環境浄化技術 2021年11・12月号

環境浄化技術 2021年11・12月号
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W2111-12

環境浄化技術 2021年11・12月号

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■特集:最新の土壌・地下水汚浄化技術
○令和元年度 土壌汚染状況調査・対策に関する実態調査結果
/(一社)土壌環境センター/奥津道夫
当センターでは活動の一環として、土壌汚染対策法が施行された平成15年度以降、会員企業を対象に土壌汚染調査・対策事業の受注実態を把握することを目的として、毎年、アンケート調査を実施してきた。令和元年度の実態調査結果を紹介する。

○掘削ずりに棲息する微生物を利用したセレン不溶化技術の開発
/(国研)産業技術総合研究所/青柳 智・堀 知行/太平洋セメント(株)/七尾 舞・森 喜彦
日本国内2ヶ所のトンネル掘削工事現場(掘削地N、およびM)で採取された基準値(土壌環境基準:0.01mg/L)以上の溶存セレンで汚染された掘削ずりを対象に、掘削ずりに棲息するセレン還元微生物の同定とその還元メカニズム解明の研究を紹介する。

○ベトナムにおける枯葉剤由来のダイオキシン汚染土壌の土壌洗浄処理
/清水建設(株)/毛利光男・馬場直紀・青木陽士・平澤卓也
ベトナム国内には、ベトナム戦争時の枯葉剤(Agent Orange)の空中散布、保管、漏洩などに由来するダイオキシン汚染土壌が多く残存している。本稿では、当社の土壌洗浄技術の概要について紹介し、土壌洗浄によって毒性の高い枯葉剤由来ダイオキシン汚染土壌の効率的な浄化ができることを示した実証試験の概要とその優れた浄化性能について紹介する。

○泥水シールド工事でのヒ素浄化事例
/鹿島建設(株)/石神大輔
ヒ素などの重金属を含むシールド泥水等の浄化方法として、鉄粉に重金属を吸着させ、超電導磁石を用いた磁気分離により鉄粉を回収して浄化するシステムである「M・トロン」を泥水シールド工事に適用した例を紹介する。

○クロロエチレン類を対象とした加温併用型バイオオーグメンテーションの開発
/(株)竹中工務店/山﨑祐二・北村 岳・舟川将史・奥田信康/(株)竹中土木/菅沼優巳/名古屋工業大学/吉田奈央子
新たに分離された揮発性有機塩素化合物の分解微生物を用いたバイオオーグメンテーション工法(予め外部で培養した微生物を土壌・地下水中に投入して浄化する工法)の実用化に向けた検討と、地盤加温技術を併用した分解の効率化について紹介する。

○難分解性油による汚染農地のバイオ浄化
/三井住友建設(株)/伊藤哲郎・小瀧光生/(株)バイオレンジャ-ズ/岩橋さおり
2019年8月の「佐賀豪雨」では、鉄工所建屋に大量の河川氾濫水が浸入、工場内の金属焼き入れ油が被災域内に流出した。流出した金属焼き入れ油の主体は「ダフニ-クエンチGS70」と呼ばれる製品(クエンチオイル)で、一般の燃料油とは異なる成分である。バイオレメディエーションによるクエンチオイルの分解性は、軽油、重油などに比べて低い(難分解性)と推察できたため、本稿では、クエンチオイルのバイオレメディエーション技術の適応性と補助資材としての界面活性剤(バイオサ-ファクタント)活用による被災農地の早期復興の可能性を検証したので紹介する。

○オゾンUFB技術を用いた直接促進酸化処理
/(株)鴻池組/大山 将・松生隆司/(株)ワイビーエム/大坪修平・宇川岳史
青森県県境廃棄物浸出水中に含まれる1,4-ジオキサンの処理に関して、低コストでコンパクトなオゾン酸化分解処理技術の確立を目指し、オゾンガスを注入する手段としてウルトラファインバブル(UFB、1μm未満の気泡)技術を適用し、凝集沈澱処理等の前処理を省略した、オゾン単独での処理もしくは過酸化水素水を併用した直接促進酸化処理について、実際の汚染地下水(浸出水)を用いて検討を進めてきた。室内試験、および現地実証試験の結果について紹介する。

○ワイン搾りかすから作った液体状薬剤のVOC汚染現場への適用
/(株)NIPPO/大橋貴志
ワイン搾りかすから作った嫌気性バイオレメディエーション用液体状薬剤のVOC汚染現場への適用性を検証するため、室内試験、および野外試験を実施した。いずれの試験でもテトラクロロエチレンなどのVOC濃度が低減し有効性を確認した。

