計測技術 2021年7月号

計測技術 2021年7月号
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A2107

計測技術 2021年7月号

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■特集:スマート保安の現状 1
○高圧ガス保安分野におけるスマート保安の現状と将来像
/経済産業省
当省では、官民が連携して今の技術革新やデジタル化、少子高齢化などの環境変化に対応した産業保安に関する主体的・挑戦的な取組、いわゆるスマート保安を強力に推進するため、官民のトップによる「スマート保安官民協議会」を昨年6月設置した。また、高圧ガス保安室ではスマート保安官民協議会のもとに設置された高圧ガス保安部会において官民によるスマート保安の実践に向けた具体的なアクションプランをとりまとめた。

○スマート保安で活躍する技術
/電気通信大学/新 誠一
プラントの生命線である保安をスマート技術で見直したスマート保安について論じる。そこで、必要となる技術、考え方を整理し、これまで唱えられてきたデジタル化、ユビキタス化、IoT化などとの違いを明白にする。同時に、自動化が進むプラントでの人の役割にも言及する。

○ヒューマンエラー対策とスマート保安
/(国研)産業技術総合研究所/中田 亨
ヒューマンエラーは事故の大きな要因である。スマート保安は、情報技術を活用してリスクに備えるものだが、当然、人為ミスの抑止は主要な目標となる。本稿では、最近の保安システムにおけるヒューマンエラー対策技術の事例を紹介し、課題と方向性を論じる。

○工場スマート化への取り組み
/日本エイアンドエル(株)/嵯峨山貴彦
2018年より工場のスマート化に取り組み、異常予兆検知システムを導入。AIやIoT化による業務代替を検討しながら、セキュリティ対策にも注力している。2020年からは、データ利活用できるよう、データ連携基盤の構築に取り掛かり、デジタルツインの実現を目指す。

○保安の高度化に向けた先進的な技術の導入
/出光興産(株)/蓮池達也
当社北海道製油所では、ベテランの勇退や設備の高経年化という環境の中、保安の高度化と働き方改革の両立を図るため、製油所の目指す姿を描き、予見性・網羅性・管理性の三つの柱と、六つの先進技術活用の観点を元に、先進技術の評価・導入により、成果を挙げている。

○既存化学工場のPoC的スマート化導入事例
/宇部興産(株)/古屋敷啓一郎・山田幸治・林雄一郎/(株)宇部情報システム/平尾雅彦
既設化学工場のスマートファクトリー化を進めている。自動化の初期調査検討段階は、一例として防爆エリア外での利用など制約を受けるが、安価なシングルボードコンピュータのRaspberryPiを使い、必要なデータ収集や画像取得の試行をPoC(Proof of Concept)で行ない、試行結果が良ければ、実装する装置を本設計して導入している。

○保温材下腐食(CUI)発生予測モデルの開発
/旭化成(株)/中原正大
複数の化学会社の賛同を得て、過去に実施した保温材下腐食(CUI)検査結果と関連する設備情報を多量に収集した。そのデータを解析し、使用条件からCUI発生可能性を半定量的に評価するモデルを開発し、その推定精度や適用効果の検証を行った。

○スマート保安技術の導入と今後の取り組み
/花王(株)/楠 公一
設備の高経年化や手動設備からDCS化への全盛期を担った社員の定年により人財不足が当社の課題である。石油・化学プラントの保安維持の方策として、AI・IOTの新技術活用からデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進は、国内の製造各社が取り組む課題であり、当社でも最重要課題として取り組みを始めている。

■解説
○高精度近接容量イメージセンサとその応用技術
/東北大学/須川成利・後藤哲也・黒田理人・須釜侑希・渡部吉祥/オー・エイチ・ティー(株)/安田俊朗・羽森 寛
フラットパネル・電子回路基板や絶縁体・誘電体・植物内の導電物、表面凹凸などを、光を使わずに、近接容量の二次元分布として高感度・高精細・リアルタイムに計測できるイメージセンサの動作原理、開発状況、応用事例について紹介する。

■製品と技術
○無線センサネットワークを基盤とした産業用IoT(IIoT)の導入
/東邦電子(株)/鶴畑清臣
AIとの補完的連携で実用化が加速しているIIoT(Industrial IoT、産業用IoT)の企業システムにおける位置付け、データ収集基盤としての無線センサネットワークneoMOTE(ネオモート)の構成と特長、および事例と活用のポイントを紹介する。

○配管・タンク内付着物の状態監視を可能にした新センサの開発
/エンドレスハウザー ジャパン(株)/上村 周
配管内・タンク内に発生する付着物の状態を監視する新しいセンサとして、当社より「Liquitrend QMW43」を開発した。本稿では、Liquitrend QMW43による食品・飲料プロセスにおける洗浄効率化のメリットとそのための技術を紹介する。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第48回
/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
このところSDGsが喧しい。同時にSDGsに疑義を構えた「人新生の資本論」がベストセラーになっている。食品トレーサビリティは本より食品という人の生存に必要不可欠な財の信頼性担保の仕組みに必要な要素技術だからだ。しかし、今日グローバル化しかつ複雑化するサプライチェーンの可視化の必要性が求められる中に、持続可能な社会とは正反対の事案も起きている。果たしてSDGsとは何か。食品分野から考察してみたい。

■コラム
○第61回 自動化システムの使用感はセンサ次第
/山﨑弘郎

■製品ガイド
○温度調節計

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