検査技術 2021年8月号 PDF版

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検査技術 2021年8月号 PDF版

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■解説
○蒸気タービン保全における複雑形状翼溝部の高効率・高精度超音波探傷技術
/三菱重工業(株)/浦田幹康・上林正和/三菱パワー(株)/増田拓郎/三菱パワーインダストリー(株)/杉田亮輔/三菱重工コンプレッサ(株)/岡田好司・中島充詞
蒸気タービンロータの低圧段においては、動翼を植え込む翼溝部には長期運転に伴って応力腐食割れ発生による動翼飛散のリスクが潜在している。当社グループでは,加工形状が複雑となるアキシャルエントリー型の翼溝部に対して、動翼を抜き取らずに翼溝部に生じる微細な応力腐食割れを検出・識別するための超音波探傷技術を開発している。本稿では、特殊な翼溝加工形状やディスク形状にも対応できる超音波検査技術の概要および検査事例を紹介する。

○鉄箔センサを用いた鋼材向け腐食環境の非破壊検知技術
/太平洋セメント(株)/工藤正智・井坂幸俊・江里口玲
鋼構造物における塗装内部の腐食を予防保全的に維持管理できる技術の開発が望まれている。本稿では、センサ機能付きRFIDと鉄箔センサを用いた鋼材向けの非破壊検査技術について、腐食環境検知性能と耐久性試験結果を示すとともに実際の社会インフラへの適用事例について紹介する。

○溶接ヒューム中のマンガン濃度計測について
/(株)IHI検査計測/知惠賢二郎
2021年4月1日より、溶接等作業で発生するヒューム中の「マンガン」が特化則の特定化学物質(管理第2類物質)に指定され,2021年度中の溶接ヒューム濃度測定が義務化された。本稿では,規制の概略や計測方法について紹介する。

■技術トピックス
〔鉄道〕
○コンクリートまくらぎのひび割れ検知
/(公財)鉄道総合技術研究所/松岡弘大・渡辺 勉・箕浦慎太郎
目視では確認できないPCまくらぎの損傷を検知するための打音検査手法について、損傷検知のメカニズム、計測手法の改良、試作機の製作、および現地での実証試験について紹介する。

■連載
○非線形超音波(高調波)法による材料・構造部材の異質部・不健全部の可視化(1)
/(有)超音波材料診断研究所/川嶋紘一郎
従来超音波探傷法より2〜3桁大きなエネルギーの正弦バースト波を入射し、材料内不健全部を揺り動かし発生した正弦波からの波形のゆがみを高調波振幅として定量化する非線形超音波画像化法の概要を紹介する。

■検査機器
○産業用CTの基礎と事例紹介
/(株)JMC/田中俊敬・後藤駿太・杉山和也
当社が産業用X線CTを導入してから6年が経過し、製造現場における存在感が増す産業用X線CT。本稿では、CT技術の原理と、利用するうえでの特有の問題点を解説し、その解決方法と当社における活用事例を紹介する。

○製造業向けIoTサービス OMNIedge
/THK(株)/髙野修一
LMガイドやボールねじなど機械要素部品にセンサを装着して状態を見える化できる、現場ですぐに使えるIoTサービスOMNIedgeの経緯と現状を紹介する。

■特集:赤外線検査技術の最前線
○赤外線画像を用いたコンクリート表層部および鉄筋の劣化状況把握に関する基礎的研究
/法政大学/溝渕利明
赤外線画像を用いたコンクリート表層部の鉄筋腐食から表面ひび割れ発生までの劣化状況推定手法について、コンクリート表面部の冷却後の温度変化に着目した基礎的な室内試験結果について紹介する。

○近赤外線カメラを使った「火炎検出システム」と遠赤外線カメラを使った「体表面温度測定システム」への応用
/(株)アートレイ/小森活美
用途が広がる「近赤外線InGaAsカメラ」の仕様と、非接触で温度を測定するあるいは熱の分布を監視する事等に使われる「遠赤外線カメラ」について解説し、応用例として火炎検出カメラシステム“辰五郎4号”と、体表面温度測定システム“検之介”を紹介する。

○Xenics社製近赤外ラインスキャンカメラとそのアプリケーション
/(株)アド・サイエンス/岸 祐輔
Xenics社の最新の近赤外ラインスキャンカメラManxシリーズの性能を解説し、これまでにない高速なラインスキャンカメラのアプリケーション例として食品検査とOCTを紹介する。

○赤外線サーモグラフィによる検査事例
/(株)ケン・オートメーション/矢尾板達也
赤外線サーモグラフィの高速化、高感度化により、赤外線応力測定、非破壊検査、破壊に伴う小さな温度変化やガスの可視化が捉えられるようになっており、本稿では、その事例を紹介する。

○赤外線の特性を利用した検査について
/(株)チノー/澤田浩一
検査に利用される赤外線と可視光線の特性について説明し、可視光線での検査が難しいものに対して赤外線を適用した事例を紹介する。

○設備保全を効率化するサーモグラフィカメラの機能
/フリアーシステムズジャパン(株)/石川友亮
設備保全の点検、報告において負担であったデータ取得から処理プロセスの負荷を軽減する機能とソフトウェアを紹介する。

※ご注意※
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