環境浄化技術 2021年9・10月号 PDF版

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環境浄化技術 2021年9・10月号 PDF版

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■特集:下水道展'21大阪のみどころ
○下水道展'21大阪、下水道展'21-ONLINE-開催に寄せて
/国土交通省/植松龍二
当省では平成26年に新下水道ビジョンを策定した。そこで提示した「循環のみちの持続と進化」を進捗させるためには、制度的枠組みの整備と政策を具体化する技術の確立と進歩が不可欠であり、その最新技術が揃うのが「下水道展」である。併催の下水道研究発表会、各種セミナーやシンポジウムなどと合わせ、多くの方々に最新技術や知見に触れて頂きたいと考えている。

○「下水道展'21大阪」における大阪市の取り組みについて
/大阪市建設局/下田健司
「下水道展」が大阪で開催されるのは、1987年の第1回以来6度目、2014年以来7年ぶりとなる。開催にあたっては、「展示会業界におけるCOVID-19感染拡大予防ガイドライン」に沿った感染症対策を講じるとともに、オンラインでの情報発信を強化し、仮想(バーチャル)展示会とあわせて開催する「ハイブリット型」の展示会も計画されており、市としても「下水道事業の見える化」をコンセプトに、たくさんの方々に興味を持ってもらえるイベントや展示を予定している。

○新たなスタイルで展開する「下水道展'21」
/(公社)日本下水道協会/岡久宏史
本年8月、大阪市・インテックス大阪にて「下水道展'21大阪」を開催する。下水道事業の管理者である全国の地方公共団体等を対象に、全国の下水道関連企業・団体の日頃の技術開発の成果等に基づき、下水道に関する最新の技術・機器等を展示紹介する。

○下水道展'21大阪の出展内容紹介
/(地共)日本下水道事業団/松田和久
本年度開催される「下水道展」では当事業団(JS)として関係団体ゾーンにて展示ブースを設置するほか、併催企画として、地方公共団体職員を対象とする「セミナーJS最前線」(これまでの「技術報告会」をリニューアル)を開催する。

○下水処理は次のステージへ 創エネルギー技術で脱炭素社会へ挑戦!
/月島機械(株)・月島テクノメンテサービス(株)
当社では「すべては、未来の子供たちのために」を合言葉に、省エネ、創エネ技術の推進や再生可能エネルギー利用により、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指している。「下水道展'21大阪」では、イノベーション実現のキーとなる、当社の最新技術を紹介する。

○脱水性向上によりコスト縮減&GHG排出量削減の実現を目指す
/(株)石垣/村上裕亮
本稿では、「下水道展'21大阪」での当社の出展製品を代表し、「プラチナシステム」を紹介する。プラチナシステムは、これまでの下水汚泥の脱水技術と一線を画すユニークで実用的な革新的技術である。埋立処分、焼却、資源化など、多様化する脱水ケーキの処理に合わせ、最適な含水率まで低減可能な技術で、汚泥処理・処分に掛かるコストの縮減、温室効果ガス(GHG)排出量の削減が期待される。

○下水道のトータルソリューション
/(株)クボタ 佐藤沙耶・都築佑子・辻 研吾・髙橋雅司・吉永 洋
当社ではMBRの省エネルギー化を目的として、風量制御機能を有するMBRシステム「スマートMBR(SCRUM)」を東芝インフラシステムズ(株)と共同開発した。本稿では、システムの技術概要および事業概要を紹介する。また、下水道管路の新技術ならびに様々な水環境インフラ設備を統一的に遠隔監視・診断するためのIoTソリューションシステム「KSIS」についても併せて紹介する。

○省エネ技術でカイテキをカタチに
/三機工業(株)/阿部 聡
「下水道展'21大阪」においては、革新的な機構により世界トップクラスの省エネを実現した脱水機「SANDECG3」に加え、脱水機の維持管理性の向上を目的に、脱水汚泥の含水率をAIで予測するシステムを開発したので紹介する。また、従来型の特長を有しながらも、さらなる省エネを実現した「エアロウイングII」、省エネおよび温室効果ガス削減に大きく貢献できる「過給式流動焼却炉」も併せて紹介する。

○温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術
/JFEエンジニアリング(株)/岡田悠輔・馬場 圭
下水道資源の有効活用と温室効果ガス、大気汚染物質の同時削減を目的とし、当社と日本下水道事業団、川崎市は、国土交通省実施の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)として、平成29・30年度に「温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術」についての実証を行った。本稿では、新型焼却炉「OdySSEA」として商品化した当技術の概要と実証成果について紹介する。

