クリーンエネルギー 2021年12月号 PDF版

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■テクニカルレポート
○酪農に適した乾式メタン発酵プラントの開発
/(株)北土開発/山田敏宏/エア・ウォーター北海道(株)/保井聖一/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構/西潟久美子
乳牛飼養頭数100頭以下の小規模酪農家へ導入可能な乾式メタン発酵処理バイオガスプラントを開発した。従来、小規模酪農家へのバイオガスプラント導入を妨げていた、麦稈等の敷料が混合した半固形状ふん尿の処理を可能とし、発生したエネルギーは酪農家個人で使用するシステムを確立した。

○-22℃に温度を保つ「適温蓄冷材」の開発
/シャープ(株)/内海夕香
冷凍食品の輸送に、低温蓄冷材の導入が進みつつあるが、低温蓄冷材は、凝固させる際にかかるエネルギー負荷が大きいことが普及の課題になると考え、その負荷を低減できる新たな低温蓄冷材の開発に取り組んだ。

○燃料電池ごみ収集車の普及を目指して
/早稲田大学/紙屋雄史
本稿では、現在、当大学の研究グループが進める「水素社会実現に向けた燃料電池ごみ収集車運用事業」(2019〜2021年度、東京都・大学研究者による事業提案制度)について、事業の概要・特長・研究成果等を紹介しつつ、今後の研究予定・展望等をまとめる。

○カーボンナノチューブを用いたCO2分解光触媒の開発
/名古屋工業大学/石井陽祐・川崎晋司
太陽光照射によってCO2効率的に分解可能な光触媒としてヨウ素酸銀(AgIO3)-ヨウ化銀(AgI)-単層カーボンナノチューブ(SWCNT)複合体を紹介する。この複合体はウェットプロセスで容易に合成可能であり、CO2をCOに高選択性に還元する活性を有するものである。

○常温・常圧での手軽なアンモニア合成法
/東京都市大学/江場宏美
地球上に広く行き渡る元素であり、安価に入手できる材料である鉄を基本原料とするアンモニア合成法を開発した。常温・常圧の温和な条件下で、窒化鉄を二酸化炭素(炭酸水)と混合することで、水を水素源とし、クリーンかつ手軽にアンモニアを調達できる。

○エネルギーマネジメントシステム(EMS)向けAIシステムの構築
/SOINN(株)/長谷川修
当社のEMS向けAI「E-1」は、市販PC(GPU不使用)で稼働し、三つのAIの連携で最大10%程度のエネルギーコスト削減が見込める。また、自動最適化機能により初期コストが削減でき、初期投資を平均1年程度で回収できる。本稿では、E-1の概要や性能などについて紹介する。

○電子構造の精密制御により熱電性能を2倍増大
/大阪府立大学/小菅厚子・奥 友洋
GeTe系多元系熱電材料の室温付近の熱電変換出力因子を、既存材料の最大2倍に増大させることに成功し、その高性能化の要因を明らかにした。本研究の成果は、世の中に存在する廃熱の中でも総量が多い室温廃熱を電気として再利用する廃熱利用技術の要素技術に関するものであり、省エネルギー社会の実現に貢献することが期待される。

■エネルギー事情
○LPガスの動向
/LNG経済研究会/奥田 誠
LPガスは天然ガスと同じ化石燃料のガス体エネルギーである。日本の一次エネルギー供給量に占める比率は2019年度に2.7%で原子力の2.8%と同程度になっている。本稿では、LPガスの現状と動向について概略を紹介する。

○国際エネルギー機関(IEA)による天然ガス短期需給展望(2020〜2024年)報告
/LNG経済研究会/大先一正
国際エネルギー機関(IEA)の短期見通しによれば、2021年の世界の天然ガス需要は4%増となり、コロナ禍前の2019年水準を上回るが、それ以降は伸びが減速し、2014年までの平均伸び率は2%に止まる。しかし、IEAの「ネットゼロシナリオ」に示された2030年目標達成のためには、約12%の需要削減が必要となっている。

■フィールドレポート
○ガス化発電方式による「トリジェネレーション事業」
/エア・ウォーター(株)/赤阪秀史
2021年7月より、長野県安曇野市にて国内初となる木質バイオマスガス化発電方式による発電、および発電時に排出される熱と炭酸ガスをトマト栽培に有効活用するトリジェネレーション事業を開始した。本稿では、事業、設備の概要を紹介する。

○上水道管設備を利用したマイクロ水力発電事業について
/合同産業(株)/市野英二
上水道に新たな付加価値をつけることで、新しい水道事業の将来像を描いていく。日常生活の中で利用されている上水道設備を活用することで、身近な場所での脱炭素社会を目指すと同時に、分散型電力防災ネットワークの構築を可能とする。その第一号案件がスタートした。

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