○GC、GC-MS分析におけるヘリウム使用量の削減
/栗田工業(株)/榎本幹司
世界的なヘリウム枯渇リスクに備え、塩素化エチレン汚染地下水浄化法の一つであるバイオオーグメンテーションによる塩素化エチレンの浄化において用いられるGC-MS、GC-FID、GC-BIDにおけるヘリウム使用量の削減策を講じた結果について紹介する。

○残留性有機汚染物質に対する土壌加温を併用した原位置浄化対策
/国際航業(株)/佐藤徹朗
PFOS/PFOAの実汚染汚染地下水やPCBの模擬汚染水を用いた室内試験により、熱活性過硫酸による十分な分解効果を確認した。本稿では、昨今、PFOS/PFOAによる地下水汚染が顕在化する中、電気発熱法ハイブリッドによる原位置浄化について紹介する。

○土壌汚染調査におけるGISの活用
/(株)アースアプレイザル九州/藤井なつみ・小島 愛・林美智子/福岡大学/石原与四郎
当社は、土壌・地下水汚染評価・調査の調査効率化や、可視化による汚染リスクの予測とその精度向上を目的として、地理情報システム(GIS)を用いて主に福岡市内の土壌汚染関連情報のデータベース化を行っている。本稿では、GISデータベースの活用事例を紹介し、今後の活用における課題等について紹介する。

■特集:エコスラグの有効利用1
○エコスラグ利活用を取り巻く現状と新規利用に関する提言
/宮城大学/北辻政文
エコスラグの有効利用率は約90%であり、道路用骨材、コンクリートの二次製品用骨材、土質改良材、埋め立て処分場の覆土材等などの資材として評価が高い。しかし、品質、流通コスト、および他のリサイクル材との競合等でうまく活用できていない地域も見られる。このためスラグの特徴を活かした新たな利用用途の開発が望まれている。そこで本稿では、新規利用方法に関しての提言を紹介する。

○各種産業から発生する副産物スラグの利用用途
/大阪市立大学/水谷 聡
鉄鉱石などから鉄を製造すると鉄精錬に伴う“鉄鋼スラグ”が、非鉄金属の鉱石からは非鉄製錬に伴う“非鉄スラグ”が、副産物として発生する。これらは金属の製造に伴い不可避的に発生するので、安定的に金属を生産していくためには、スラグも安定的に有効利用することが不可欠である。本稿では、Webなどで入手できる公開資料に基づき、各産業からの副産物スラグの発生量と利用実態を紹介する。

○溶融スラグの利用拡大への取り組み
/(一社)産業機械工業会エコスラグ利用普及委員会/小野義広
溶融スラグは「粒度、粒子密度、単位体積重量が天然砂とほぼ同等」「透水性が非常に高い」「成分が比較的安定している」「減菌状態にある」などの特徴を持っており、エコスラグ普及委員会に所属している各社ではこれらを生かした利用用途の開発に取り組んでいる。本稿では、具体例を紹介する。

○溶融スラグ細骨材を用いたコンクリート舗装の試験施工
/(一社)セメント協会/伊藤孝文
当協会はセメント製造業に関する技術、環境、安全等の調査・研究、対策の企画・推進等を行うことを目的に設立され、活動の一つとして、ごみ溶融スラグの利用促進を検討する「コンクリート舗装の長寿命化・信頼性向上技術検討会」を設置している。コンクリートに溶融スラグ骨材を用いる際の注意点と、溶融スラグ骨材を用いたコンクリート舗装の試験施工事例について紹介する。

○溶融スラグ(徐冷スラグと水砕スラグ)による上層・下層路盤材の製造および施工事例
/大有建設(株)/山口真広・岩田 純/(株)北名古屋クリーンシステム/矢野芳穂/中部リサイクル(株)/大河内宝
溶融還元石を破砕・整粒した単味のクラッシャーラン(CM-40)として下層路盤へ使用し、さらにこのCM-40と溶融スラグ砂(水砕スラグ)を混合し、より高品質な粒度調整路盤材(MM-40)を製造して上層路盤にも使用した施工事例を、製造工程を含めて紹介する。

■連載
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術<参考文献編>
参考資料(4) 微生物学の革命的発展
/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

○世界の列車のトイレ 第6回
モロッコの鉄道
/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○ネットが主役に躍り出た?
/HST

○ノーベル賞と晩餐会
/環境工学研究所/星山貫一

■製品ガイド
○溶存酸素計

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