建設機械 2021年9月号 PDF版

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建設機械 2021年9月号 PDF版

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■特集:低空頭 杭打ち機械の紹介
○狭隘地や上空制限のある現場で活躍するテレスコピックブームクローラクレーン
/コベルコ建機(株)/鶴見 俊樹
近年、都市部を中心とした再開発やインフラの更新、橋梁や高架下など作業高さに制限のある現場が増加しており、既存の建造物を避けながら効率的に作業ができるテレスコピックブームクローラクレーンが活躍の場を広げている。制約の多い現場環境での多様な作業ニーズに応えるため、本稿では、55t吊りテレスコピックブームクローラクレーンのショートブーム仕様を紹介する。

○超低空頭場所打ち杭工法による狭隘地・低空頭下工事への適用
/鉄建建設(株)/岩川 実郷
大都市圏の既設道路改良工事等における場所打ち杭の施工環境は、近年ますます狭隘となり、工期や工事費増大の一因となっている。諸問題を解決するために、当社では施工環境が狭隘な箇所や空頭に制限のある箇所での場所打ち杭の施工を容易にした超低空頭場所打ち杭工法を開発した。本稿では、空頭制限のある高速道路高架橋下での耐震補強(増し杭)工事において、超低空頭場所打ち杭工法を初めて採用した事例を紹介する。

○先端羽根付き鋼管杭(回転杭工法)の施工機械
/旭化成建材(株)/國松 諭
EAZET工法は、様々な施工条件に対応可能な施工機械の開発を進めてきた。特に施工機械を小型化(低空頭化)させることで、上空制限下での対応力も格段に向上している。本稿では、その施工機械の特徴と施工事例を紹介する。

○地中連続壁工法
/(株)東亜利根ボーリング/野口 欣宏・荻須 一致
従来の地中連続壁は、施工機自体が大型化されてきた経緯があったが、近年では工事状況・施工環境の縮小化傾向に伴い、大型機械では施工が困難な場所が増えてきている。このような条件化において、従来の地中連続壁工法をそのまま採用するのは困難な現場が増えてきたため、MPD-TMX機を開発した。本稿では、軽量・コンパクトな掘削機を用いたMPD-TMX工法により施工を実施した、小田急線の高架化工事について紹介する。

○空頭制限下での圧入施工に特化した上部障害クリア工法
/(株)技研製作所/宮之原朋子
我が国の社会インフラの多くは建設後50年を超える割合が急激に増加している。大規模地震や地球温暖化による気象災害も激甚化・頻発化しており、老朽化した社会インフラの補修・補強や更新が急務となっている。橋梁の補強工事では、桁下空間に十分な作業スペースがないため、工事が困難となることも多い。そういった空頭制限下での杭または矢板の施工に特化した工法に「上部障害クリア工法」がある。本稿では、上部障害クリア工法の概要および施工事例を紹介する。

○上空制限、狭小地で活躍する全回転機
/日本車輌製造(株)/近藤 雅也
全回転チュービング装置(RTシリーズ)は場所打ち杭、鋼管杭施工だけでなく、都市部再開発における障害撤去工事でも活躍する。公共土木工事から民間工事まで幅広く採用される中、全16機種を揃える。本稿では、低空頭施工に特化した「L」、「AL」、「SL」シリーズを紹介する。特にRT-120SLは掘削口径φ1,200mmの最小・最軽量機種である。

○コンパクトでパワフルで安全性が高い杭打ち機械
/三和機材(株)/田中 敏男
ALEX工法機「STM-40」は、コンパクトな機体でありながらパワフルな施工を可能にしている従来のALEX工法機の特長を踏襲しつつ、更にコンパクト化を図ったことで、新たな施工環境への対応を可能にし、現在まで多様な施工実績を積み重ねてきている。本稿では、同工法機の特徴を紹介する。

