計測技術 2021年9月号

計測技術 2021年9月号
商品コード:
A2109

計測技術 2021年9月号

販売価格/
2,200 円(税込)
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2,200 円(税込)
■特集:脱炭素エネルギーの普及を支える技術と関連機器
○水素を常温常圧で大規模輸送する世界初の国際実証
/千代田化工建設(株)/岡田佳巳
水素を常温・常圧で大規模に貯蔵輸送できる“SPERA水素”システムの世界初となる全工程の国際間水素サプライチェーン実証が2020年に完了して商業化段階に移行している。本稿では、本システムの概要と特長、および国際間水素サプライチェーン実証について紹介する。

○水素・アンモニア燃焼技術
/中外炉工業(株)/服部成真・田口脩平
脱炭素社会を目指すうえで、国内CO2排出量のうち約17%を占める工業炉分野において、化石燃料依存から燃焼時のCO2排出量がゼロとなる水素・アンモニア利用への転換は大きな意味を持つ。本稿では、当社の水素・アンモニア燃焼技術開発の取り組み状況について解説する。

○多地点水素漏洩監視ネットワークの開発
/九州計測器(株)/田中武海
将来の水素大量輸送を想定したパイプラインによる未付臭水素供給の実現には、ニオイセンサに替わる安全・安心な漏洩検知システムが求められる。当社と岩谷産業(株)は共同で、多地点水素漏洩監視ネットワークシステムの開発を進めている。

○アンモニアガス監視用レーザ方式ガス分析計
/富士電機(株)/東 亮一・岡田充泰
当社のレーザ方式ガス分析計は、直接挿入方式による非接触、高速測定が可能である。また、レーザ分光技術の適用により、他ガスの干渉を受けず長期的に安定な測定を実現している。本稿では、製品概要、およびアンモニアガスの監視に適用した事例を紹介する。

○超音波式水素流量濃度計
/パナソニック(株)/三好麻子・松田正誉・高倉裕也・佐藤真人
燃料電池の水素循環部は、高温高湿状態になっており、従来の熱式流量計・濃度計等では正確な計測が困難であるという課題がある。当社は、ガスメータデバイス事業で培った超音波流量計測技術を活かし、高温・高湿状態の水素の流量および濃度を同時計測できる超音波式流量濃度計を業界で初めて開発したので紹介する。

○水素とアンモニアの分析、計測技術
/横河電機(株)/米山謙二郎
本稿では、化学プラントにおける水素とアンモニアの分析技術の概要、および分析アプリケーション事例を紹介する。

■解説
○新しいバイオテクノロジー技術の食品衛生上の取り扱いについて
/厚生労働省 医薬・生活衛生局/浅生政徳
これまで、品種改良によりさまざまな新品種が作出され生産性の向上や食生活の豊かさが得られてきた。昨今、新たな技術として「ゲノム編集技術」が開発され、国内外での農作物等への導入に向け開発が進められている。このような状況を鑑み、厚生労働省においては、ゲノム編集技術についての取り扱いを取りまとめ運用を開始している。

○ゲノム編集技術をめぐる規制動向と産業応用上の課題
/名古屋大学/立川雅司/東京大学/松尾真紀子
農林水産分野への応用を中心に、ゲノム編集技術に対する国内外の規制動向に関して概観するとともに、産業応用上の課題について述べた。米欧、南米、オセアニア等におけるゲノム編集技術に関する規制を概観し、パッチワーク的な様相を呈しつつある点を指摘した。

○レーザー燐光法による温度分布の可視化計測技術
/(国研)産業技術総合研究所/染矢 聡
本稿では、燐光粒子を用いた温度分布計測、温度速度分布の同時計測について、強度法、二色法、寿命法といった測定方法の基礎、燐光粒子のうち液体窒素温度など低温で活用できるものを例に挙げつつ無機蛍光体粒子の一部の特性を概説した。また、気流や固液混相流の温度速度計測などの簡単な計測例を示した。高温のガス温度計測では最高1,000Kの温度計測を試みた例を示した。本手法の特徴を理解しつつ、適切に活用する上で重要な知見を与えるものである。

○ディジタル圧力計の直線性改善と同期測定技術
/横河計測(株)/栗原寛法・山下英昭
シリコンレゾナントセンサを搭載した当社圧力計は、優れた長期安定性から産業分野で広く使われており国家計量機関でも使用実績がある。しかし、直線性には改善の余地があった。本稿では、直線性を改善した技術の紹介と、調整に使用した同期測定機能について解説する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第72回
/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計マスフローメーター、マスフローコントローラー。今回は前回の特集から2年が経過したこともあり、現時点での産業用ネットワーク(産業用イーサーネットおよびフィールドバス)への対応状況に関して解説する。

○食品のトレーサビリティ 第50回
/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
産地からテーブルまでを追跡・遡及する食品のトレーサビリティは業者間の相互運用が求められる。故にシステムの標準化が必要となる。しかし、事業者間の連携は同時に人の連携なのだ。現にコロナ禍によってサプライチェーンは大きく毀損した。実は平成より30年間、世界でも類例の無い低成長に陥った我が国は貧困と孤立化を深めていった。それは高齢化社会と相まって深刻な社会問題化している。安全・安心をもたらす人のつながりに必要な食のプラットフォームを考察する。

■コラム
○第63回 センサの知能の役割と発展(2)
/山﨑弘郎

■製品ガイド
○電力計

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