クリーンエネルギー 2021年11月号 PDF版

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■テクニカルレポート
○環境省「低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)等による家庭等の自発的対策推進事業」の取り組みと成果
/日本オラクル(株)/小林浩人/(株)住環境計画研究所/平山 翔
本稿では、脱炭素に向けた家庭部門での対策の一つの手段として、エネルギー事業者の顧客接点を通じて人の行動変容に着目した「ナッジ」活用について、環境省の委託事業として大規模実証を行った日本オラクル(株)と(株)住環境計画研究所における取り組みの内容とその結果について紹介する。

○カーボンニュートラルに向けたシミュレータ
/(株)日立製作所/宮越純一/京都大学/こころの未来研究センター/広井良典
カーボンニュートラルだけを目指す施策は、必ずしも地域経済の向上に寄与するとは限らない。政策の選択には、地域の特性に合わせてCO2排出量、コスト、自給率、地域貢献などを総合的に判断していく必要がある。

○ギ酸を原料とするカルボン酸合成技術の開発
/(株)日本触媒/岡田雅希・奥 智治/(国研)産業技術総合研究所/竹内勝彦・松本和弘・崔 準哲
CO2/H2から合成可能なギ酸を原料とする化学品合成は、CO2利用の拡大を促し、持続可能な化学産業の実現に貢献できる。本稿では、ギ酸によるアルケンのヒドロキシカルボニル化用の新規触媒を開発し、高圧条件や添加剤を一切使用しない、安全で環境に優しいカルボン酸合成に成功したので、その内容について紹介する。

○バイオベースポリマー由来高濃度窒素ドープカーボンによるLiイオン二次電池の急速充放電
/北陸先端科学技術大学院大学/松見紀佳・コッティサ スマラ パトナイク・ラージャシェーカル バダム・金子達雄
バイオベースの耐熱性ポリベンズイミダゾールの焼成により得られた高濃度窒素ドープカーボン材料を負極活物質として、リチウムイオン二次電池セルを構築した。本負極活物質は急速充放電への優れた適性を有し、耐久性においても秀でていることが明らかになった。

○地熱発電などの深部地下開発時の新たな流動モニタリング技術の開発
/(国研)産業技術総合研究所/岡本京祐・浅沼 宏・二宮 啓
持続的な地熱発電のためには、直接目で見ることのできない地下の熱水の流れをリアルタイムに把握し、地熱資源を適正に利用することが重要である。本稿では、人が感じないごく小さな地面の揺れを利用して、熱水の流れをモニタリングする新たな手法を紹介する。

○湿度変化を利用して発電する湿度変動電池の開発
/(国研)産業技術総合研究所/駒﨑友亮
本稿では、昼夜の湿度差を使って発電することで、場所によらない環境発電の実現を目指した「湿度変動電池」の原理、性能、将来性などに関して、環境発電の研究開発動向や湿度を使った発電に関する先行技術などを交えながら紹介する。

○貴金属フリーの水電解用の新規酸素電極材料の探索
/横浜国立大学/松澤幸一
貴金属フリーのプロトン交換膜水電解用の新規酸素極として、タンタル酸化物系にマンガンを添加した二元系電極について検討した。過去の先行研究と比較したところ、触媒能の向上と電子伝導性の増大したことにより酸素発生反応の電流密度が大幅に増大した。

■エネルギー事情
○熱分野の新たな脱炭素化オプション:カーボンニュートラルLNGの普及拡大に向けた取り組み
/東京ガス(株)/坂上貴士
我が国の最終エネルギー消費に占める熱分野の割合は大きく、2050年カーボンニュートラル実現のためには、熱分野についても低・脱炭素化に向けた取り組みが重要である。本稿では、熱分野の脱炭素化を可能とする新たなオプションであるカーボンニュートラルLNGの普及拡大に向けた東京ガスの取り組みについて紹介する。

○脱炭素化エネルギーシステムにおけるクリティカルマテリアルの動向
/LNG経済研究会/奥田 誠
脱炭素化に向けた再生可能エネルギー発電やEV(電気自動車)の普及拡大に伴い、クリティカルマテリアル(レアメタル等)の需要も増大しつつあり、今後の需給逼迫も懸念されている。本稿では、クリティカルマテリアルの動向を紹介する。

■フィールドレポート
○ICILABエクスチェンジ棟
/前田建設工業(株)/今林憲一・稲田雄大
研究開発施設の管理中枢機能オフィスにて、自然エネルギーを最大限に活用しZEBを達成した事例。自然エネルギーの要素として、太陽光や卓越風、豊富な井水を建築デザインに融合させ、最大限に活用した。竣工後の1年間のコミッショニング活動で運用改善しながら、ZEBを達成した(基準値:1,081MJ/m2・年、実績:423MJ/m2・年、創エネ:924MJ/m2・年、計▲201MJ/m2・年)。

○大阪・中之島地区の環境保全
/環境工学研究所/星山貫一
大阪の中之島地区では老朽化したビルが解体されて新しいビルが建設されている。2015年には平板を積み重ねたような新ダイビルが竣工し、高さ149mの超高層ビルが大阪市の堂島川近くに聳え立っている。一方、21世紀にふさわしい中之島フェステバルタワーが完成したのは2012年のことである。本稿では、環境に配慮した新ダイビルと中之島フェステバルタワーの環境保全状況を見学してきたので紹介する。

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