■技術資料
○各種前方探査を組み合わせた地山評価による長大トンネルの突破
/(株)大林組/小山 武志/(独)鉄道・運輸機構/吉森 佑介
北陸新幹線、新北陸トンネル(奥野々工区)は、福井県南条郡南越前町に延長4,880mのトンネルを掘削する工事である。地質は美濃帯の中・古生代砂岩、粘板岩やチャートを主体としている。最大土かぶりは500m超となり、多くの断層(11ヶ所)を伴う向斜構造を呈しているため地質が複雑に変化し、亀裂が卓越する区間や多量の湧水を伴う区間があった。このような地質リスクが想定されていたため、全線で中尺・短尺のノンコア削孔検層や坑内弾性波探査などを実施した。本稿では、これらの探査情報を活用して克服した岩相変化に富む長大トンネルの掘削について紹介する。

○トンネル覆工のコンクリート強度と品質を確保
/戸田建設(株)/土師 康一・澤村 淳美
山岳トンネルの覆工コンクリートやシールドトンネルの二次覆工コンクリートなど、コンクリートの打ち込みから脱型までの時間が比較的短い工事の場合、脱型に必要な強度発現が工事の施工サイクルに大きな影響を及ぼすことが多い。しかし、環境条件や配合条件によっては必要強度を早期に得ることが困難な場合もあり、配合変更や養生方法の工夫などにより強度発現を促しているのが現状である。こうした背景の下、コンクリートの初期強度向上を目的として、硬化促進剤と早強型膨張材を併用したコンクリートの配合を用いた施工を行った。本稿では、同工法の開発過程で実施した室内試験結果と現場適用事例について紹介する。

○8t限定中型免許枠の最大地上高32m高所作業車
/(株)タダノ/山下 輝
スカイボーイAT-320XTGは、新規開発した軽量ブームにより8t限定中型免許枠でクラス最大となる、最大地上高32mを実現した高所作業車である。本稿では、軽量化技術と共に本機種の概要と特長を紹介する。

○建設機械の自動化を実現するAIの開発
/(株)アラヤ/松本 慶太
近年、産業界で深層学習技術の研究成果を製品や業務に取り入れようという動きが急速に進んでいる。従来の制御システムと異なり、深層学習技術により画像や複数種類の入力を扱うことができ、これによってロボット内部の信号情報だけでなく、外界の情報を加味したシステムが構築可能になる。建設機械においても、適切なセンサを繋げることでその操作を自動化できると考えられる。本稿では、シミュレータ上で建設機械の操縦タスクを自動化したので、その特徴と成果を紹介する。

○急峻な岩盤斜面へ大口径杭を打設する技術
/(株)高知丸高/高野 広茂
急傾斜地の道路拡幅土留杭、地すべり抑止杭、橋梁基礎杭などに大口径鋼管杭が使用されている。崖などの急斜面の岩盤露出位置に鋼管杭を打設するには、杭の先端が横滑りするため打ち込みが困難となる。本稿では、70度の岩盤急斜面へ大口径杭を打設技術、勾配のある岩盤に杭打ち施工が困難な現場で活躍する杭打機械と施工方法について紹介する。

■話題の工法
○小土被り条件下でのボックス推進工法の施工
/鉄建建設(株)/高山 真揮
非開削工法の一つに、函体の外周の地盤を切削しながら防護鋼板を引き込み、防護鋼板内部を函体推進する工法がある。この工法には、防護鋼板を必要とし、施工延長に制限があるといった課題がある。そこで、防護鋼板を省略し、刃口に切削ワイヤを内蔵することで、施工延長に制限をなくした工法を開発した。本工法の特徴として、刃口の前方で地盤切削ワイヤを回転させ地盤中の支障物を切断しながら掘削することで、地表面変状を抑制できることが挙げられる。本稿では、本工法の概要、および線路下で土被りが小さい条件下における施工事例について紹介する。

■業界情報
○2021年4月度 建設機械出荷金額統計
/(一社)日本建設機械工業会

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