能を取り入れ検索精度を向上させる。

〔ロボットビジョン〕〔画像処理〕
○RDNを用いた深度画像の超解像度化と評価について
/神戸市立工業高等専門学校/藤本 健司・尾山 匡浩・瀬川 侑
近年、単眼RGB画像から深度画像を作成する手法の研究が盛んに行われているが、大きな物体の輪郭はぼやけ、小さな画像はほとんど認識することができないという欠点がある。そこで、本研究では、一般的に深度画像には適用されていなかったRDNと呼ばれる超解像度手法を用いた結果について解説する。

○Multi-view Fractal DataBase:フラクタル幾何学に基づく多視点画像データセット生成
/東京電機大学/山田 亮佑・中村 明生/(国研)産業技術総合研究所/鈴木 亮太・片岡 裕雄
本研究の目的は、多視点画像を用いた三次元物体認識手法において、認識精度の向上と学習時間の短縮を目指し、事前学習用の大規模多視点画像データセットの自動構築方法を開発することである。そのために、自然の形成原理であるフラクタルに着目し、数式に基づき三次元フラクタルモデルを自動生成し、多視点から画像に投影することで多視点画像データセットであるMulti-view Fractal DataBase (MV-FractalDB)を構築する。MV-FractalDBは三次元パターンやカテゴリ定義まで自動で完結できるため、三次元データの取得や教師ラベルを付与する両力が不要である。実験より、MV-FractalDBによる事前学習を三次元物体認識に適用することで認識性能が向上し、学習時間が短縮したことを確認した。以上より、本研究では多視点画像を用いた三次元物体認識手法におけるMV-FractalDBの事前学習の有用性を示した。

〔自動車〕〔認識・検出〕
○視線情報による運転者の集中度低下の検出への取り組み
/京セラ(株)/西井 裕亮・篠﨑 教志・永原 聡・高松 哲哉・宮崎 淳吾/中部大学/平田 豊
本研究は機械学習を用いて、視線情報から運転者の集中度低下を検出することを目指す。これにより従来のドライバーモニタリングシステムよりも早期に危険状態を警告可能と期待される。本稿では、運転時の光景から集中度別に注視領域を推定する手法と、眼球運動から集中度を識別する手法を提案する。

〔鉄道〕〔認識検出〕
○列車前方画像を用いた木まくらぎ検査システムの開発
/(公財)鉄道総合技術研究所/糸井 謙介・坪川 洋友・長峯 望・合田 航/北海道旅客鉄道(株)/加藤 爽
近年、鉄道の設備の中でも膨大な延長を有する軌道については、検査の効率化や省人化が強く求められている。そこで、低コストかつ簡易な撮影方法で列車前方から画像を取得し、主としてローカル線区に多く敷設されている木まくらぎを検査するシステムを開発した。本稿では、本システムの概要、および木まくらぎの劣化度判定精度について解説する。

〔放送・通信〕〔技術別:基礎研究〕
○単一時刻の計測からのターゲットレスなステレオカメラと3D LiDAR間の外部キャリブレーション
/NTT人間情報研究所/八尾 泰洋・安藤 慎吾・倉田 夏菜・伊藤 直之・島村 潤/東京大学/石川 涼一・大石 岳史
特定の対象物体を用いず、単一時刻での計測情報からの3D LiDARとステレオカメラの外部キャリブレーションを紹介する。提案手法は「投影コスト」と「背景キャンセル項」の二つの項からなるコストが最小となるようなキャリブレーションパラメータを探索するものであり、ステレオカメラから奥行き推定をせずに画像を直接用いること、画像中に大きな等色の背景領域が存在しても安定してキャリブレーションを実施できるという特徴がある。評価実験により、「背景キャンセル項」の導入によりキャリブレーションの安定性、および精度が向上することを確認した。

■話題の製品と技術
○画像技術と光コムセンサ技術で目視検査を自動化
/JUKIオートメーションシステムズ(株)/有働 隆
従来、製造業の現場では目視検査に頼らざるを得なかった複雑な形状の部品検査を自動化するニーズが高まっており、様々な対応力が求められている。JUKIの基板用検査で培ったベースとなる性能・機能と(株)XTIAの光コムセンサを説明し、市場要求に対応したハイブリッド検査機について説明する。

■特集:自動外観検査のハードルを下げるデバイス・ソフトウェア
○「オールインワン&シンプル操作」AI画像処理
/(株)スカイロジック/澤木 佳子
DeepSkyは、PC1台で「画像データ収集→学習→判定」を行うことができる。Windowsソフトを操作する要領で簡単に合否判定ができる検査機に成長していく。3,600万画素レベルの超高画素カメラやマルチカメラ、スマートフォンの画像にも対応する。

○PCベースの画像処理と専門知識不要ディープラーニングとの融合
/コグネックス(株)/川田 正之
PCベースの画像処理ソフトウェア最新バージョンVisionPro 10の将来性のある刷新と画期的な最新技術を紹介しつつ、アプリケーション開発のしやすさと、ディープラーニングとのさらなる融合による、複数ラインの識別や分類など、検査自動化ソリューションを説明する。

○「いつもと違う」を教えてくれる外観検査AI
/(株)Pros Cons/坂田 昌則
近年浸透しつつあるAI画像検査において、データ収集への労力や、調整に高度な専門性を要することが課題として顕在化してきている。この課題に対する技術の潮流、および少量の学習で高精度を実現する弊社独自技術について紹介する。

○『難しい』ことを『簡単』に。オール・イン・ワンの画像処理ツール
/(株)リンクス/佐賀 郁哉
プログラミング一切不要、直感的な操作だけで画像処理システムを構築できる、オール・イン・ワンの画像処理ツールMERLICの特徴およびアプリケーションの作成方法を紹介する。

■シリーズ
○V-ISARイメージング12(最終回)〜映像情報の新時代を拓く〜
/マシンビジョンライティング(株)/増村 茂樹

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