建設機械 2021年10月号 PDF版

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建設機械 2021年10月号 PDF版

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■特集:最新の遠隔映像、遠隔操作技術
○300kmの長距離操縦が可能な遠隔システム
/コベルコ建機(株)/上村 佑介・山﨑洋一郎・藤原 裕介/北海道総合通信網(株)
北海道において総延長約2万km超の自社保有光ファイバ網を運用する北海道総合通信網(株)と、過疎化が進みつつある広大な北海道内の産業・就労問題の改善を想定ケースとした重機の遠隔操作を試行したため、その活動内容を紹介する。

○ダム建設現場における各種建設機械の無人運転化への取り組み
/(株)大林組/小河原暁彦
ダム建設現場にて実施した各実証試験の取り組みについて紹介する(5G通信技術を活用した各建機の遠隔施工、自動運転ダンプトラック運行、クレーン自律運転システム)。

○ブレない遠隔支援ソリューション
/(株)ザクティエンジニアリングサービス/奥 智岐
昨今、活用が広がっている映像を使った遠隔臨場、遠隔立会などの遠隔作業支援システムの導入課題に対し、解決策として当社独自技術搭載のブレない業務用ウェアラブルカメラと、新たに提供を開始したXactiクラウドサービスの組み合わせによるソリューションの導入メリットを紹介する。

○遠隔・自動化のためのシステムプラットフォーム
/日立建機(株)/井村 進也
建設機械の多様な遠隔・自動化を実現するために、施工現場でオペレータが作業時に行っている「認識・判断・実行」を機械システムが行えるようにしたシステムプラットフォーム「ZCORE」(ズィーコア)を開発した。ZCOREは多様なセンサやアクチュエータを接続できる構成になっており、容易に機能拡張やカスタマイズを行うことができる。ZCOREを適用したプロトタイプ機を開発し、遠隔操作、マシンコントロール、自律運転を実現できることを確認した。

■技術資料
○次世代レジリエントRC造構造
/芝浦工業大学/石川 裕次
2011年Christchurch地震の教訓を経て、これまでの耐震設計の設計概念を超えて、次世代レジリエントRC構造として高強度鋼繊維補強コンクリート(SFRC)構造に関する研究を紹介する。そして、その鋼繊維を収集する画期的な建設機械を合わせて紹介する。

○ダム貯水池における流木の沈木化と堆砂進行に伴う洪水吐の閉塞リスクに関する研究
/京都大学/角 哲也・小柴 孝太/(国研)土木研究所/高田 翔也/(株)セア・プラス/村上 桂山
ダム貯水池における沈木は、従来大きな課題ではなかったものの、土砂と沈木が複合的に作用することで、洪水吐きゲートや各種取水設備の障害となりうる。現在、ダム貯水池における流木の沈木化と堆砂進行・ゲート閉塞リスクの発生メカニズムについて研究を進めている。本稿では、貯水池内の沈木の動態を把握するために、堆砂測量に用いられるナローマルチビームソナーを用いた沈木探査手法の開発を行った結果について紹介する。

○山岳トンネル工事における女性の活躍
/(株)奥村組/阿部 友美
労働基準法の改正と技術革新による省人化の促進などの影響により、近年は山岳トンネル工事で女性技術者が従事するようになった。課題が散在する現状にあって、施工のさらなる自動化等に期待する部分は少なくない。本稿では、実際に山岳トンネル工事に携わる立場から、山岳トンネル工事における女性の活躍の現状と課題について紹介する。

○小土かぶり帯水未固結地山を全断面掘削早期閉合工法とICT技術で突破
/清水建設(株)/白井 隆裕・垣見 康介
新東名高速道路高取山トンネル西工事のトンネル坑口から約230mの小土かぶり帯水未固結地山区間に全断面掘削早期閉合工法を採用することで、早期のトンネル安定化を図るとともに直上の供用市道などへの影響を最小限に抑制した。また、最新ICT技術の活用として、掘削補助工(注入式長尺鋼管先受け工)においてマシンガイダンス機能を搭載したコンピュータジャンボを活用することで、施工の省力化、安全性向上を図った。

○高尾川地下河川築造工事における連続多急曲線シールドの施工
/(株)安藤・間/荒東 伸一
高尾川地下河川築造工事は、高尾川の河川直下に延長約1.04km、外径φ6.0mのトンネルを泥土圧シールド工法で構築するものである。本工事は川幅の狭い河川直下を縦断するため、連続する多数の急曲線施工(R=16〜60m、27ヶ所)や、硬質地盤(風化花崗岩)の掘進といった非常に厳しい難条件下でのシールド工事であった。

○滑走路直下を横断するシールドの計測管理
/清水建設(株)/安井 克豊
羽田空港内の不均質で超軟弱な埋立地盤において、供用中の滑走路などの重要構造物の直下をシールドが通過するため、これらの重要構造物への影響を最小限に抑えることが求められた。本稿では、シールド掘進に伴うA滑走路への影響評価方法と計測管理結果を紹介する。

○コンパクトな車体と機能性・安全性・快適性の向上を追求した8ton吊りクローラクレーン
/(株)前田製作所/東福寺 望・中園 豪気・竹内 直樹
最近、欧州や豪州で8ton吊りクローラクレーンの市場要求が増してきたほか、国内でも代替、および新規の需要が見込めるため、当社では最新型エンジンでの開発に着手した。狭所や地下などラフテレーンクレーンや大型クローラクレーンが入れない現場での使用に期待が寄せられている。本稿では、コンパクトな車体を最大のコンセプトに開発を進め、安全性と快適性を追求し、2020年3月発売に至った、当社最大吊り能力となるクローラクレーン「CC1908S-1」を紹介する。

○国道42号尾鷲第4トンネル南部工事における施工事例
/前田建設工業(株)/松澤 郷至
国道42号熊野尾鷲道路(II期)の尾鷲第4トンネル(全長2,471m)のうち、尾鷲第4トンネル南部工事(延長1,009.6m)は坑口部周辺が採石場跡地で、坑口部約80m区間においては閉山時に盛られたルーズな堆積土砂により構成される。一方で、坑口部以深のトンネル一般部は、非常に硬質な花崗斑岩で構成されるといった、特殊な地形、地質条件であるため、坑口部とトンネル一般部のそれぞれで、多様な対策が必要となった。これらに対して、実施した各種対策や機械化・省人化への取り組みにより、2018年4月の薬液注入の施工開始より620日の期間を要して貫通、852日の期間を要して竣工に至った。本稿では、これらの取り組みについて紹介する。

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