■特集:ごみ処理施設におけるDXの活用
○情報技術を活用した廃棄物処理施設の事業調達における留意点
/八千代エンジニヤリング(株)/入佐孝一
近年よく耳にするDX。これを廃棄物・資源循環分野に適用しようとすれば、情報技術をうまく活用して効率的・効果的な廃棄物処理システムを構築して運用することと言える。熱回収施設などのハード技術分野においては、プラントメーカをはじめとして様々な企業や技術者・研究者が研究開発を進めてきており、事業を調達する側としては、これらの技術をうまく適用することによってその恩恵を享受することができる。

○ごみ処理施設におけるAIを活用した安定燃焼技術
/(株)タクマ/藤本祐希・河野孝志・高部真司
熟練運転員同様に、燃焼異常とその異常回避のために必要な手動操作を予測する燃焼AIシステムを開発した。燃焼AI自動運転によって、従来と同等以上の燃焼安定性能を達成し、3週間以上にわたって焼却炉における手動操作ゼロを確認した。

○小規模ごみ処理施設における技術継承
/三機工業(株)/大森聖史
郊外に多い小規模ごみ処理施設では後継者不足という課題を抱えている。この課題を解決する手段の一つとして、ごみピットクレーン運転技術のマニュアル化による技術継承、自動運転システムの構築が挙げられる。本稿では、アイトラッキング技術を用いたごみピットクレーン運転の判断処理フロー構築に向けた取り組みを紹介する。

○遠隔監視ネットワークとAIを活用したごみ焼却施設の運転支援システム
/川崎重工業(株)/國政瑛大
ごみ焼却施設の運営において、当社は最新の情報技術を活用し、自動制御技術の高度化とベテラン運転員のノウハウが必要である技術分野のシステム化を進めている。燃焼の安定化を実現するオンサイト型自動制御システムの「自動燃焼制御技術」と「ピット・クレーン最適運用システム」に加え、遠隔監視・支援システムを活用したオフサイト型支援システムの「AIを活用の運転支援システム」と「運転計画策定システム」を開発している。さらに、これら四つの技術が相互に連携する統合型運転支援システムの構築を進めている。

○ごみ水分カメラによるピット内ごみ撹拌状態の評価
/川崎重工業(株)/細井雄太
燃焼の安定性向上のためには焼却前の工程でピット内のごみ質を均質化することが重要である。当社ではピット内を効率よく撹拌するシステムの開発を進めている。本稿では、そのシステムの要素技術であるごみ水分カメラを用いて行ったピット内のごみ撹拌状態の評価ついて紹介する。

○旋回式溶融炉における炉内監視技術の開発
/三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)/原田朋弘・滑澤幸司・大貫 博
旋回式溶融炉では、炉内や炉出口の状況を常に運転員がカメラで目視監視している。運転中に灰質等が変化することで、炉内や炉出口のスラグ付着状況や開口状態等が変化するが、その良否を判定するのに個人差があり、定量化・安定化が難しい状況にある。本稿では、その問題点を解決するための、カメラ画像処理による炉内および炉出口開口部状況と旋回流状況を数値化、監視表示するシステムについて紹介する。

○ごみ焼却施設の最適運営に向けたAI運転支援システムの開発
/三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)/鈴木 航
当社では複数のごみ焼却施設の運転状況を一元管理すべく、遠隔監視・運転支援システムを構築し、各施設の運転データを分析し、得られたノウハウを他施設へも水平展開することによって、施設運営の高度化・効率化を図っている。本稿では、当社システムの現状とその高度化に関する取り組み状況、特に具体的なシステムとして構築中のMaiDAS®の概要、さらに、それらを活用した横浜市との共同研究の概要と今後の展望について紹介する。

○焼却炉自動運転システムの高機能化
/JFEエンジニアリング(株)/小嶋浩史
当社は廃棄物処理施設の焼却炉の操業を全自動化する技術を開発、2020年7月に焼却炉自動運転AIシステム「BRAING®」(ブレイング)として商品化し、運営を行っている廃棄物処理施設へ本システムの導入を拡大している。本稿では、自動運転システムの概要、導入により得られた効果ならびに今後の展望について紹介する。

○プラント運営情報をデジタル管理し活用するシステムの活用事例
/JFEエンジニアリング(株)/市川史紘・小嶋浩史
廃棄物処理施設内で個別管理されている運営および運転業務に関する情報を有効利用するために、当社は2017年度に運営施設や本社の関係者で情報を一元管理できるプラント管理システム「PAZ(Plant A to Z)」 を開発した。本稿では、このPAZのシステムの概要と活用事例を紹介する。

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話27
手に触れないごみ収集(1) 仏・パリの容器収集の変遷
/循環物流システム研究所/井上 護

○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術<参考文献編>
参考資料(3) 物質の自由エネルギーG、酸化と還元、電気力学のΔG
/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

○世界の列車のトイレ 第5回
エジプトの鉄道
/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○三密回避と雑談
/HST

◆2020年「環境浄化技術」年間総目次

◆環境装置受注統計
/(一社)日本産業機械工業会

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